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★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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ゆ う き り ん ●先生を解説中です |
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サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コラム総合○目次//茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
コ ラ ム ○ さ く い ん |
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※「移動祝祭日」は著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く頁です○ |
○07月25日(木)〜26日(金)付は休載です。本日は裏コラムと復刻版をお楽しみください☆ |
■2024年07月24日(水)畑丑 |
ゆうきりん○大江戸恋情本繁昌記 天の地本のありえない世界感 |
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○92年(海申)のDNA「司」の半会年に、 「夜の家の魔女」で第19回コバルト・ノベル大賞を受賞し、デビュー。 ルーナ・シリーズ、鉛姫シリーズなどを経て、 96年(陽子)から「薔薇の剣」シリーズ全8巻を刊行。 ほかに時代小説「群狼の牙」全3巻、 続いて「戦国吸血鬼伝」などを上梓しており、 日本推理作家協会会員のゆうきりん(67-0105/畑巳)が、 03月23日(陽戌)の守護神天冲殺日に 『大江戸恋情本繁昌記 天の地本』を上梓している。 現代に比べ、江戸の一日の仕舞いは驚くほど早い。 町境を区切る木戸は22時には遅くとも閉まり、通りからは人の姿が絶える。 文政11年1828年(山子)の晩夏。老中水野忠邦の時代。 浅草寺に近いぎっしりと立ち並ぶ家々からは、 松葉を燻した蚊遣りの臭いが漂い、その煙で月も霞んでいた夜。 令和の編集女子は、江戸時代でもベストセラーを目指す! 上野恩賜公園の桜の下に捨てられていて、 本好き勉強も苦手ではなく、給付型奨学金で大学にまで行き、 中堅出版社に勤務してエンタメ小説の若手編集女子である小桜天(そら)は、 数人の担当作家を抱えて忙しくも充実した毎日を送っていた。 ある日、浅草での打ち合わせの帰り、 編集部とトラブルになっていた大御所作家・瓦崎と出くわし、 もみ合いとなってトラックに轢かれてしまう。 だが、気づけば天はひとり、時代劇のセットのような場所にいた。 目の前には雷門があるから、浅草には違いない。しかしリアルすぎる。 混乱した天は、天狗の娘と勘違いされ、 通りかかった侍、遠野伊織(色々ワケアリ)に拾われ、 おふゆという三味線の女師匠に預けられる。 どうやらここは本当に江戸時代らしいが、 天は、明晰夢だと考えることで、なんとか正気を保つ。 しかし、どこまでもリアルな夢の中では、暑さ寒さも感じるし、腹も減る。 それはつまり、なんとかして生きて行かねばならないということだ。 おふゆに世話になりながらその術を探す内、 この時代の本作りに興味を持った天は、 遠野伊織に頼んで江戸の出版社である「地本問屋」を見学させてもらう。 縁あってそこで働くこととなったものの、 仕事にも慣れた頃、突然、主人が店を畳むと言い出した。 一難去って、というやつだったが、 店の株を伊織が買い上げ、彼が新しい主人となる。 己の句集を出したいだけの伊織に、強引に雇われ店主に据えられた天は、 おふゆに小説(戯作)の才能があることを見抜き、 令和で鍛えた編集の知恵と腕で、彼女の本を出そうと奔走し、 見事大ヒットさせるのだが、まだまだ続くようで、 葛飾北斎の娘「栄(応為)」まで登場し、 絵師ばかりか彫師も刷師も女性陣という 江戸の女たちと共に弾むように逞しく生きる令和の編集女子を描く、 大江戸お仕事小説、ここに開幕し、さらに続く! 東京都北西部の出身で、幼児期に埼玉県川越市に引越し、 高校、大学と地元を離れ、神奈川工科大学を卒業し、 10年(鉄寅)には地元に舞い戻っていたようだが、 現在は猫飼いの埼玉県民も池袋は遠くないであろう「ゆうき」は、 DNA「禄」主導で、目立ちたがり屋。 「禄+龍」は、教養に支えられた冒険心ありも、やみくも。 「禄+玉」は、計算尽くし。 「禄+調」は、組織には馴染まぬユニークな発想。 才能は「調」で、独創的な女子力で、永遠の少女。 「玉+玉」は、機転を利かし、無理はせず。 「畑+禄+子月」は、真の適職をみつけるのに時間を有し、 異性には寸前のところで裏切られる傾向。 「午」年生まれ「畑巳」は、待ち運。 生き方を表す伴星は「鳳」で、遊びで趣味みたいな人生。 物事の始めの洩星は「調」で、別れから始まる。 締めにあたる導星は「禄」で、他人により終了させられる。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の場違いな強烈な残光が控える 特別な役割をもった工場をもった街並みなのに、 人影がいないまるで映画のセットのようなもの。 総エネルギーは201点と通常人なみなのに、 自身の土性は74点と強烈で、守護神火性も76点もある、 それなりに恵まれた人といいながらも、 年干支「陽子」VS月干支「鉄子」の天剋地冲は、 生きて行くために周囲に迷惑をかけたり巻き添えにする。 そんな金性は36点で、硬質な発信力で、 冬生まれなのに水性15点は、稼ぎには見合わず。 木性ゼロ(DNA車/牽なし)は、スイッチが入らぬと必死になれず、 原則配偶者成分皆無も無限大ともとれるが、 そこは仕事に活かしていると見るのが妥当なところだろう。 年干支の「陽午」は、あらゆる挑戦を行うために、 他者の運を喰って生きるが、若いうちに苦労すれば晩年の伸びあり。 月干支の「鉄子」は、積極性のない極度の心配症で、 冷静で客観的だが、自己陶酔の結構で、妙な形にこだわる。 そして日干支の「畑巳」は、外見穏やかも内面は複雑。 自己矛盾の象徴のようなもので、組織を内側から蝕んで、 気づいたら倒している、白蟻みたいな存在。 干支番号構成は、43-37-06で西方2点に東方1点。鋭角的で極端な世界感。 後天運は初旬「10歳畑亥」は、DNA「貫」の10年運天冲殺ばかりか、 納音付きで遅咲き10代は決定的な制御不能で自己崩壊。 2旬「20歳山戌」は、DNA「石」の人脈拡がる10年運天冲殺。 年支の半会で世界も拡がり、ここでデビュー。 3旬「30歳灯酉」は、DNA「龍」の改良改革で庶民性。 ありえない変貌を遂げれば、熱い成果ありの守護神。 4旬「40歳陽申」は、DNA「玉」の刑と支合。 落ち着いた雰囲気が滲み出す守護神で自信あり。 現在の5旬「50歳草未」は、DNA「車」。 進み行く方向の変化と稼働力の上昇で刺激あり。 今後は6旬「60歳木午」は、DNA「牽」。 月干支天剋地冲で立場の変更と名誉。 7旬「70歳雨巳」は、DNA「禄」。 引力本能強化で、主導DNAのため自己確立。 8旬「80歳海辰」は、DNA「司」。 さすがに、ここまでくると疲労モードか。 木性ゼロ(DNA車/牽なし)が10年運で木性を得て、活発になってきた。 しかも今年(24年/木辰)はただの刺激的だけではなく、 立派で頑丈な木性年の到来で、広く認知されるようになる。 このありえない木性重なりで、本当の意味での格好をつけてほしいのだけれど 趣味に走ったりで終わらせてほしくないのが本音だろう〜☆ |
ありえない女性だけの江戸版元〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■当コラムはニュースではありません。自然界を模範とするBEの原理原則に基づき論評するもので、著名人を誉めたり貶したりしながら、ご自分を磨くものとして、お役立てください。出典は新聞/雑誌/ワイドショウ/ネットニュース等ですが特に記しません。お問い合わせには、お答えできかねますので、ご了承ください。また、情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。掲載情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。なお、著名人の生年月日を借りての実践鑑定であり、原則敬称略です。生年月日の表記は可能な限り、正確と判断される情報を採用しており、※は午前4時前生まれ。*は年齢詐称を示します。BEハレ//清く正しく美しく○運命向上委員会 |
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赤松健○マンガでたのしく! 国会議員という仕事の大弱点 |
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天真みちる○こう見えて元タカラジェンヌです 遅れてきた社会人篇の大間違い |
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■2024年07月18日(木)雨未 |
田中芳樹○走無常の夢のまた夢の中で悪を成敗す |
