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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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2 0 2 5 年(草巳)○05月 宝巳 // 移 動 祝 祭 日 |
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■05月分一覧 (2025年○目次) |
一穂ミチ○パラソルでパラシュートの密かに笑える降下先(2025_0501) |
大谷朝子○がらんどうに潤いはなし(2025_0510) |
加山雄三○俺は100歳まで生きると決めたと格好をつける(2025_0517) |
坂本葵○その本はまだルリユールされていない猛毒の犠牲(2025_0524) |
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■2025年05月01日(木)鉄午 |
一穂ミチ○パラソルでパラシュートの密かに笑える降下先 |
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○大学卒業後に同人誌で二次創作の小説を書く中で、 編集者から声がかかり人生の折返し地点でもあった律音年の 07年(灯亥)に、「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー。 劇場版アニメ化もされた「イエスかノーか半分か」などBL作品を中心に活動。 DNA「禄」年だった21年(宝丑)に一般文芸作品に挑戦し、 「スモールワールズ」で、 静岡書店大賞及び吉川英治文学新人賞(22-0302/木寅)を受賞。 同作と「光のとこにいてね」が、 DNA「牽」の60年に一度の干合支合年だった 22年(海寅)に本屋大賞第3位、直木賞候補作に選ばれ、 2022年度咲くやこの花賞文芸その他部門を受賞。 安定的な力をいかんなくは発揮した24年(木辰)のDNA「玉」年には 「光のとこにいてね」が第30回島清恋愛文学賞(24-0711/陽子)を受賞し、 同年「ツミデミック」で第171回直木三十五賞(24-0717/海午)を受賞した 一穂ミチ(78-0125/灯亥*)が、 21年(宝丑)に刊行した「パラソルでパラシュート」に、 「夜間降下」を書きたしたうえ03月14日(海午)の DNA「牽」の干合天冲殺日に文庫として刊行しているので解説する。 「わたしたちの間にあった美しいことといえば、きっと出会いくらい」 これから桜が誘うという季節。 29歳、派遣切りまで一年を迎えた著名企業の派遣社員の受付嬢で 芸名みたいな本名をもつ柳井美雨は譲られた人気バンドのチケットをもって、 大阪城ホールアリーナ最前列席で踵を怪我したが、 真っ暗闇で場内整理をしていた男に「ふんすい」と告げられ、噴水前に出向き、 流されるままの人生の中で、売れない訳ありお笑い芸人の矢崎亨と出会う。 口説かれるでもなく、大阪府大阪市西成区の塒でマーキュロクロムで傷のてあて。 「ほな」と言われ、そこから大阪府茨木市の自宅まで帰っただけ。 なんてことない毎日がきらめきだす、ちょっとへんてこな恋愛小説。 結婚には興味がないし、仕事も食べていけるだけの収入があれば十分。 亨や相方の弓彦や女性芸人の千冬、 シェアハウスの住人たちと遊んで過ごす中で訪れる嵐の日々。 周りに合わせて生きてきた美雨が見つける、野良の人々の出会い。 初めてのなんていうことのない希望はなんだったか。 さらりと読むには、あっけなく痛くも泣ける大阪の日々。 コントも上等!安全ピン!夜間ではなく、やかん効果ではないか(笑)。 「つぎのことは何も決まってませんけど、大丈夫じゃなくても大丈夫です」 「かなしみの中にも笑いがあり、笑いの中にもかなしみがある、 という感覚が自分に根付いているように思う」という大阪人で、 関西大学社会学部を卒業後は、派遣社員をしながら創作活動を行い、 現在は夜間勤務の会社員で睡眠を二度にわけてとるという幸運自慢の一穂は、 「鳳」主導で、バランス感覚の持ち主で自分のなかでも、 作品のなかでも一定のルールを決めて、冷静に生き抜く。 「鳳+石」は、常識はあるが妥協も厭わず、 どちらかと言えば、だらしなかろうとがさつだろうと気にせず。 「鳳+牽」は、理論的で温厚で誠実も、流されやすい。 才能は「牽」で、格好がつく程度の名誉があれば充分。 「鳳+貫」は、利己主義で個人主義。 「鳳+車」は、大衆的で頼れるのはお金。異性ではない。 「灯+鳳+丑月」は、しぶとい。 「巳」年生まれ「灯亥」は、まとまらない方向には行きがち。 生き方を表す伴星は「牽」で、自律し隠れているものを世間に問う。 物事の始めの洩星は「石」で、共同で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、心の楽しみ。自己満足。 宿命の特長は、晩冬深夜二時頃の雨に烟る街灯。 総エネルギー222点は、可も無く不可も無く。 自身の火性は58点なのに、習得本能の木性は僅か23点。 なので出発点は二次創作だし、ひとつの形を決めて練り込む。 伝達本能の土性は38点で、それなり。 引力本能の金性は33点で、労多くして成果は疑問。 闘争本能の水性は70点で、働くことは厭わないというか大好き。 年干と日干の同一は、表裏なしで自営業の形だが、 年干支VS日干支の納音は、秘密主義者で守護神方向の母親にも打ち明けたのは、 直木賞受賞前後だというし、大きなマスクと眼鏡も出来れば顔だしNG。 深夜生まれだから、夜間勤務も可能だし、 同僚にバレても、深夜の灯火は嫌われることなく、平穏。 年干支の「灯巳」は、狭い範囲で集中力を発揮する。 運気が自分の代で急激に上がるため 孫子の代までの運気を消化してしまうので、結婚も出産も興味なし。 月干支の「雨丑」は、一人気まま気楽に時間をかけて生きて行く。 好き嫌いがハッキリしており、関わりをもって苦悩するより自力を選ぶ。 そして日干支の「灯亥」は、喜怒哀楽激しく、念入り。 周囲に土足で踏みこむわりには、自身が干渉されるのは忌み嫌う。 干支番号構成は、54-50-24で北方2点に南方1点と 極端な世界で、冒険をしているようで領域は守り抜く。 後天運は、初旬「3歳木寅」はDNA「玉」の守護神支合。 静かな環境で読書大好きな人間形成が行われるが、 年支「巳」の害は、親の世界の不穏を感じるが、 何をやっても目立つターボ運(子丑天冲殺回り)もはじまり、 道を誤らねば、その気になって概ね良好。 2旬「13歳草卯」は、DNA「龍」の半会で改良改革。 新たな挑戦で、光輝く個性。 3旬「23歳陽辰」は、DNA「石」の妥協で派遣社員。 BL世界にデビューを飾る。 4旬「33歳灯巳」は、DNA「貫」の納音で清算もあり正規社員か。 現在の5旬「43歳山午」は、DNA「調」の独創的才気を発揮する10年運天冲殺。 月干干合で進み行く方向の変化は、一般文芸に進出。 この時、月干「雨」は干合で「灯」になり、 干合真性火性天干一気突入で、激しく燃えさかる。 さらにこれに10年運天冲殺の応援もあり、直木賞受賞までたどりつく。 今後は6旬「53歳畑未」が、主導DNA「鳳」の自己確立の半会で、 10年運天冲殺も確固たる成果ありで、自分のやりたいことをする。 7旬「63歳鉄申」は、DNA「司」の害で、欲をかけば派手な金銭物質の裏切り。 8旬「73歳宝酉」は、DNA「禄」の放出。 年支「巳」VS月支「丑」の三合会局まであり、裸一貫で燃え尽きるのか。 兄が一人いて少年漫画の影響を強くうけたのは、 同格の「灯」の存在。とはいえ乗りこえられたのは納音で目標にできたから。 字を書く以外は左利きといのも、納音の影響だが、 書店の店内放送の声と筆跡で同僚に身バレするというドジぶりは笑わせられるが、 懸念されるのは、これだけの成功を手にして、 これといった感謝や奉仕の話が聞こえてこないこと。 それでは、晩年の害がかなり利いてくるだろうから心配だ〜☆ |
■2025年05月10日(土)畑卯 |
大谷朝子○がらんどうに潤いはなし |