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○77年(灯巳)のDNA「車」の夢の中で 李家豊(りのいえ ゆたか)名義で応募した「緑の草原に…」が、 雑誌「幻影城」の第3回幻影城新人賞(小説部門)を受賞し、作家デビュー。 82年(海戌)のDNA「調」の守護神年より田中芳樹名義で、 スペース・オペラと歴史小説とを融合した作品 「銀河英雄伝説」シリーズを発表し、一躍認知されることになる。 同作品は88年(山辰)の主導DNA「玉」の天冲殺年に星雲賞日本長編部門を受賞。 「銀河英雄伝説」はアニメ化、ゲーム化され、 発表後40年以上経った現在でも根強い人気を維持し、 「創竜伝」や「アルスラーン戦記」などの 長編シリーズを発表する一方、 「アップフェルラント物語」などの冒険小説や ミステリ小説「風よ、万里を翔けよ」などの中国物小説を単発で発表。 06年(陽戌)のDNA「牽」の干合年には「ラインの虜囚」が。 第22回うつのみやこども賞(栃木県宇都宮市市立図書館が主催する文学賞)を 受賞している田中芳樹(52-1022/宝丑)が、 「Amie」97年号や、「小説現代増刊号メフィスト」(05年/08年)や、 99年(畑卯)の田中芳樹公式ハンドブックに掲載された作品に、 書き下ろしを加えた『走無常』を、 02月13日(灯未)のDNA「車」の四土格入格日に上梓した。 舞台は吉祥寺駅南口から徒歩5分。東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目。 井の頭公園近くにある英国雑貨店「二人の女王」(二人のクイーン)が本拠地で、 ここでは京(みやこ)という女性が「出雲瞠(ミハル)」という甥っ子に、 金童、銀童という美女美男に変身したりしながら悪を退治する 特殊な力を持った猫をお目付役としてつけて 黒猫もキジネコを眉目秀麗の少年が従えているようだが、 実際は駆けだしの走無常という役割の少年のお目付役で、 現世で成仏できずに冥土にはいらず、 生き返ったふりをして悪事を働く者を始末する。 肉体をもった幽霊に正義などなしと、役人や政治家をコキおろす! 陰陽両界の秩序を乱してはならない! 「人にして冥府の公用を務めるものあり。走無常と称う」 政治家や悪徳テーマパークの経営者らを面白可笑しく血祭りにあげる 作者らしい世間への抵抗は胸がスカッとする! 10億の並行世界を行き来しながら、体制批判をさせる 作家の胸のうちのやるせなさを文学で解決した逸品は、 陰界の亡者を取り締まる「走無常」の活躍を描く短編4編と 伝説の四兄弟乱入の書下ろし中編「天怪地奇人妖」を収録。 熊本県本渡市(現 天草市)出身。1歳のころ熊本県熊本市に移住。 熊本市立黒髪小学校、熊本市立桜山中学校、熊本商科大学付属高等学校を経て、 76年(陽辰)の干合天冲殺年に学習院大学文学部国文学科を卒業。 80年(鉄申)のDNA「石」年に、 同大学大学院文学研究科国文学専攻修士課程を修了。 大学在学中から作家活動を始め、博士課程満期退学し、 現在は東京都中野区在住で、長野県軽井沢に別荘ありという田中は、 DNA「玉」主導で、ひとつのテーマをじっくり掘り下げる性分。 「玉+玉」は、無理もしないかわりに不器用な感覚。 「玉+調」は、若年期より老成するも、世間知らずの典型で、 得意分野以外には興味をもてず。 才能はこの「調」で、何でも偏る際立つ独創性。 「玉+石」は、基本は自分なりの理屈。 「玉+龍」は、周囲と歩調とらず孤独を好み。誤解されようと我が道を行く。 「宝+玉+戌月」は、好き嫌い激しく、気に食わぬ物は破壊対象。 「辰」年生まれ「宝丑」は、待ち運。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終わる。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の波止場の交通整理機器。 総エネルギー256点は派手で、自身の金性も82点と身強。 守護神水性は71点とまずまずの発信力で、 創造力の土性も61点なので、それなり。 とはいえ、木性23点は引力本能に欠け、限定的。 火性19点の稼働力も細々ながら、流れに従う生年冲殺は仕事命。 帝王でもない代わりに、美しく輝くでもなく、 使い勝手はそこまでよくないという渋い印象は、 自己中心なのでお好きにどうぞというものなのだろう。 とはいえ「辰」年「戌」月「丑」日生まれは、 「未」がそろえば四土格入格となり(壊れるので体調不良の未月にもなる)、 あらゆる方向にも進むことが可能で、独創的であればなんでもあり。 年干支の「海辰」は、頭の回転は早く芸術志向。 一度決めたことを最後までやりぬくことを大切にする。 月干支の「鉄戌」は、洗練されないながら押しは強く、 勝てる戦はとことん闘うが、負け戦はせずの退却上手。 そして日干支の「宝丑」は、堅実で良心的だが、 自分のペースで周囲を観察し仲介もする商い上手。 干支番号構成は、29-47-38で南方西方北方で 拡がりがあるようで意外に狭く、未来に向かうような明るさもなし。 後天運は、初旬「5歳宝亥」は、DNA「貫」の頑固な守備本能も、 これといった後転稼働運は非ずも、生年冲殺のため没頭できるものに、 心血そそぐきっかけさえあれば良好。 2旬「15歳海子」は、DNA「調」の才能強化守護神10年運。 尖ったばかりか、冲殺年干支「海辰」の大半会があるばかりか、 ターボ運(子丑天冲殺廻り/実際には最初の20年は守護神で準ターボ運)も 始まるので、何をしても目立つことになり、意を決して進学のために上京。 3旬「25歳雨丑」は、DNA「鳳」の守護神で、デビューを飾り、 一定の評価を飾ることになる。 4旬「35歳木寅」は、DNA「司」で、木性強化で引力本能増大。 アニメやゲーム化などに二次使用でも、おおいに潤う。 5旬「45歳草卯」は、DNA「禄」の、感謝感激笑顔で進み行く方向の変化。 辰巳天冲殺らしい意識はさすが強くなったろう。 6旬「55歳陽辰」は、DNA「牽」の干合10年運天冲殺で、 自尊心が磨かれ、玄人以外にも裾野を拡げていった模様。 現在の7旬「65歳灯巳」は、DNA「車」の元気な10年運天冲殺で、 老いてなり多忙で、それなりの稼働力を見せる。 今後は8旬「75歳山午」は、DNA「玉」の主導DNA害。 自己確立をしつつ、さすがの晩年で病魔も怖い。 これまで舞台その他で二次使用で稼いできた田中の代名詞のような 「銀河英雄伝説」が今年始めから日本テレビ系深夜アニメ枠で公開され、 さすがに生年冲殺のDNA「司」年で地道に稼ぐ。 これらはYouTubeまで運営する30年来のスタッフ3人の有能なところ。 駅にほど近い事務所から、さらに徒歩10分の仕事部屋で悠々自適に暮らし、 86年(灯卯)に結婚した夫人は大学の3年後輩で、 現在も外国人留学生に日本語を教える身で、 資料も多く哲学道近くの自宅を田中が追い出されたというが、 毎日の電話はかかさず生存を確認していると、笑って好関係をアピールし、 良い夫婦を演出しているが、なるようになるのが夫婦というものか。 47年のキャリアで130冊を上梓、さらに二次利用までふくめ 稼いでいるのだから、パニック障害ともうまく付き合うほかないが、 さすが手書きは疲れまいかと思うが、 自己流徹底が「宝丑」なので、外野があれこれいって聞く耳を持たず(笑)〜☆ |
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■2024年07月17日(水)海午 |
植原翠○おまわりさんと招き猫 やさしい手紙と雪の町は今日も平和 |
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○15年(草未)の主導DNA支合年の守護神月(11月/灯亥)に、 小説投稿サイトエブリスタでの投稿小説「LIMIT」が Amazon.co.jpPOD文学賞に入賞。 当初は「植物」名義だったが、のちに筆名を植原翠とし、 「喫茶『猫の木』物語。〜不思議な猫マスターの癒しの一杯〜」が 初の書籍化となった植原翠(93-0408/山午※)が 昨年(23年/雨卯)のDNA「司」の干合年の 11月26日(山子)のDNA「司」の納音天冲殺日に上梓した 『おまわりさんと招き猫 やさしい手紙と雪の町』を解説する。 「一緒に行きますか? おもちさん」「吾輩も一緒にパトロールですにゃ」 町に、人に、福を招く!静岡県内と思われる海辺の・かつぶし町の 小さな交番にいるおまわりさんの小槇くんと、 「しゃべる猫」のおもちさんの優しくて心温まる物語。 ある日、2通の手紙が届く。 小槇くん宛の手紙を届けてくれたのは、郵便配達のお兄さん。 そして、おもちさん宛のそれを届けてくれたのは……一羽の鳩!? 「お手紙のやりとりをするのは、なにも人間だけではないのですにゃ」 言葉があってもなくても、伝えたい想いはきっと届く。 癒しの「あやかし」物語は、今日も事件があっても ある意味人畜無害で、平和裡に収まる安泰安心! これこそが「しゃべる猫」を受け入れる風土。 なんでも受け入れられる雄大な心の証だろう。 静岡県出身で現在は静岡市駿河区の集合住宅に在住の植原は DNA「牽」主導で、自己で定めた役割発揮をひたすら実行。 「牽+調」は、内面は品格あり穏やかも行動は大胆。 「牽+石」は、気配りはするが妥協も多い。 才能は、この「石」で、何でも受け入れるからツクモガミも仲間で協調。 「牽+司」は、評論家的で、あえて感動は淡泊。 「牽+龍」は、創造世界の庶民性で細工は流々仕上げをごろうじろ。 「山+牽+辰月」は、人を動かす。 「酉」年生まれ「山午」は、矛盾を感じない。 生き方を表す伴星は「貫」で、マイペースでも波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「調」で、別れが始まり。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終了。 宿命の特長は、晩春午前八時頃の霧に近い雨に、 うたれながらも陽光の存在を確認できる雄大な「山」で、 人々を見守ったり、地域の目安目印になるものだが、 近づきがたいかと思えば、総エネルギー190点は、 子丑天冲殺で気強さはあっても、自身の土性76点にしても、 圧倒的威圧というより自我の強さ。 役割発揮で主導する木性も剋するというよりは、 ごく優しい刺激の20点で、無理は禁物。 伝達本能発信力の金性も20点で、特別でも強烈さはなく、 他者を惹きつける魅力の水性も22点で、 本職以外にこの世界で出来る範囲は限定されており、 あれもこれもできない不器用さは否めず。 火性の習得本能52点で「山」の精神性を支えているものだろう。 とはいえ、年干「雨」と日干「山」が干合すれば、 年干は「灯」で年干は「陽」になり、これに月干「陽」を加えると、 宿命内干合火性天干一気が成立し、集中していれば目立つ。 遠くからでも火の玉のようにわかるので、派手になりやすい。 年干支の「雨酉」は、頭脳明晰世渡り巧みで、異性は踏み台程度の認識。 月干支の「陽辰」は、表面温厚中辛辣。危機的状況で失敗しても何度も挑む。 そして日干支の「山午」は、感情的にはなりづらく辛抱してだめなら諦めるも、 個人レベルの案件より集団で行う何かを得意とする。 干支番号構成は10-53-55で東方と北方2点で狭い範囲で濃い内容。 後天運は、初旬「9歳灯巳」は、DNA「玉」で落ち着いた内面強化。 