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○22年(海寅)のありえない水性のDNA「調」の害年という、 妙な力を目一杯発揮してしまった守護神害年に、 新型コロナ感染症が蔓延していたなかでルームシェアする女性二人を描いた 「空洞を抱く」で、すばる文学賞(22-0902/山午)を受賞。 これを改題した「がらんどう」で、 23年(雨卯)のありえない水性のDNA「鳳」年にデビューした 大谷朝子(90-0317/宝巳)が、引力本能強化の主導DNA「禄」年を迎えた 03月25日(雨巳)のありえない水性のDNA「鳳」日に、同作を文庫化し刊行した。 「ルームシェアっていうの、やらない? もっと広い部屋に住めるし、生活費も節約できるし、家事も分担できるよ」 「若い人たち同士ならわかるけど・・・・・本気なの?」 「四十過ぎた女二人が同居しちゃいけないって法律はないよ」 「でも、普通はしないよ。あと、わたしまだ三十八だよ」 意を決してマッチングアプリに登録しても、 ロマンス詐欺みたいにマルチ商法に誘われそうになったり、 人生で一度も恋愛感情を抱いたことがない 横浜駅徒歩15分にある印刷会社の経理部の古株として働く平井と、 副業として3Dプリンターで死んだ犬のフィギュアを作り続ける菅沼。 二人組アイドルグループ「KI Dash」の推し活で繋がったが、 同担ではなく推しは異なるので争議にはならない。 鶴見駅から徒歩10分になる二人のコロナ禍での2DKの共同生活は、 心地よく淡々と過ぎていくが――。 恋愛、結婚、出産、家族・・・・・どんな型にもうまくはまれない、 でも、特別じゃない。 今を生きるすべての人へ、さまざまな属性を越えて響く「わたしたち」の物語。 38歳の平井は結婚や出産を望む気持ちと、それを諦めきれない葛藤を抱えている。 一方、42歳の菅沼はシステム会社から平井の職場に派遣されていた際に知り合い、 二人組アイドルグループの推し活を通じて親しくなった友人同士だ。 菅沼は副業として3Dプリンターで亡魂犬のフィギュアを作り、 過去に消防士を目指していた経歴や、 恋人との関係を持ちつつも独自の価値観で生きている。 共同生活は家事の分担や生活費の節約により、心地よく淡々と進むが、 平井は菅沼の外泊時の部屋に「がらんどう」な空虚感を強く感じ、 互いの存在が心の空白を埋め合っていることに気づく。 平井は恋愛や結婚といった「普通」の枠に収まらない自身の人生に悩み、 菅沼もまた、世間の価値観から自由であるように見えつつ、 独自の「空洞」を抱えている。 物語は、二人の微妙な距離感や相互の救い合いを通じて、 恋愛、結婚、出産、家族といった社会的な期待に縛られず、 特別ではない「今」を生きる女性たちの姿を描くが、 菅沼は20年以上追っかけてきた推しが、 15歳年下のグラビアアイドルと電撃結婚をして急激に萎えていった。 そんな矢先、熱海への傷心旅行につきあったが、 そこで出会った単身赴任中の既婚者の男と菅沼が関係を持ち、 急速に二人の関係に隙間が拡がっていく。 コロナ禍の閉塞感や現代的なテーマが織り込まれ、 温もりと虚ろさを同時に感じさせてくる! 千葉県で誕生。慶應義塾大学文学部仏文学専攻を卒業後、 神奈川県横浜市在住の大谷は、DNA「禄」主導で、 自己顕示欲抜群で、自分が認められたいという特別意識を持ちながら、 強い引力本能を放ちながら、あらゆるもんをお引きよせていく。 才能も「禄」で、目立とう根性。 「禄+龍」は、お人好しだけど、やみくも。 「禄+石」は、他人を上手に使う。 「龍+龍」は、始めると止まらないで、ブレーキが壊れたような状態。 「石+石」は、集団のなかで変わり者。 「宝+禄+卯月」は、適職がみつかるまで時間を有し、 異性には裏切られたり距離をおかれやすい。 「午」年生まれ「宝巳」は、カワイイのは自分。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない人生。 物事の始めの洩星は「龍」で、故郷や組織から離れて。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の工場地帯の花壇にある 花を装飾するように整列した小石のようなもので待ちの姿勢。 総エネルギー213点はまずますだが、花の種子みたいな木性は僅か27点で、 主役は工場なので申し訳程度の脇役も主導DNA方向なので欲深い。 自身の金性は陰陽あわせて45点で相応に強い自我。 栄誉や異性に稼働力の火性は57点で常に注目浴びたい。 習得本能の土性は実に84点もあり埋もれやすい。 そして守護神水性の発信力はゼロなので、磨かれることのない野人で獰猛。 水がないから花壇の花も開花せずどころか発芽も困難。 工夫するよりは極端な環境設定は楽なので女同士の連携。 本来、宝石は光輝いてこそだが、 鈍い光を放ち、洗練されたいのに、鈍くさくなりかねない。 声が小さくてマイクがないと喋れないのは、 伝達本能水性の欠如なので、やむをえまい。 年干支の「鉄午」は、孤独ゆえに明るく振る舞う。 過保護が似合わず甘えが激しいと感情むきだしになる。 月干支の「畑卯」は、新たな生き方を模索する開拓者。 自由人で気短で向こう見ず。 そして日干支の「宝巳」は、偏見や差別をもたないが弱々しく、 直観で様々なことを判断するが、逞しさなくひ弱。 干支番号構成は、07-16-18東方と南方の限定領域で、 西方も北方もないので、まとまには欠けるのかも。 後天運は、初旬「4歳山寅」は、DNA「玉」の害。 親との折り合いが良くなかったのか、鬱陶しく感じる迷惑な存在で、 なにをしても王道とは言えない笑えるような結果になりやすくなるものの、 年支「午」の半会はあったので、欲得さえだせれば事切れることはなかった。 木性の方向は主導するが、野菜嫌いで母親に、 「レタスを食べればうさぎなれる」とそそのかされ、 一生懸命レタスを食べたのも、まさに「玉」の害だろう。 2旬「14歳灯丑」は、DNA「車」の半会。 年支「午」の害で、簡単には進めなかったが、野人の闘争力で、 「丑」内「雨」の力を借りて、なんとか成果をだし、生きながらえたもの。 この頃には作家を目指していて、中学校の弁論大会でクラス代表になり、 「わたしの夢は、作家になることだ。 この先また将来の夢は変わっていくかもしれない。 でもそのたびに、うさぎになりたくてレタスを食べた気持ちを 忘れないようにしたい。」と宣言していたそうだ。 3旬「24歳陽子」は、DNA「牽」の異性を意識。 「子」内「雨」の力を借りて、社会参加もして結婚に漕ぎ着けたか。 栄誉なので、滑り込みで、すばる文学賞を受賞してデビュー。 現在の4旬「34歳草亥」は、主導DNA「禄」の自己確立ばかりか、 「亥」内「海」の恩恵をも受ける能動的天剋地冲で、自信満々。 異常環境で生さえすれば、特別条件付10年運天冲殺も稼働し、 手始めに単行本の文庫化で勢いをつけて、書きたい作品を書く。 今後は5旬「44歳木戌」が、DNA「司」の特別条件付10年運天冲殺。 家庭的ななかにも、あり得ない発想で、進み行く方向の変化を見せれば、 異様な引力本能を発揮して、目立っていく。 6旬「54歳雨酉」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺半会で、 あり得ない水性とセットでもあり、発信力最強で広く名前を売る。 7旬「64歳海申」は、DNA「調」の10年運天冲殺支合刑で、 ありえない丁寧さや傷つけあって女子力を磨いたり、 女性の反撃みたいな世界で、飛躍的力を安定的かつ極端にだして躍動あり。 8旬「74歳宝未」はDNA「貫」の意固地。 さすがに40年間の10年運天冲殺を抜けて、くたくたで脱け殻。 ここに到達できる保証もなく、そこには成功に対する 感謝や奉仕の活動が「禄」主導らしくできたかによるだろう。 なお大谷は、未だ何らかの職にはついているようだが、 結婚しているが、寡黙な水性ゼロ(DNA鳳/調なし)らしく 仕事や配偶者については情報をださない。 とはいえ、昨年(24年/木辰)のDNA「司」年には出産を経験。 著作とは全く違う世界を目指しながら、 「初めての育児で毎日可愛いと眠いを反復横跳びしております。」と、 そこは野人らしく、作家の顔など忘れ去った素が笑える。 そう、野人はやはり笑える人なのだから〜☆ |
■2025年05月17日(土)陽戌 |
加山雄三○俺は100歳まで生きると決めたと格好をつける |