比較的大人になるのは遅いが、前出どおり宿命内干合で火性天干一気入格は 小学生低学年での何らかの学びが決め手となり、 年干支「雨酉」は「灯酉」的になり、これが10年運と大半会になり、 後転稼働運型にもなるし、また78歳までは何をしようと、 一目おかれるほど目立つ存在になるターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、 さらに月支「辰」と日支「午」の隙間を埋める変則方三位で、 相当強烈な内側の充実もはかることになったのだろう。 2旬「19歳山午」は、DNA「貫」の律音。 社会にもでているはずだが、自分が大きくなって余力も加勢し、 天干一気も破格で変化をものにしてデビューにいたる。 現在の3旬「29歳畑未」は、DNA「石」の妥協や仲間作り。 本作も群像劇的になっており、複数の人々の関わりを描いていく。 とはいえ周囲との軋轢や前のめりすぎて躓くこともあり。 今後は4旬「39歳鉄申」が、DNA「鳳」の硬質でも豊かな伝達力。 物語に幅や王道感がでてくるだろうが、疲労も感じやすい。 5旬「49歳宝酉」は、DNA「調」の細やかな感性発揮。 月干の本格干合支合は、火性一気格破格と進み行く方向の変化。 6旬「59歳海戌」は、DNA「禄」 の引力本能の半会。 月干支の天剋地冲もあり、腹をくくって売れまくる。 7旬「69歳雨亥」は、DNA「司」の地道堅実。 干合と天干一気破格で、自己変革。 8旬「79歳木子」は、DNA「車」で多忙と天剋地冲。 晩年の大逆転で、なにがなんだかわからぬうちに、 危険になったり危険を好んだり熟成しながらも壊れる危険。 さて、作家は世を忍ぶ仮の姿で本業は保護猫・保護犬譲渡関連の団体に、 8年続けているが、実家はでているようだが、遠くはない。 そのあたりは親剋しの子丑天冲殺とはえ「山」なので、 大きく動けないのは仕方がないのだろうし、 今さら持続させている生業を放りだすわけにもいかない。 「姉のところで甥っ子と姪っ子と過ごして帰ってくると 原稿触ろうという気すら起きないので 子育てしながら物書きしている人マジでガチでスッゲーと思う」は この人にとっては正解だろうし、無理をすることはない。 無類の鳥好きは、火性方向で守護神。 保護猫・保護犬にしろ、普段から生き物と接している機会が大きければ、 そこに寄り添う物語も紡ぎ出すので、立派。 なお21年(宝丑)には「上の階の住人が昼夜問わず大声で歌うので 管理会社に連絡したんだけど、数日経ったがまだ注意されておらず レミオ口メンなう(起こされてしまった)」と嘆いていたが、 これは極端さが象徴された夢の中の害毒現象。 消化だと思って、焦らずじっくりだと思ってもらいたい〜☆ |
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★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年07月12日(金)灯丑 |
林真理子○平家物語の熱血と静謐の弱点 |
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○大学卒業後就職をせず、アルバイト等をしたり、広告プロダクションを経て、 宣伝会議主催のコピーライター養成講座で学んだのち 糸井重里(48-1110/畑亥)事務所の電話番などを経て、 79年(畑未)のDNA「車」年に、 西友ストアのPR雑誌「熱中なんでもブック」の編集スタッフとなり、 81年(宝酉)のありえない金性の条件なし天冲殺年にコピーライターデビュー。 西友ストア広告「つくりながら、つくろいながら、くつろいでいる。」で、 TCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞を受賞。 82年(海戌)のDNA「石」年の天冲殺明けの勢いでだした エッセイ集「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がベストセラーになる。 83年(雨亥)の大半会年に、初の小説「星に願いを」を発表。 86年(陽寅)のDNA「禄」の半会年(実質85年/草丑の主導DNA刑年最後)に、 「最終便に間に合えば/京都まで」で、第94回直木賞(86-0116/鉄申)を受賞。 95年(草亥)の主導DNA三合会局年に 「白蓮れんれん」で、第8回柴田錬三郎賞(95-1007/宝未)を受賞、 98年(山寅)のDNA「牽」の干合年では 「みんなの秘密」で第32回吉川英治文学賞を受賞、 13年(雨巳)のDNA「貫」年には「アスクレピオスの愛人」で、 第20回島清恋愛文学賞(13-1025/木子)を受賞、 18年(山戌)の干合支刑年に紫綬褒章を受章。 また、第123回直木賞(00年上半期)以降現在まで直木賞選考委員を務める他、 吉川英治文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞などの選考委員も歴任、 20年(鉄子)のありえない金性の害年には、 日本文藝家協会理事長に女性として初めて選出され、 同年文部科学省文化審議会委員(文化功労者選考分科会分属)。 第68回菊池寛賞(20-1006/海午)を受賞。 また同年には、「週刊文春」でエッセイの通算連載回数が1655回に達し、 「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定。 22年(海寅)のDNA「石」年には、日本大学理事長に女性として初めて就任。 同年、第4回野間出版文化賞(22-1104/宝酉)を受賞している 林真理子(54-0328/雨未※)が、雑誌「和樂」21年(宝丑)から23年(雨卯)まで 連載していた作品を加筆訂正した『平家物語』を 昨年(23年)11月29日(宝卯)のありえない金性の半会日に上梓している。 「平家にあらんずんば人にあらず」 なぜに「成り上がりたちがー」に嫁がねばならぬのか。 三種の神器がなければ、帝になれず。 「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」 全盛期の平家に、これほど早く滅びる日がやってくるとは、 いったい誰が予想したであろうか! 日本古典文学史上の名作を、林流の斬新解釈! 「鹿谷の謀議」「一の谷の合戦」「壇ノ浦の戦い」「大原御幸」など、 誰もが興味を惹かれる著名な場面、 現代人の心に響く部分だけを抽出して鮮やかに再構築! 名乗りもあげず作法も通用せぬ源氏の野卑な戦さは、 非戦闘員の漕ぎ手から射るという作戦をとる。 姫も女房も子もない。入水しようと大物ほど釣りあげて手柄にする。 死ぬよりもっと辛い未来もまっているのだから、急いてはならない! 疾走感あふれる展開! 美しい情景描写! そして、平安時代末期の平家・源氏・皇室を取り巻く、 薄汚い抗争に翻弄される人々の内面を、丹念に現代的に描いた! 「負けた側の女は自らを貢ぎ物にするのである。 自分はそのようなことが出来るであろうか。いや、出来ない。 自分は平家のために、我が子を犠牲にしようとしているのだから。 あまりにもつらいことが多すぎて、 ひょっとしたらこれは夢なのでははないだろうかと考えることがあった」 あの都落ち。「逃げるだけで果てるのならば、いっそ都で死にたかった。」 治部卿局、平清盛、平維盛、平敦盛、建礼門院徳子、二位尼時子、 後白河法皇、源義経、阿波内侍と、人物ごとに全九章で構成される本作は、 一章完結形式なので、どこから読み始めても楽しめる仕掛け。 これまで「平家物語」には興味はあるけれど、 前から長々続く展開に途中で挫折したという読者にも優しい。 現代小説のような感覚で楽しめる令和の平家物語になっているそうだが、 最大級の売りは、登場人物たちの心情、葛藤、心の闇の林なりの解釈だ! 平家が滅んですぐの頃、都では大きな地震があり、 人々は祟りを口にしたが、そんなことを気にしていたら 危ういものからすりぬけられぬではないか。 ある時から平家は同志となり、後継者となった。 身内にもなり、貴族の下にあるはずの武士の娘が天皇の后になったのだ。 そも娘は皇子を産み、やがて皇子は天皇となった。 「図に乗ったのは清盛のほうだ。」ゆっくりと味方は敵になっていった。 敵になったから当然のことをしたまでだ。 特に後白河法皇を中心とした物語の流れには目をみはるものがあり、 修業という言葉が浮きあがる。最終章の建礼門院との葛藤や対峙は秀逸! 山梨県山梨市出身。山梨県立日川高等学校、 日本大学藝術学部文芸学科を卒業し、 大学時代は東京都豊島区上池袋に住んでいたが、 現在は事務所兼自宅として東京都渋谷区西原在住で、 軽井沢には別荘を所有する林はDNA「鳳」主導で、 仕事も人生も楽しむことが全て。楽しくないことはしたくない。 「鳳+禄」は、引力本能抜群で特に口は達者。 「鳳+車」は、蓄積ではなく消費するためのお金好き。 才能は「車」で、行動力反撃力、犠牲的本質で、孤軍は存外吉。 「鳳+調」は、なにごとも柔軟性ありき。 「禄+禄」は、不器用なので長い年月をかけて信頼なりを構築。 「雨+鳳+卯月」は、口ほどになく現実は普通の感覚。 「午」年生まれ「雨未」は、稼働力抜群。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動が功を奏す。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく始まる。 締めにあたる導星は「車」で、全て無に返したくなる。 宿命の特長は、仲春午前六時頃の里山火災を鎮火させるべく奮闘する雨。 見た目より燃料の木性は、月支「卯」VS日支「未」の半会で、 木性が生成されるので、燃料は存分なので、炎上はともきれず。 また金性ゼロ(DNA龍/玉なし)なので、自身の水性も水源地なしで、 使い切ったら終わりなので、そこは無限大に使用せねばならなくなり、 結果的には炎上は鎮められずに、自身の本質より火事ばかり。 これは作品ばかりか、本業以外でも関わる全ての現象にでてくる。 申酉天冲殺でも金性なければ故郷に縁なく、学習機能皆無。 また創作全般は、ゼロから創作するより、素材を調理するのが得手。 なので始まりはコピーライターだったし、 当該作のように古典に題材を求め、自分らしい解釈をすると活き活き。 とはいえ、仕事に活かせるものならば、良好に推移するが、 遊興のための遊興は身のためにならずで、そこは思慮深さはないのだから、 面白ければ良いという基準は最低維持したい。 