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○若大将の愛称であまたに知られ、 歌手は引退しても様々な音楽活動に携わっている加山雄三(37-0411/山辰)が、 雪崩にあったり圧雪車の下敷きになったり、 脳梗塞や小脳内失血など乗りこえて生きながらえてきた 生い立ちや裏話や若い人との交流や今後の姿勢など 現在進行形で行う全ての活動を自慢している 『俺は100歳まで生きると決めた』を 昨年(24年/木辰)のDNA「車」年の 04月10日(木辰)のDNA「車」の「木辰」重なりに刊行している。 まだやりたいことがある。だから若大将は生きる。 新たな音楽活動に挑んだ70代から愛船の火災と病に見舞われた80代、 そして未来を見据えた余生まで。旧友たちに思いを馳せながら、 永遠の若大将が語る幸福論と題した極めて読みやすいもので、 さすがに育ちの良いスターは自慢話を語ろうと嫌味にはならない。 まずはおおよその内容を知るために目次の一部をみてもらおう。 第一章「輝かしき俺の70代」 「攻める」と誓った70歳/ザ・ヤンチャーズ結成/ランチャーズからヤンチャーズ 「サライってなんだよ?」/中華料理も中華テーブルも手づくり 谷村君と別れの「サライ」/備前焼に挑戦/光進丸は人生の相棒 森繁さんとメイキッス号/赤木圭一郎との思い出、タヒチ 俺の音楽のルーツはベートーヴェン/若大将ライブハウスツアー恋は紅いバラ ゆうゆう散歩は地井武男君との縁と関心、感動、感謝 第二章「茅ヶ崎の海が俺を育てた」 いやだったフリチン/親父の水泳特訓/初めての料理体験は貝の佃煮 ピアノがやってきた/俺の第一作は「夜空の星」 「金! 金! 金!」。流れ星に願った/自作のモーターボート 憧れのプレスリー/峰岸慎一の説得で俳優に 第三章「俺の芸能生活、山あり谷あり」 若大将と青大将/黒澤明さんに言われた「テレビに殺されるなよ」 三船さんとの酒席/椿三十郎の往復ビンタ ノーキー・エドワーズからもらったモズライト ビートルズとのすき焼きパーティー/「私はペリー・コモです」 多重録音にチャレンジ/「幸せだなあ」岩谷時子さんなしに今の俺はない カミさんが編んでくれた腹巻/負債23億円とローマでのプロポーズ 失われていったおふくろの鼓動/一つの卵を夫婦で分けた 圧雪車に轢かれた/紅白で仮面ライダー事件/ピアノコンチェルト完成| 第四章「80代、まだまだ青春」 桑田君夫妻、達郎君夫妻主催の80歳パーティー/桑田君の親と俺の親は麻雀仲間 達郎君とは「BOOMERANGBABY」の縁/光進丸炎上/カミさんは神様だ 最後に歌うのは海の上 第五章「今の俺、これからの俺」 52歳で禁煙/63歳で禁酒/努力しなければ、人間は衰える/毎食後3種類の歯磨き 朝ご飯が夫婦の絆を強くする/俺の新曲 等々 両親とも俳優(父は上原謙、母は小桜葉子)。 母方の高祖父は明治の元勲・岩倉具視という家系で 神奈川県横浜市神奈川区幸ケ谷の家に誕生後、 東京都大田区田園調布を経て、幼少期に大腸カタルを患い病弱だったため、 子煩悩な父は息子のために、自然環境の良い神奈川県茅ヶ崎市へ引越。 海と茅ケ崎駅の中間辺り平屋の日本家屋に、お手伝いさんは必ず2人はいて、 実家には31歳で結婚するまで過ごしたという加山は プールが二つもあるという理由で、 科目ごとの家庭教師叱咤激励のもと慶應義塾高校に入学。 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後の DNA「鳳」の半会年だった60年(鉄子)春に東宝へ入社。 同年「男対男」で映画デビューし「独立愚連隊西へ」で初主演した加山は、 DNA「牽」主導で、自己愛の象徴で、軽く格好をつけるだけでもサマになる。 才能はこの「牽」になり、王道感覚でアドリブは苦手も、いわゆるスター。 「牽+司」は、評論家的保身術優秀なのに、存外好人物に思わせる。 「牽+牽」は、格好つけるために無茶をしがち。 「牽+玉」は、とはいいながら用心深さを確保した冒険心。 「牽+車」は、忍耐力あるように見えて集団行動は苦手。 「山+牽+辰」月は、口先だけになると扱いづらいが、 スポーツで成功しやすく、説得力ある言動は周囲に影響大。 「丑」年生まれ「山辰」は、他力運で周囲が盛り立てる。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「玉」で、年下の仲間に囲まれて終える。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の雄大な森をたたえた、 温泉施設が人を呼ぶ春先のおだやかな山で、 総エネルギー284点は雄大だし自身の土性も99点あり身強。 闘争本能の木性は82点と見栄え良し。 習得本能の火性は21点で頭脳明晰とは言い難いが憎めない。 伝達本能の金性は16点で良きワンパターン。 引力本能の水性は66点でそれなりに稼ぐ。 年支「丑」に月支と日支の「辰」は、 地支全て土性となり、ファンや若い人に支えられて生きる。 年干支の「灯丑」は、先祖から与えられた因縁消化。 月干支の「木辰」は、出しゃばり目立ちたがりも悪印象なし。 そして日干支の「山辰」は、制約は多いがそれを克服して本物になる。 組織には馴染めずともじわじわと成果をあげる。 仲間が多いと、交流ばかりに時間をとられ、自分の時間がとれない恐れ。 後天運は初旬「2歳雨卯」が、DNA「司」の干合支害。 これが体調異変の理由で、ある意味ろくでもない異性に翻弄されることになる。 真面目なのにそうとばかりは受け取られず、お金の失敗の暗示も。 2旬「12歳海寅」は、DNA「禄」の自分自慢の強い引力本能。 「海」そのものも意識するようになる。 3旬「22歳宝丑」は、DNA「調」の金性強化でデビュー。 際立つ類を見ない独創的な発信方法になった。 4旬「32歳鉄子」は、DNA「鳳」の半会で同じく金性強化で、 おおいに拡がりを見せるようになるが、 変剋律30年間も始まり、苦悩すれば才能も磨かれる。 ここでは演技力や表現手段で、名があるゆえに借財も背負う。 5旬「42歳畑亥」は、DNA「石」の人間関係の苦悩。 月干干合は進み行く方向性の変化で、 月干「木」が「山」に変化で、闘争心が萎え意固地。 6旬「52歳山戌」は、DNA「貫」の納音で現実面の崩壊。 自己否定やある意味の清算で煙草も酒もやめた。 7旬「62歳灯酉」は、DNA「玉」の支合で再評価。 変剋律も抜けた守護神で悠々自適。 8旬「72歳陽申」は、DNA「龍」の半会で庶民性が強調される。 現在の9旬「82歳草未」は、主導DNA「牽」で自己確立。 ようやく自分が見えてきたところで、権威と自尊心。 今後は10旬「92歳木子」が、DNA「車」の半会で危険な成果。 ここに突入すれば、かなりくたびれていようと相応の溌溂。 さて、とてつもない借財を背負ったり、波乱万丈に見えるが、 それは初旬の干合支害も影響しているが、あえて詳細は書かないが、 戌亥天冲殺なのに父親と同じ芸能界の門をくぐったばかりか、 共通干はあろうが、年下の子丑天冲殺なんかと結婚した報い。 四人の子供がいるが、本人の名前に比して、誰も成功しているとはいえない。 つまり孫子の代までの運まで使いきってしまったということ。 高級介護施設に暮らしているようだが、 100歳まで生きるのは結構なことだが(君といつまでもか)、 希代の芸能人らしく格好はつけてもらいたいものだ〜☆ |
■2025年05月24日(土)雨巳 |
坂本葵○その本はまだルリユールされていない猛毒の犠牲 |
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○中学生のとき、落語が好きで「桂文珍の新作落語大賞」に応募し佳作に選ばれ、 13年(雨巳)のDNA「調」の害年に、 義父が亡くなるまでの1年間の介護生活を知人に話したところ 「その経験をファンタジー小説にしたら」と勧められ、 猫が主人公の恋愛小説の構想が浮かび執筆。 これが長編小説「悪党華伝」で、 第25回日本ファンタジーノベル大賞(13-0730/灯酉の最終候補作になり、 翌14年(木午)のDNA「禄」の天冲殺年に、 「吉祥寺の百日恋」と改題されてデビューし、 その後「食魔 谷崎潤一郎」より、谷崎の研究をライフワークにしている 坂本葵(83-0502/鉄寅)の 『その本はまだルリユールされていない』が、 60年に一度の干合支害年を迎えた03月24日(海辰)のDNA「鳳」日に上梓された。 「わたしの本は、まだリユールされていない。 それどころか、表紙も用意されていないし、題名すら決められていない。 わたしの本には顔らしい顔がない。 実を言えば、本文すらまだ真っさらの白紙なのである。 (中略)それでも、本を作りたいという意志だけはある。 この世にたったひとつだけの本を___。」 30歳を目前にし非正規の小学校図書館司書の中島まふみは、 父が司法書士であり、合格へのプレッシャーが半端ないなかで 司法書士を目指して猛勉強に励んでいたが、 試験に何度も落ち諦めざるを得なかった。 