年干支の「木午」は、優しいが内側に犠牲をだす。 自覚はないから救いになるか許されぬかはともかく 本書でも後白河法皇の立ち位置がそれであろう。 月干支の「灯卯」は、観察期間は短くはないが、 準備に準備をこらしていれば、その気になってあっという間に仕上げる。 そして日干支の「雨未」は、一見穏やかでも内側の闘志は強く、 激しさや逞しさに欠けるようで、やるときはやる。 純粋で打算はないが、真面目で単純な部分は悟られやすく、 曖昧さを嫌い辛辣、また実践するか否かはともかく染まりやすく異性難。 なので平家物語も合戦より、女と男の物語。 干支番号構成は、31-04-20で西方東方南方で北方なし。冷徹領域皆無。 後天運は初旬「7歳陽寅」は、DNA「司」の堅実にして地道。 年支「午」の半会で火性強化とはいえ「寅」内木性も強力で、 金性ゼロの親縁なしは、父親の一時的失踪であり、 母親が小さな書店を営んでいたこともあり、 書物が身近にあったという無限大をクリア。 とはいえ、大味な読書少女でしかなかったのではないか。 中学時代は鈍くさく、いじめられっ子だったというが、 これは68年(山申)69年(畑酉)の夢の中の影響もあろう。 作家よりは編集者向けという自覚はこのあたり。 学習機能はないので、なんとなく編集者を志す。 2旬「17歳草丑」は、DNA「鳳」の主導DNAで自己確立。 上京して近くにあった貸本屋で、さまざまな書籍との出会いを深め、 卒業後は紆余曲折後、ようやくスタート時点にたつ。 3旬「27歳木子」は、DNA「玉」の害でありがた迷惑。 望むようにはならずとも過大評価されて、ぼらを吹きながらも、 初の著作も刊行し、直木賞まで受賞してしまうのだから恐ろしい。 さらに、この最後の最後で、恋愛に見切りをつけて、見合い結婚。 4旬「37歳雨亥」は、DNA「貫」の大半会三合会局ばかりか、 ここらはターボ運(子丑天冲殺廻り)が始まり何をやっても目立つ。 高齢出産のため体外受精で妊娠をしたと公表。 5旬「47歳海戌」は、DNA「石」の刑。 進み行く方向性の変化もあり、直木賞選考委員として、 選考課程において激しく持論を展開したかと思えば、 地元の路上で帰宅途中に、後方から来たバイクの若い男に 現金約9万円などが入ったハンドバッグを奪われ、 ひったくり被害がニュースになったことで娘に本当の年齢がバレという。 6旬「57歳宝酉」は、ありえない金性のDNA「龍」の天剋地冲10年運天冲殺で、 立場の急激な上昇で、大御所入り。 「元号に関する懇談会」では有識者委員となり、新元号「令和」制定に関わる。 7旬「67歳鉄申」は、同じくありえぬ金性のDNA「玉」の10年運天冲殺らしく、 母校日本大学の学長に就任するが、 アメリカンフットボール部の違法薬物事件問題が発覚して散々。 さすがに、異世界の二足の草鞋は容易くなかったと考えられる。 8旬「77歳畑未」は、DNA「車」で20年間の10年運天冲殺を抜け、 さすがに疲労困憊で危機的状況も考えられるが、 勢いで突っ走れば、とてつもない劣悪な衝突もあろう。 さて、林は(自分の事を知らなかった)海外赴任先から還ってきたばかりの 一橋大学出身で千代田化工建設に勤務する一般人と結婚し、 夫は現在は専業主夫というが、月干支が共通干支とはえ、 「海」と「雨」が一緒になっても感動などないので、 現在ではいささか早すぎる時期にで体外受精で出産。 娘とは共通干支はなく(夫も娘とは共通干なし)、 さらには娘の冲殺範囲までもっているのだから、 仕事優先と称して、月100万円の家政婦任せでは、親子関係も冷える。 実際、青山大学を卒業し、社会人になった娘は 親の著作ばかりか読書すらしないことになった。 このあたりは、金性ゼロは親縁もないが、 親としても満足に出来ないというものだが、 そのぶん社会貢献をしっかりできればいいのだが、 いわゆる成功者としては、それが満足でないので、 ひったくりにも遭うのだし、名誉職で楽しいと感じ学長に就任すれば、 不祥事で生きざまを問われている〜☆ |
心で読める平家物語〜→![]() |
夫(東郷順)○49-0313 |
海灯畑灯 寅卯丑-2 牽司車調石(調主導) 木性(64)火性(33)土性(44)金性(10)水性(40)/総合191 辰巳天冲殺/主導DNA(12歳草丑)/ターボ運(32歳〜) 木性過多/火性脆弱/金性脆弱 -2歳陽寅/12歳草丑/22歳木子/32歳雨亥/42歳海戌/52歳宝酉/62歳鉄申/72歳畑未〜 |
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★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年07月05日(金)鉄午 |
佐藤正午○冬に子供が生まれるの渇きと交錯 |
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○大学在学中、同郷の作家野呂邦暢(1937-0920/鉄戌)の 「諫早菖蒲日記」を読んで刺激を受け、 ファンレターを書き、返事をもらったのをきっかけに小説を書き始め、 79年(畑未)のDNA「石」の支合年に大学中退し故郷に戻り、 83年(雨亥)のDNA「司」の干合年に、2年がかりで書き上げたという 「永遠の1/2」が、すばる文学賞(83-1007/灯卯)を受賞し作家デビュー。 15年(草未)のDNA「牽」の支合年に「鳩の撃退法」で、 第6回山田風太郎賞(15-1026/草亥)を受賞。 17年(灯酉)のDNA「玉」の守護神年に「月の満ち欠け」で。 第157回直木三十五賞(17-0719/灯未)を受賞。 筆名の「正午」は、地元佐世保市内の消防署が 正午に鳴らすサイレンの音を聞いて、 小説書きにとりかかるという習慣からという佐藤正午(55-0825/山午)が、 「WEBきらら」に23年(雨卯)の干合年の01月号〜09月号に連載されていた 直木賞受賞後、七年ぶりになる新作長編『冬に子供が生まれる』が、 02月04日(山戌)の大半会日に上梓された。 その年の七月、七月の日曜の雨の夜、激しい雨の夜、 丸田優はスマホに奇妙なショートメッセージを受け取った。 現実に起こりうるはずのない言い掛かりのような予言で、 彼にはまったく身におぼえがなかった。 送信者名は不明、090から始まる電話番号だけが表示されている。 彼が目にしたのはこんな一文だった。 「今年の冬、彼女はおまえの子供を産む」 これは未来の予言。起こりうるはずのない未来の予言。 だがこれは、まったく身におぼえのない予言とは言い切れないかもしれない。 これまで三十八年の人生の、どの時代かの場面に、 「彼女」と呼ぶにふさわしい人物がいたのかもしれない。 そもそも、だれが何の目的でこの予言めいたメッセージを送ってきたのか。 丸田優は、過去の記憶の断片がむこうから迫ってくるのを感じていた──。 三十年前にかわした密かな約束、二十年前に山道で起きた事故、 不可解な最期を遂げた旧友・・・・・ 平凡な人生なんていったいどこにあるんだろう。 天神山で体験したUFOとの遭遇。東京の大学時代、高円寺での記憶。 あの時から微妙に交差して変化していった。 八月、炎天下の午後、小学生の頃からマルセイと呼ばれていた 丸田誠一郎の葬儀が行われたが、旧友の佐渡理はじめ出席者は僅か。 喪主席の丸田真秀(旧姓/杉森)は身重で孤立無援で、 母親の教師も出席していなかった。 二人の丸田の目印(手首の痣)に気づき、彼女は離婚を望んでいたという。 (夫はスーパーで女子児童誘拐の容疑で追われ、立体駐車場から転落死) 不可解な勤務先の弁当屋の元上司二名の行方不明! 謎が謎を呼びもつれる。 「かつてない感情に心が打ち震える新たな代表作が誕生。 読む者の人生までもさらけ出される」というフレコミで、 実際は、登場人物達が教え子になるという 中学校教師が初の小説執筆に挑戦したというもの。 地元テレビ局があるという土地の設定は、 東京に比較的近い印象をあたえるかもしれぬが、 九州ではない保証はない、著者に縁のある地方都市という印象だろう。 マルセイが亡くなり、マルユウが彼の代わりになる!? 先生の妻の愛車だった丸田君に譲られたボルボ240だけが残される。 平凡な人生なんていったいどこにあるんだろう。 長崎県佐世保市生まれ。長崎県立佐世保北高等学校卒業し、 北海道大学文学部国文科を中退し、長崎県佐世保市在住という佐藤は、 DNA「鳳」主導で、のんびりと趣味のような生き方。 才能も「鳳」で客観的冷静で風流な観察力。 「鳳+石」は、常識的判断をくだすが、妥協しがちでガサツになりやすい。 「石+石」は、集団には所属したい願望だが、その中で孤独でもある。 「鳳+車」は、大衆的で生きて行くための術を考える。 「鳳+牽」は、温厚で誠実も、気分屋。 「山+鳳+申月」は、閃きや直感の人。 「未」年生まれ「山午」は、なかなか動けず。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味のような人生。 物事の始めの洩星は「石」で、他者を観察して始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、精神世界で楽しみあっての人生。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の表面を植物で覆われた「山」。 総エネルギー250点中自身の土性は104点で、 子丑天冲殺なので、存在するだけで身強扱いで目立つ存在。 木性44点はガムシャラに働くというより、 体裁を整えるのが上手なので、なんとか格好をはついてしまうが、 「山」が派手に動いたら、それこそ騒動のもとなので、 周囲の植物であり、とりまく環境次第で美しい姿を維持するので、 編集者にも版元にも読者にも歓迎され、崇められる存在。 守護神火性は56点で創造力も、その燃料木性が44点なので、 見栄え良くても、寡作。 金性28点は、硬質な闘争能力強い遊び心でこれが勝負事に通ず。 水性18点は、遮二無二に仕事をしないのだから多くは望めない。 年支「午」→年支「未」→月支「申」の変則方三位はひとつの形も 日支「午」VS年支「未」の支合の想念は濃く熱いうえに型崩れなし。 年干支の「草未」は、余程のことがないと他人に嫌悪はされないが、 親にとっては品行方正か、どら息子みたいなものか極端になりやすい。 月干支の「木申」は、周囲の賛同を得られるか否かはともかく 高い理想を掲げて、そのために生きて行く。 