そして、大学卒業して以来、非常勤の派遣司書として首都圏を転々としていたが、 東京都杉並区内のかつて自身が通学していた桃園小学校に赴任することになり、 実家に帰って毎日両親と顔合わせしたくないために、 新しい生活の拠点として選んだのは、 偶然見つけた釣り堀(南魚庵)の隣にある長屋みたいなシェアハウス「リーブル荘」。 このアパートには、通称親方と呼ばれ世界的に評価される 製本職人の綺堂瀧子が運営するルリユール工房が併設されている。 小学生時代に顔をだしており馴染みともいえなくない 静かな釣り堀が併設された製本工房が併設されたアパートに暮らすなかで 大家さんの孫娘で、小学校六年生で交通事故で両親をなくしてから、 相貌失認を患いひどく引っ込み思案になりながら、 祖母の弟子として辣腕をふるう同い年の女性(由良子)との 運命的な出会いをはじめ、さまざまな人との交流を経験する。 製本の世界に触れ、本が人の心を救うことを学ぶ本好きに贈る心温まる物語で、 職場として15年ぶりに訪れた桃園小学校の小さな図書室。 かつては、隣接する区立図書館と行き来ができたが、 刃物を持った乱入者に子供が幾人も犠牲になった痛ましい事件以来、 それは叶わなくなっており、小学生六年生の時に児童書コーナーの一角で 向かい合って本を読む時間を共有した私立校在籍と思われる 名前すら知らない女の子との不思議な想い出が湧きだしてくる。 リユールとは、単に本を修復するだけでなく、 その本が持つ物語や持ち主の想いを未来につなぐ作業だと気づく。 たとえば、ボロボロになった本に新たな命を吹き込む過程で、 依頼人の心の傷も癒されていく様子を目の当たりにする。 まふみ自身も、ルリユール工房での経験を通じて、過去の挫折と向き合う。 工房の不思議な国際スミレ協会の菫の香りに、スクールカウンセラーの榊の存在。 そしてフィナーレは古本カフェ・トーカ館の 村上オーナーの依頼による本と本の結婚! (銀河鉄道の夜とアンダルシア出身詩人のプラテーロとわたし) それはオーナーと若くして亡くなった婚約者との想い出でもあったのだ。 「完璧でなくても、壊れたものでも、意味がある」 「本は人の人生を映す鏡であり、どんなに傷ついていても新しいページを開ける」 まふみが過去を受け入れ、未来に向けて一歩踏み出す姿で締めくくられる。 愛知県岡崎市に誕生。両親はともに高校の国語教師。 愛知教育大学附属岡崎小学校、愛知教育大学附属岡崎中学校、 愛知県立岡崎高等学校卒業。 東京大学文学部行動文化学科社会学専修課程を卒業し、 東京大学大学院情報学環教育部研究生修了。 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。 19年(畑亥)のDNA「牽」の支合年には、博士号(文学)を取得。 明治大学和泉キャンパス職員を経て 桜美林大学と帝京科学大学の非常勤講師であり、 東京都杉並区和田堀近辺在住の坂本は、 DNA「龍」主導で、落ち着きなく庶民的。 自分を追い込んでいきながら成長していく。 才能は「龍」で何でも疑問に思うところ。 「龍+鳳」は、気安そうで内面の葛藤濃厚。 「龍+禄」は、視野は広くはなく、目前案件に闇雲に動く。 「龍+調」は、不平不満は少なくないが向上心に変換できれば輝く。 「龍+車」は、瞬間的衝動的な行動で、無形世界への理解はいまひとつ。 「鉄+龍+辰月」は、先祖の恩恵は受けやすく、 正確おおらか他人の子には好かれるが、自身には縁なし。 「亥」年生まれ「鉄寅」はスケールが大きい。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化が必要、 物事の始めの洩星は「調」で、離別から始める。 締めにあたる導星は「龍」で、常に先のことを考える。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の陽光に照らされた 強い流れにかかった、いささか心許ない鉄橋で、 総エネルギーは241点もあるが、自身の金性は僅か11点で、 腐食が進めば呆気なく水に流されてしまうので、 頼りは陽光と大地の存在で、稼働力は積極的につくりだしていかねばならない。 