そして日干支の「山午」は帝王として君臨するが、 感情を表にだしづらくも決断力に優れるが、冷徹ではないのに諦めは早い。 個人の利益より集団としての有り様を最優先する。 干支番号構成は、32-21-55で西方南方北方欠け、 明るい未来を描くというよりは過去を検証。 後天運は、初旬「6歳雨未」が、DNA「司」の干合支合で地道。 これは後転成功運型になるので社会参加すれば稼働して、 他者の数倍の成功を手にする可能性あり。異性への特別な興味を付加された。 2旬「16歳海午」は、DNA「禄」の刑。 引力本能を強化しうようと思えば衝突あり。面倒になれば大学も諦めて中退。 そもそも始まりは73年(雨丑)の干合支害始まりなので、 だらだらと北海道に居ても縁はなく、舞い戻りは納得できぬことはない。 3旬「26歳宝巳」は、DNA「調」の方三位。 極めて特殊な独創的風合いのある丁寧な伝達本能。 このなかの引力本能年でのデビューは自然な流れ。 4旬「36歳鉄辰」は、DNA「鳳」の主導DNAで自己確立。 ここから生きて行く術の覚悟を決めた。 5旬「46歳畑卯」は、DNA「石」で進み行く方向へ変化。 年支「未」の半会は、相応に世界も拡がる。 6旬「56歳山寅」は、DNA「貫」の大半会で存在感増す。 月干支の天剋地冲は、立場の変化で直木三十五賞に到達。 現在の7旬「66歳灯丑」は、DNA「玉」の守護神10年運天冲殺。 害もあるので、体調不良もありながら、全般的にはありがた迷惑。 「玉」なので教師が主体となる作品にもなった。 今後は8旬「76歳陽子」は、DNA「龍」の守護神10年運天冲殺で、 あらたな庶民的挑戦で、通俗的であればなお喜ばれる。 さて、佐藤は家系に馴染みのない子丑天冲殺であるが、 夢の中で北海道で挫折して、だからといって故郷へ戻る選択肢はあるまい。 東京であろうと大阪であろうと、どこでもいいが。 そんなに競輪が好きなら、九州に拘らず全国好む場所で良かったはず。 長い時間をかけ頂点にたどりつくのは悪いことではないが、 それでももう少し早く世に認められるべきだったろうから残念でならない。 だからこそ、主導DNA天冲殺(20年/鉄子)や 天冲殺害年(21年/宝丑)に、コロナをはじめ体調不良にもなってしまった。 本来なら本作はもっと早く読者に届いていたかもしれないのだ〜☆ |
混同せぬように噛みしめたい〜→![]() |
★4.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年07月01日(月)陽寅 |
岡崎隼人○だから殺し屋は小説を書けない。の夢の中 |
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○06年(陽戌)の守護神DNA「調」年に、 「少女は踊る暗い腹の中踊る」で第34回メフィスト賞を受賞し、 帯には「子供たちのダークサイドを抉る青春ノワールの進化形」との 煽り文句でデビューするも、その後は沈黙が続けていた 編集者にしてコピーライターの岡崎隼人(85-1222/草未)が、 主導DNA「龍」の半会年(23年/雨卯)に書き上げたと思われる 『だから殺し屋は小説を書けない。』が、 03月12日(草亥)の大半会日に上梓された。 飛び散る骨、舞い上がる車、迫りくる刺客なんて「もう、たくさんだ」。 美しき男たちが血で描く「愛の神話」 伝説の殺し屋・和尚に拾われた、天涯孤独で自らも殺し屋となった青年・雨乞。 和尚への忠誠を誓う雨乞だが、唯一誰にも打ち明けていない隠し事があった。 それは、ある作家の小説を読み、隅々まで暗記し、自らも小説を書くこと。 「小説はいい。嘘である。たわごとである。 すべてが手の中で完結し、現実に何の影響ももたらさない」そう考えていた。 そして食事も満足にとらずに、完全栄養食のレトルトパウチだけ。 盛夏のある日、駐在警官・藪池清を始末する命を受け、 瀬戸内海の小島へと向かった雨乞は、小さな違和感を抱く。 依頼人の正体は?この男を殺す目的は?なぜこの場所で? 雨乞は真相を探るため、24時間の猶予を貰った。 意外で新鮮だった駐在警官のもうひとつの顔、そして奇妙な尊敬と連帯。 和尚の意志を伝えてくる「鳩」を別にして、残された訓練された殺し屋は3名。 残虐非道の骨の破壊屋「煮こごり」、 まるで少女のようでありながら鋭利な「花時計」。 「雨乞」は、敵となったかつての仲間の攻撃をかわしながら 真実にたどりつけるのだろうか。拷問せよ!心を殺せ!それが殺し屋だ! おまえが最終試験で殺めたのは、誰であったのか。 人生を変える1日が始まった。 岡山県岡山市出身で現在は岡山市北区在住と思われる岡崎は、 DNA「龍」主導で、物事の背景を重要視する。 才能も「龍」で、恵まれると精神苦となり、防御より回避が得手。 「龍+禄」は、滲み出る教養に冒険心も所有するが視野は広からず。 「龍+貫」は、忍耐力はあるが、精神的には質素で軽口も叩かない。 「龍+司」は、用心深く、自己のテリトリーが逸脱せず。 「草+龍+子月」は、他人とは脳波は違うが夢のお告げでもないと動けず。 「丑」年生まれ「草未」は、他者への束縛力があるので孤立しやすい。 生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれたものを表に紹介する。 物事の始めの洩星は「龍」で、一人で始める。 締めにあたる導星は「司」で、家族や同志と共に終わる。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の山の表面を覆う枯れて萎える寸前の草花で、 総エネルギー194点は季節を考慮すれば身軽で、圧倒的強者ではない。 自身の木性は54点で相応な存在感だし、 引力本能の土性も49点で、まず喰うには困らないうえ、 習得本能の水性も52点で、それなりの知性も備わるが、 守護神火性の伝達本能は僅か16点しかないので型どおりの発想。 闘争本能の金性の正体も「宝」で23点では、 お馴染みの特別意識の高い鋭利な手法になりやすい。 また、年干支「草丑」VS日干支「草未」は納音持ちは、 あえて私生活を明かさず、寡黙。 それでいて月支「子」VS日支「未」の害は、 何事も思い通りにならず、ブレは止まらない。 頼れるは、血をわけた者になるが、ハミダシ運の辰巳天冲殺としては心許ない。 年干支の「草丑」は、叶う叶わぬは別にして凡庸で安楽人生志向。 忍耐力はあるので、多少の傷でも痛まない。 月干支の「山子」は、大人と対等に過ごし物事を妄想的加工を加える。 一般的平均的な家庭に育たぬと異常な発想が際立つ。金さえあれば大丈夫。 そして日干支の「草未」は、非個性没個性にもなれ、他者と融合するが、 孤独を嫌うので群れたがり、気分転換も得手ではなくどら息子にもなりやすい。 干支番号構成は、02-25-32で東方南方西方で、熱い領域を求める。 後天運は、初旬「5歳灯亥」の半会は、守護神DNA「鳳」。 表現者としてゆとりやくつろぎを求めスピード感希薄。 年支「丑」月支「子」に連なる内向きの冬の方三位の完成で、 物事の結果に最大級の関心ありで、過程は重要とはしない。 2旬「15歳陽戌」は、DNA「調」の極端な方向性。 守護神なので、06年の「陽戌」重なりだった社会参加直前に受賞。 その後は気を良くしたのか、組織に属せず自由な身でいた可能性大。 3旬「25歳草酉」は、DNA「貫」の意固地で保持。 年干支「草丑」の大半会はあるため、社会的な顔は維持できたが、 成長したりするものではなかった模様。 現在の4旬「35歳木申」は、DNA「石」の理想と計算。 そして仲間というのも大きい要素で、功を奏した。 今後は5旬「45歳雨未」が、主導DNA「龍」で自己確立。 月干干合は進み行く方向の変化で、自分を活かす道を悟か。 月干「山」は「陽」に10年運は「灯」の脆弱守護神の強化で大万歳。 6旬「55歳海午」は、DNA「玉」の原点回帰。 年支「丑」の害は懸念材料も、月干支の天剋地冲で気合い入り、 月支「子」VS日支「未」の害切れで、スイッチが入るか萎えるか極端。 7旬「65歳宝巳」は、DNA「車」の10年運天冲殺で、 晩年でおもいっきり稼働するのか、危険な病魔の増殖か。 8旬「75歳鉄辰」は、DNA「牽」の10年運天冲殺。 生き方により名誉か不名誉か。格好つくのかつかぬのか微妙だが派手になる。 正体不明だが、地元では知る人ぞ知る存在なのかもしれぬが、 辰巳天冲殺は現実的なので、地元を離れる目的を見いだせない場合が多いため、 勢い創作上でだけの放浪になりかねないが、これが大成しない理由。 若くして受賞してからここまでやってきたのは、本人なりに言い訳もあろうが、 ハミダシ運がいつまでも実家に寄生したり、 地元から離れないのでは、一過性で今後も期待できまい。 主導DNA半会年で、たまたま書けたのが出版までこぎつけたのだろうが、 これに今年(24年/木辰)の天冲殺現象が追い風になっているだけ。 そこらを考えないと、いずれまた忘れられて行く〜☆ |
残念だが一過性の美しさ〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年06月21日(金)陽辰 |
河崎秋子○ともぐいの息詰まる渇き |
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○実家の酪農をしながら執筆活動を始め、ありえないながら毒年でもあった 12(海辰)のDNA「玉」年に「東陬遺事」で、 第46回北海道新聞文学賞創作・評論部門(12-1012/陽午)を受賞。 14年(木午)のDNA「石」年に「颶風の王」で、 三浦綾子文学賞(14-1110/草酉)を受賞しデビュー。 16年(陽申)のDNA「調」年に、同作でJRA賞馬事文化賞を受賞。 19年(畑亥)の」DNA「禄」の半会年に「肉弾」で、 第21回大藪春彦賞(19-0123/鉄申)を受賞。 20年(鉄子)のDNA「牽」の干合支刑天冲殺年に「土に贖う」で。 第39回新田次郎文学賞(20-0414/灯亥)を受賞。同年に釧新郷土芸術賞を受賞。 22年(海寅)のDNA「玉」のありえない水性年に「絞め殺しの樹」で、 第167回直木賞(22-0720/木戌)候補となり、 小説新潮にありえない水性年の22年(海寅)から一年かけて連載し、 ありえない水性年の最後の最後の天冲殺月だった(01月/草丑)、 今年になり『ともぐい』で第170回直木賞(24-0117/鉄辰)を受賞している 同作が23年(雨卯)のありえないDNA「龍」年の 11月20日(海午)に上梓されている。 己は人間のなりをした何ものか―― 人と獣の理屈なき命の応酬の果てに、もたらされたものは。 明治後期の北海道の山で、戸籍すらないようなハグレマタギの熊爪は、 三十回ほど冬を耐えた記憶がある。 猟師というより獣そのものの嗅覚で獲物と対峙する男。 図らずも我が領分を侵した穴持たずの熊、 蠱惑的な自分で目を潰したという盲目の少女、 ロシアとの戦争に向かってきな臭さを漂わせる時代の変化。 肉を喰いたいやつが増えてきた時代から、あらたなあやうい時代へ。 ・・・・・すべてが運命を狂わせてゆく。 人間、そして獣たちの業と悲哀が心を揺さぶる 「河崎流動物文学の最高到達点」と業界はべた褒めだが、 あっけなく亡くなる熊爪といい、したたかに生き延びた少女といい 熊文学のそこから読者は何をうけとれというのか。 北海道野付郡別海町に誕生。 帯広大谷高等学校を経て、北海学園大学経済学部を卒業し、 大学卒業後に、ニュージーランドで1年間、綿羊の飼育技術を学ぶ。 その後別海町に戻り、実家で酪農従業員の傍ら綿羊を飼育・出荷に従事する。 19年(畑亥)末から、専業作家となり、十勝管内の街に移住した河崎は、 DNA「車」主導で、単独行動。 一般人の危険は危険と感じず、危険と同居しても恐怖を感じることはない。 才能も「車」で、反撃素早く動物的で、他者との一体感はなし。 「車+鳳」は、外柔内剛で一見大衆的も、生きていく術は本能的に悟る。 「車+貫」は、自分に正直で直情。 「車+禄」は、掟や社会的規則に縛られず自然界に寄り添う。 「車+石」は、目的遂行のためには言い訳せず。 「草+車+戌月」は、反省と葛藤。 「未」年生まれ「草卯」は、本当に危険な時は死んだふりなど冬眠する。 生き方を表す伴星は「禄」で、他者からは理解し難く何でもあり。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。 締めにあたる導星は「車」で、マイペースで土に還る。 宿命の特長は、晩秋午後十時頃の広大な畑の収穫後の 果実なりの樹の下草のようなもので、ある意味肥料になる前段階。 総エネルギー208点は、さほど強靱さは感じられぬものの、 土性60点に根を張る木性89点は身強の部類ながら、 水性ゼロ(DNA龍/玉)のため、前述肥料になるための下草なり、 草食動物の給餌のために準備された枯れ草にも見える野人的。 とはいえ、年支「未」VS日支「卯」の半会に、 日支「卯」と月支「戌」の支合で、地支木性一気格のようなもので強靱。 水性ゼロは親縁なしの子丑天冲殺で独立は望むところで、 ほぼ野人なみの嗅覚は、自然のなかに融合しやすく、 生活のなかでは、野に放たれた獣なみで、 無限大の努力なしでは、勉学や情報収集どころか、 読み書きにも興味なしになっても何ら不思議はなく、 そういう生き方をする者の感性は十分理解可能。 金性僅か19点は主導するもので「宝」から生成される 特別な単独行動なので、猟師ばかりか作家にもなり得て、 猟師(猟師ではないが)にも作家にも誇りを感じているはずで、迷いなし。 年干支の「畑未」は、他者の制御は受けぬじゃじゃ馬で、 自然界に寄り添いながらというより自然界を利用して生活する。 月干支の「木戌」は、感受性豊かも自己の理に叶うことしかせず、 苦労が全て糧となる吸収力優れた都合の良い内面重視の異様さ。 周囲の運気を全て吸い取るような引力本能で、 特に異性を無力化する術には長ける。 そして日干支の「草卯」は、鈍いが実直で努力ありきで、 自己の利益につながるようなことしかせず、 危険は嫌悪しないが、本当に危険なことは回避し、 どこか異性を軽く疎んじる傾向ありで、 常に頭も身体も鍛えねば、なまってしまう。 干支番号構成は、56-11-52で北方2点に東方1点の狭量領域で。 あえて視野を広くする必然は感じられず。 後天運は、初旬「8歳草亥」はDNA「貫」の特別条件付10年運天冲殺。 頑固さが強化されるばかりか、日干支「草卯」の大半会まであり後転成功運型。 さらには、年支「未」VS日支「卯」のからむ三合会局で、 世界は無限大に拡がるばかりか木性強化は地力も強固。 2旬「18歳陽子」は、DNA「調」の守護神10年運天冲殺で、 留学を経て実家の酪農業を手伝うのは、極端と言えば極端。 ここは自然に融合しながら、研鑽した時期ということか。 学生時代には手習い的な創作はあったものの才能はないと諦める。 3旬「28歳灯丑」は、DNA「鳳」の10年運天冲殺で工夫と発信の守護神で、 決意して自分と向き合って、小説を書き始めるが、 デビューはするものの、未だ実家。 現在の4旬「38歳山寅」は、DNA「司」の月支半会で自信みなぎる。 羊飼いも卒業し、ようやく実家を離れ一人暮らしをして、直木賞まで辿り着く。 今後は5旬「48歳畑卯」は、DNA「禄」の引力本能強化。 年干支「畑未」の大半会は、仕事のさらなる大飛躍。 しかも月干干合は、進み行く方向の変化で、妥協一掃で我が世の春。 6旬「58歳鉄辰」は、DNA「牽」の干合支害。 月干支の天剋地冲は立場の変更だが、 なんらかの名誉的なものを引き受けてもらい事故のような災難。 むろん、強敵の逆襲など、体調悪化も想定内。 7旬「68歳宝巳」は、DNA「車」の危機的状況。 仮に前旬を乗り切ったとしても主導DNAで自己確立は、 危険がとてつもなく迫り来る。 8旬「78歳海午」は、DNA「玉」のありえない濁水。 受け入れ態勢がないので抵抗不能の感あり流されかねない。 酪農経験が役だったのは 「動物の解体ですかね(笑) 活かせたかなと思います。」は、 さすがに野人的だが、それ以上でも以下でもない。 鈍いばかりか8歳運の、そもそも遅咲きの子丑天冲殺としては、 自身の酪農体験(家畜も怒らせると怖いらしい)や、 昔の猟師の手記などを参考にしてというのは、 それがないと創造できない習得本能皆無だからで、 ありえないものといっても、狩猟免許もなく、 肌で空気を感じたであろうとはいえ、 実際には熊と対峙した経験はないそうなので、 そこには読者との創造力の向き合いというか闘いなのだろうか〜☆ |
敬意はあらわしたいが感動は疑問〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年06月13日(木)山申 |
古賀及子○おくれ毛で風を切れと似合わぬ底抜け子育て万丈紀 |
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○短大卒業後フリーターになり、HP制作会社でアルバイトをしていたが、 04年(木申)のDNA「禄」天剋地冲年よりライターとしてデイリーポータルZ参加。 05年(草酉)のDNA「司」の干合年にニフティに入社し、同編集部所属。 17年(畑亥)の主導DNA「玉」の支合年に、デイリーポータルZが、 東急グループのイッツ・コミュニケーションズに移籍し転籍。 21年(宝丑)のDNA「石」年に、東急メディア・コミュニケーションズに、 サイトが事業譲渡され転籍し、24年1月1日(23年/雨卯のDNA調年の最後)に、 運営会社が新規設立する会社へと変更されることに伴い、 23年12月をもって同サイト編集部を離れ、会社も退職も記事投稿は継続。 Web上の日記を書籍化したエッセイ集 「ちょっと踊ったりすぐにかけだす」が、 「本の雑誌が選ぶ2023年上半期ベスト10」で第2位になった 古賀及子(79-0123/鉄寅)の上記の続編の『おくれ毛で風を切れ』が、 02月02日(陽申)のDNA「車」の守護神天剋地冲日に刊行された。 まだあった前回未収録作に加え、書き下ろしを含む新たな日記を収めた 第2弾は、母・息子・娘、3人暮らしの、愉快で多感な日々らしく、 「暮らして、暮らして、暮らしきる」 「実在する優しい日々が私の心をほぐしてくれました。」など称賛多数だが、 和むとは言え、X(旧twitter)にある「趣味の押し付けと思いつつ、 子らには「日記は1日のことをまるまる書こうとせずに 5秒のことを200字かけて書くと良い」と布教していたら、 娘が「靴下をはいた状態で玄関に立ちサンダルと靴どちらを履こうか悩んだ ことを日記に書いて習い事に提出していてさすがに私好みすぎてしまった。」 というような140字程度で済ませるキレはないが、 落ち着きと深みある理由を探ってみたい。 まずはのっけから、目下縁なしの午未生年冲殺が半休とって、 子の三者面談はあるまい。あれもこれもやらねばならないからだが、 瞬間的に経済的余裕があるからもっているだけで、 19年(畑亥)などという主導DNA「玉」の支合年を 調査力に使わず、母親力として消費している! 家族を村と称して十分面白いのだが、これも又違う。 冲殺者は血の通った家族には事務的でなければならぬのが原理原則なのに、 ドップリつかったネタにするのでいいのか。受験も日々の疑問も。 生活感たっぷりのゴミ捨てネタもたっぷりかと思えば同人誌の発送。 そんな同人誌も場合によっては生年冲殺の敵。 「おくれ毛すら力にかえられるから」も今のうち。 女児ならいくぶん効力は落ちるが次元は低かろうと仲間になるが、 男児には父親の不在は精神的に大人になりきれずマイナス。 日記エッセイと共に錆びるのが、古賀!モッタイナイんだよ! 東京都西部地区に誕生、神奈川県内を経て、埼玉県飯能市または日高市育ち。 埼玉県立飯能高等学校出身。東京にある短期大学の経営処理専攻卒業。 短大通学時に、東京都品川区にある祖父母の家に移り住み、 その後就職してすぐに東京都江戸川区小岩に2年間居住したが、 祖父が自宅療養することになり祖父母の家に戻り、その後大阪郊外などを経て、 現在は東京都内に居住する家を購入したと思われる古賀は、 DNA「玉」主導で、先祖の気を強く受けており、 年長者に可愛がられて落ち着いてひとつの流れを極める。 才能も「玉」で、微妙な母親力を使用するが、本来は少々屈折した伝統芸能。 「玉+玉」は、無理をしていないと思わせる技。 「玉+禄」は、計算高い引力本能で愛想を演出。 「玉+龍」は、微妙なズレがあり意図したとおりに物事が伝わらず、 周囲と歩調が取れずに、誤解をまねく恐れがあるが、それすら魅力に変換。 「玉+司」は、生きるために智恵を絞る。 「鉄+玉+丑月」は、暗記力と調査魔。 「午」年生まれ「鉄寅」は、真っ直ぐ進むは本則なのにヨレすぎという矛盾。 生き方を表す伴星は「調」で、感覚的で奇異。旧き良き少女趣味が売り。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「禄」で、他人により終了。 