とはいっても年支「亥」と日支「寅」の支合をふくむ 土性とは言え春の「草」ふくみの地支は木性一気格的にもなり 足元は揺るがないのだから、生きて行くには困らない。 年干支の「雨亥」は、自己のテリトリーに周囲を引きずり込んで勝負する。 月干支の「陽辰」は、表面温厚内面辛辣で裏切られて強くなっていく。 そして日干支の「鉄寅」は、変貌自在だが自尊心もって常に前進。 干支番号構成は、60-53-27で北方2点と南方1点の鋭角領域で得意分野のみ輝く。 後天運は、初旬「1歳灯巳」は、DNA「牽」の害。 常に不名誉と隣り合わせで、すべからくありがた迷惑の様相。 とはいえ年干支「雨亥」を天剋地冲しており、 親を乗り越えて行けば、後転的成功運型入格。意識は強い。 また70歳迄はターボ運(子丑天冲殺廻り)で、何をしても目立つ存在。 2旬「11歳山午」は、DNA「龍」の主導DNAで自己確立し、上京。 3旬「21歳畑未」は、DNA「玉」のひとつの流れに入るで、早くも結婚。 4旬「31歳鉄申」は、DNA「貫」の納音で、作家デビューに博士号取得。 現在の5旬「41歳宝酉」は、DNA「石」で進み行く方向の変化。 守護神月干「陽」は「海」になり、発信力の強化も微妙。 仲間であり集う事からシェアハウスであり群像劇になった。 今後は6旬「51歳海戌」は、DNA「鳳」の半会。 月干支「陽辰」の天剋地冲もあり、作家として没頭なら良い結果。 7旬「61歳雨亥」は、DNA「調」の支合。 孤独と闘いながら、独創的な事案に丁寧に対処も、 ターボ運もここまでで集大成へと向かう。 8旬「71歳木子」は、DNA「禄」の引力本能強化も、 感謝奉仕次第で楽なのか苦しいのか。ただし勢いはなし。 さて坂本は学生時代に、希代の反骨者で禁煙ファシズムと戦う会元代表にして、 愛称猫猫先生。恋愛の比較文学的研究から出発し、 「もてない男」を出版しベストセラーになり、 「新近代主義」の提唱を展開している小谷野敦(62-1221/雨巳)と blogを通じて心を交わし、東京大学大学院人文社会系研究科修士課程在学中の 07年(灯亥)のDNA「牽」の支合年に結婚しているが、 「小谷野さんのことが好きです」と僅か2回目のデートで愛の告白をしたところ、 瞬く間に本名を調べ上げられ、(小谷野は)以前ストーカー小説を書き上げており、 恐怖でガタガタ震えを覚えたいうエピソードがあるそうだが、 そもそも目上運の命の午未天冲殺同士が結婚するなんて自殺行為だし、 実際、小谷野の日干支「雨巳」は坂本の年干支「雨巳」を納音しており、 義母の世話で大変だったが(とはいえ作家デビューできた)、 午未天冲殺なのに水性の天干一気という扱いづらさばかりか、 年支「寅」VS日支「巳」の害持ちで表裏ありで無茶苦茶な相手のお護りは とことん疲れるようで(そもそも害の関係)、 出産しない選択は芳しいだろうが、DNA「牽」の支合年には 交通事故に遭って2度の手術とリハビリを経てようやく完治したり、 ありえないことだらけのハイリスクなことばかり。 あまり詳細を突っ込んでも仕方がないが、 坂本の感性は素晴らしくテーマも心震わせるが、 作家として大成は難しいのか、まとまりにかけるばかりか、 出版が60年に一度の干合支害年では、売れる訳もない。 二人してスケールはでかいが、お笑い芸人ではないのだから、 永遠に最高の製本はされないだろうし、いいのか、心配の種はつきない〜☆ |
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コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
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移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 5 年/ 草 巳 |
25年01月分● 25年02月分● 25年03月分● 25年04月分● 25年05月分● 25年06月分● 25年07月分● 25年08月分● 25年09月分● 25年10月分● 25年11月分● 25年12月分● |
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