宿命の特長は、晩冬午前二時頃の地盤にやや問題のありながらも、 威風堂々とした恐怖心ある山の麓の草原を走行する移動手段。 鉄道のようなものではなく、トロッコのような軽便鉄道ものだが、 手入れが万全ではなくレール等の設備に不安が多いものの、 夜明けを前に運行前点検に余念がない状態。 総エネルギー231点は存在感は誇示するが、 自身の金性は僅か26点しかない身弱で儚いものなのに、 乗客をあらわしたり引力本能でもある金銭物質運が52点もあり、 それが家まで買ったことになるが投資に余念がないのは いずれクビを締めかねないので厳しい。 また守護神火性は45点も年支「午」内「灯」を見れば不安。 年支「午」VS日支「寅」の半会で生成される火性は、 自己発揮で使用すれば、年支「午」VS月支「丑」の害の影響受けやすく、 そもそも生年冲殺は仕事が命で、組織に属してこそ伸び、 さらには午未天冲殺は年長者に活かされるのに、 離婚して子供を育てるのは瞬間的には生き甲斐にも売りにもなるが、 中長期を考慮すれと土性の90点は母親力ではなく仕事のみに使用すべきだし そもそも子供をあらわす水性18点は脆弱とはいえ忌み神方向で、 いずれ脚を引っ張られ後悔しきりとなりかねない。 年干支の「山午」は、スケールが大きく組織を背負う帝王の器。 個人の利益より集団の利益を考えてこそだが、 決断力に優れるあまり諦めが早すぎるのは難点。 月干支の「草丑」は、平凡な忍耐力で一発勝負より持久戦が得意も、 剛情で融通効かずも、時間をかけて成長していく。 そして日干支の「鉄寅」は、善悪あわせもつ理想の高い性癖で、 変貌自在な部分は陽にも陰にもないりうるが、 それはあくまでも対社会的に使用すべきで、 仕事人間が公私分け隔てなくも可能だが売り出しも疲弊も早い。 現実逃避することなく、鍛えられねばならぬのに、 ある意味、笑いをとっているのでは持続はしまい。 干支番号構成は、55-02-27で北方東方南方の鋭角領域で、 西方欠如は闘争本能があるようで、みせかけているだけ。 後天運は初旬「6歳木子」は、DNA「禄」の可愛がられる子供も、 特に幼少期は親の都合でふりまわされ居所も定まらないようだったが、 そこに不満があろうと原点だと考えていれば、問題なし。 とはいえ年干支「山午」を天剋地冲すれば、社会にでてから、 仕事に生きれば、成功運型となるが、破壊されたとはいえ、 破壊後の姿を復興していくような感覚が大切になる。 2旬「16歳雨亥」は、DNA「調」の偏りに反抗に偏屈の支合。 少女趣味というよりは、際立つ何かを偏った形にすることが性に合う。 可愛げをだして、取材力を活かせていれば、 ここからはほぼ生涯ターボ運(子丑天冲殺廻り)でもあり、 何をやっても目立つという利点が与えられ、 午未の生年冲殺でもあり、社会参加は早ければ稼働しただろうが、 仕事を通じて知り合った相手と結婚したはずだが、 それが持続しなかったのは自己発揮したからにほかなるまい。 3旬「26歳海戌」は、DNA「鳳」は優雅で冷静で計算。 年支「午」VS日支「寅」のからむ三合会局で、 現実的な守護神火性の強化で、出産ばかりか家まで購入。 現在の4旬「36歳宝酉」は、DNA「石」の妥協と狡猾。 離婚をして夫を実家のある関西に追いだして、我が世の春。 月支「丑」に半会はうまく立ち回ったということか。 とはいっても、妥協を受け入れることなく組織の離脱は長持ちせず。 今後は5旬「46歳鉄申」は、DNA「貫」の納音。 月干干合は、子供の変化や将来への不安で自爆濃厚も、 離婚や退職によるフリーの仕事が重く影を落とす。 さらにそれまで売りにするようで、同情を買っても辛い。 6旬「56歳畑未」は、DNA「玉」の主導DNAで自己確立。 月干支の天剋地冲で、今とは違う人生を歩んでいるかも知れぬが、 そこでようやく反省したり気づくのかもしれぬが、時既に遅し。 晩年すぎる10年運天冲殺は、砂嵐のようなもので、覚悟がないと使用不能。 7旬「66歳山午」は、DNA「龍」の改良改革の半会とはいえ、策に埋もれる。 8旬「75歳灯巳」は、DNA「牽」の害は守護神も、病やありがた迷惑。 不名誉だとしても晩年では厳しく、そもそもたどりついているかも不明。 さて、古賀は結婚しているのか、離婚しているのか明確には不明だが、 06年(陽戌)のDNA「車」の三合会局年生まれの息子と 10年(鉄寅)のDNA「貫」の律音年、人生の折返し地点に出産した娘と三人で 持ち家で暮らしているようだが、そこには一切触れず正体不明。 子供をネタにこららの文章を書いているというのは、 二面性のある「鉄寅」としては、そんな芸当も出来るわけなのだろうが、 目上命の午未天冲殺としては、こんな廻り道で損な話はない。 気持ちはわかるが、長い目で見たら子供が足かせになり、 自身の運を伸ばしきれないのが、目上に可愛がられる午未天冲殺の特性。 だから、一過性で劣化も早い。 来年(25年/草巳)の60年に一度の干合支害年から始まる 5旬「46歳鉄申」の納音10年運の崩壊がより加速するのではないかと心配。 子供は母親が育てるとは限らない。 親が不在なら相手方に渡さないと、男児は特に脆くなるのが常である〜☆ |
才能摩耗する残念な生きもの〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年06月12日(木)山申 |
宮野入羅針○八事の町にもやさしい雪は降るのだに封印された青春の蹉跌 |
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○本屋に沢山並ぶ本を見て 「一冊くらい自分の本があってもいいんじゃないか」と 思いたったのが20年前(03年/雨未)のDNA「鳳」年あたりか。 愛知県名古屋市昭和区出身で在住と思われる宮野入羅針(60-0203/宝酉)が、 昨年(23年/雨卯)の11月10日(海申)のDNA「調」日に、 『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』を上梓した。 今からおおよそ4〜50年前の地方都市は学生運動が終焉した、 どこが気が抜けた部分があろうと、この国がまだ元気で平和だった頃の話だ。 精肉屋を営む沙耶伽の母は父親のDVの面倒を見切れずに家を捨てた。 そして荒れた父親は益々おかしくなって、ある日事故でなくなった。 親の都合で子を捨て、なんらかの事情で子を捨て、 そんなことあがっても地域の人が助けあう世の中だった。 父親が出版社に勤務する長瀬律の家では物心両面で残された沙耶伽を支えた。 そして彼女は北海道小樽の母親のいる街に引き取られていった。 長瀬は大学生になり喫茶店のバイトの古株となり、 新人教育をおおせつかることになったある日、 そこに登場したのは美しく成長した沙耶伽だった。 父親の遺志で郷土史をまとめるのだという。 やがて二人は親密になるが、全てを終えた彼女は北の街に帰ってしまう。 大学生の長瀬には理解できなかった何かがあったのに。 殺人、後悔、初恋、薄命、ここには全ての青春が陰を落としている。 雪空を見て、彼女を思い出す!涙腺崩壊間違いなしの心優しい物語! 誰にも言えない過去を抱えた二人。 共鳴するように惹かれあう彼らを、衝撃的な結末が待ち受ける。 死が二人の仲を引き裂こうと、忘れられない思いは残る。 名古屋市・八事町を舞台に紡がれる、切なくも美しい愛の残照。 長瀬律、そしてその親友でバイク事故で夭逝した高橋哲哉、 そして杉浦沙耶伽は、どう青春を過ごしたのか。 皆んないなくなって残された長瀬律。 これは、もう一人の宮野入羅針の物語だ。 作中にもでてくいる郷土資料「八事・圦仲歴史散歩」を参照に描いた 宮野入は「龍」冲殺主導で、相手に寄り添うことは可能だが、 恵まれすぎると精神的苦痛を生じやすい性癖。 「龍冲+調」は、妙な向上心と繊細な不安に不満。 才能はこの「調」で、女性の気持ちに寄り添える特別な意識。 「龍冲+貫」は、頑なな忍耐力で柔軟性欠ける。 「龍冲+龍」は、その気になれば実現可能で、制御不動。 「龍冲+車」は、動物的勘。 「宝+龍冲+丑月」は、子供のような純真な気持ち。 「亥」年生まれ「宝酉」は、仲介者の質。 生き方を表す伴星は「司」で、地道実直な生き方。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「調」で、口うるさい年寄りの完成。 宿命の特長は、晩冬深夜二時頃の不安定な街灯に照らされた 街の特別な景勝地で、静まりかえった中で鈍い光があたる 妙に不思議な安堵感や郷愁を感じるが、 総エネルギー197点のやや軽量級とはいえ、 自身の金性は72点もあり、冲殺されているとはいえ、 子丑天冲殺なのだから、ただものではない。 活かしているかは不明として、結果は小説まで出版。 水性52点の表現力は、特に若い人を泣かせる。 学生には浸透しやすい話でもある。 生月冲殺とはいえ、月支「丑」VS日支「酉」の半会もあり、 内側の人間形成も万全に行われている模様。 年干支の「畑亥」は、泥田で過渡期で活躍する再建屋。 一発勝負の気概もあり、身体的霊感も所有する。 月干支の「灯丑」は、先祖のなし得なかった何かを完成。 そして日干支の「宝酉」は、融通効かずで世渡り下手。 とはいっても博識で、浮ついたところはなく堅実。 頭は良いが努力しても、気をつけないと毒にも薬にもならない 安全すぎる人になるだけだろうが、悪いことではない。 干支番号構成は、36-14-58で西方東方北方で南方欠けながら、 相応に幅広い領域を所有する。 後天運は、初旬「1歳陽子」は、DNA「牽」の役割強化10年運天冲殺。 自尊心が磨かれるばかりか、年支「亥」と月支「丑」の狭間を埋める ありえない陽光がからむ冬の方三位完成で、物事の結果に最大級の関心。 2旬「11歳草亥」は、DNA「禄」の異常環境10年運天冲殺。 同じくありえない感謝と奉仕に引力本能強化と冒険ありきで、 他者を思いやる気持ちが強く何らかの危うい体験をする。 3旬「21歳木戌」は、DNA「司」の異常環境10年運天冲殺と害。 社会参加して懸命に稼働したが、なかなか成果がでなかったり、 身体を壊したり困難が極まった時期であり、記憶に残る裏切り。 4旬「31歳雨酉」は、DNA「鳳」の刑。 多少の衝突はあろうが、自分を磨きぬく時代で一息つく。 5旬「41歳海申」は、DNA「調」の才能強化で、 月干干合は進み行く方向の変化で、いつか小説を書こうと決意。 6旬「51歳宝未」は、DNA「貫」の身を守る術と立場の変化。 ここの終わりに近づき早期退職か。 現在の7旬「61歳鉄午」は、DNA「石」の協調性和合性。 不安な気持ちをこめて、友人関係を考える。 今後は8旬「71歳畑巳」は、DNA「龍」の主導DNAで自己確立。 さらには、月支「丑」に日支「酉」のからむ三合会局まであり、 とてつもない大成果を構築する予定。 さて、宮野入は地元作家ということだが、どこかからか流れてきて 地元になったのか、八事生まれなのかは不明。 また結婚して娘が二人いるようだが、私生活は不明。 というより知りたかったのは、この作品は家族に内緒なのか。 娘の反応はどうだったかで、吉本ばなな(64-0724/木戌)の感想はいい(笑)。 どちらにしろ著者の思い入れの深い作品は 地元に受け入れられているようで良いことだと考える〜☆ |
若いことは残酷〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年06月06日(木)宝丑 |
大塩哲史○悪魔の思考ゲームに決定的に不足する養分 |
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○「オーバーロードmass for the dead」のメインシナリオ等 各種ゲーム脚本、NHK、TBS等のドラマ脚本、 アニメ「未来デリバリー」「オーバーロード」脚本等を担当する 大塩哲史(83-0201/鉄申)のジュブナイルノベル第三弾 『悪魔の思考ゲーム3』が03月30日(雨巳)のDNA「調」日に刊行。 不可能を可能にする「シコウジツゲン装置」。 その装置を奪おうとする組織から命を狙われる思問考と在間ミノリの2人。 世間では未来を予測するアプリ「アポロン」が大流行していた。 そんなとき、組織の刺客によって、思問の命が奪われてしまう。 絶望に打ちひしがれるミノリが目を覚ますと・・・・・。 なんとそこは3日前の世界だった! はたして、ミノリは思問の命を救うことができるのか。 組織との最後のバトルが始まる!無表情な世界なんてごめんだ! 合気道を続けてきただけはあって、先手必勝の裏技が、 未来は予知できるといいながらも、やっていることはウイルスを侵入させたり、 ワープの繰り返しでは、いくら中学生の主人公でも、くたびれまいか。 「時間がたてば変わるもんでしょ。同年代の子より長く生きてきた」なら 勝利しようが、心は老いてしまわぬのか。そちらのほうが心配だ。 山梨県南アルプス市出身。甲府西高等学校を経て、早稲田大学を卒業。 13年(雨巳)まで東京都練馬区内に居住も、 平成25年度文化庁海外研修生として米国ニューヨークへも14年(木午)に帰国。現在も東京西部地区の私鉄沿線の東京都内に在住と思われる大塩は、 DNA「玉」冲殺主導で、旧いものを意識しながら、それにとわれぬよう、 どこにでもありそうな庶民性ある王道を歩む。 才能も「玉」で専門的なものを掘り下げる感性。 「玉冲+龍」は、誤解を招くすれすれの規格外の発想。 「玉冲+貫」は、その気になれば短時間で結論をだせる、 その場限りを繕う、畳みかけるような思考。 「玉冲+調」は、一般的発想や風潮に媚びない現実を超越した発想。 「玉冲+鳳」は、自己の思いを染みこませた気持ちは否定され疵つく。 「鉄+玉冲+丑月」は、生家に縁なし確証持てぬと動きづらい。 「子」年生まれ「鉄申」は、非現実性の世界感なのに現実に制御されやすい。 生き方を表す伴星は「牽」で、ありえない非可視的世界感の紹介。 物事の始めの洩星は「玉」で、学びから始める。 締めにあたる導星は「調」で、老獪の象徴。 宿命の特長は、晩冬深夜二時過ぎの河口に渓流中の大型船舶で、 乗客を載せる前の準備も終わったひとときの静寂で、 総エネルギー264点は雄大で、自身の金性は104点と存在感あり守備態勢万全。 水性94点の水性は伝達本能だが、知的で何でもありで深い。 習得本能の土性は48点で、ぶれることのない計画的運航(の予定)。 火性18点は闘争本能だが、深夜のため僅かな保守体制。 木性ゼロ(DNA禄/司なし)は、乗客も乗員も乗船していない静けさ。 温もりも慈しみもなく、配偶者成分皆無で堅実さと無縁ながら、 なんらかの事態が発生することで無限大の引力本能になるが、 通常は醒めきった状態で、まるで機械のようなもの。 年干支の「海子」は、知性はあろうが、怒りが敵になるのでクールが不可欠。 月干支の「雨丑」は、周囲と融合せずに時間がかかろうが我が道をゆく。 そして日干支の「鉄申」は、マニュアル重視の役人なみの分かり易い発想も 生年生月冲殺は何を考えているか不明で、理解者のために稼働するが、 自意識は高く粘り強さはあるものの直情型で鉄壁の揺るがなさ。 干支番号構成は、49-50-57で北方の限定領域であれもこれも出来ない。 後天運は、初旬「1歳木寅」が、ありえない木性のDNA「禄」。 人並み程度の愛想や引力本能の付加。子としては可愛がられるか、真逆か。 守護神火性の燃料が補給されたうえに、年支「子」月支「丑」に 連なる変則方三位は鬼門状態ながら、外向き人生の示唆。 日干支「鉄申」の天剋地冲がある後転稼働運型ばかりか、 何をやらかしても目立つターボ運(子丑天冲殺廻り)をほぼ一生与えられる。 2旬「11歳草卯」は、同じくありえない木性のDNA「司」で妙に堅実。 上京することで、次第に才能に運気が伴うようになる見こみ。 3旬「21歳陽辰」は、DNA「車」の守護神半会で猛烈に稼働。 年支「子」VS日支「申」とあわせた三合会局で、大成果あり。 4旬「31歳灯巳」は。DNA「牽」の守護神支合で格好がつき、 年干「海」の干合で、年干はありえない木性の「木」に、 10年運は、同じくありえない木性の「草」になるためありえない成功に、 存在感を存分に示せたことだろうし、結婚もして子供も誕生した模様。 今年(24年/木辰)のありえない木性の三合会局年から始まる 5旬「41歳山午」は、DNA「龍」の改良改革で、 進み行く方向性の変化で、より通俗的な方向に。 忌み神月干「雨」は「灯」の栄誉に、10年運も「陽」の喧騒と、 それぞれ守護神に変化するだろうし、干合月干「灯」はさらに。 年干「海」と二次干合すれば、月干は「草」になり年干は「木」という ありえないものになるのだから、流れに乗ってさえいれば至福。 今後は6旬「51歳畑未」は、DNA「牽」。 主導DNAで自己確立になるが、年支「子」の害は前進気勢削がれ。 月干支「雨丑」の天剋地冲もあり、立場の変更で微妙。 7旬「61歳鉄申」は、DNA「貫」の律音で守備本能強化。維持するばかり。 8旬「71歳宝酉」は、DNA「石」の協調性和合性。 冲殺月支「丑」の半会で、自信はあろうと妥協になりかねない。 さて、大塩は生年生月冲殺で自己制御不能。 そのあたりはちょっと想定外の事案(子供の誕生)などが起これば右往左往。 blogすら満足に更新できないありさま。 なのに連絡先事務所があろうと実質フリーの身。 ありえない木性年(15年/草未、実質14年/木午の最後)で結婚しているが、 さりとて夫人がマネージャー役をかってでてるフシもなく、 原理原則自分が一番の子丑天冲殺で、さらに融通の利かない「鉄申」。 そして10年運で補われていたりしようと、 決定的なのは木性ゼロ(DNA禄/司)なしの鉄仮面ということか。 なのに「人間の行動はさまざまな現象に支配されている。 自分の意志で思ったことも、 もしかしたら何かの現象に支配された結果かもしれない」と危惧している。 それでは流れに乗れぬではないか。 感謝も奉仕もなければ、他者を思いやる優しい気持ちに決定的に欠けるので、 これを無限大に使わねばならないが、降って湧いたような需要に 気持ちだけ浮ついても前進はできないので一考を望みたい〜☆ |
作り物感たっぷりの絵空事かな〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2024年06月01日(土)陽申 |
スージー鈴木○弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる〜 1980の毒 |
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○広告会社勤務の傍ら、01年(宝巳)のDNA「鳳」年より 野球雑誌に野球ゆかりの音楽について連載。 DNA「車」の害切れ天剋地冲天冲殺年だった15年(草未)に 「1979年の歌謡曲」を刊行し本格的な音楽評論に踏み込む。 21年(宝丑)のDNA「鳳」年に、55歳で早期退職し執筆活動に専念。 イベントやメディア出演、講演にラジオDJと、多方面に貪欲に活動する スージー鈴木(66-1126/畑丑)が、 干合年を迎えた02月09日(雨卯)のDNA「禄」日に 『弱い者らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる〜 OSAKA MOTHER’S SON 1980』を上梓。 「ええか。区別はええねん。差別はあかんねん」 「心の線が細い人の気持ちが分かるんは、心の線が細かった人だけや」 「女性が生きづらいっちゅうことは、男性も生きづらいんや」 80年(鉄申)のDNA「調」年、東大阪。 当時としては大変珍しい、両親共京都大学出身の学生運動経験者。 父母とも荒れに荒れていた府立中学で教鞭をとっていた家で誕生。 母親の言葉とニューミュージックの風に吹かれて少年は大人になる。 「あの頃、僕たちはこう生きたんや」 「数字に使われる人間になったらあかんのや」 「12月25日過ぎのクリスマスケーキみたいに 女も25歳超えたら安売りされるんやって」 校内暴力、貧困、ジェンダー、学生運動、民族差別、バラック、夜逃げ、 自家中毒、ヤンキー、万引き、チャリ遠征、同和地区、 電話がなくクラス網に載らない家、 近鉄中河内駅前のミスタードーナツ、元活動家風ノンポリのアジト、 青春貴族、中ピ連、 「これがペンですではなく、これはペンやがななぁあ」 の大日本帝國文華學院という学習塾、 小学生から高校生まで切なさを一つ一つ集めながら、 大人への階段を一段一段のぼっていく・・・・・。 「恋するラジオ」に続くスージー鈴木、音楽小説第二弾は自叙伝風。 「けどな、世の中なんて、分かれへんことばっかりやねんで。 勉強すればするほど、歳取れば取るほど、 世の中が分かれへんことばーっかりなのに気づくで。」は、おまいう(笑)。 唄のタイトルに摸された「八神純子→想い出のスクリーン」 「西城秀樹→ラスト・シーン」「庄野真代→飛んでイスタンブール」 「原田真二→タイム・トラベル」「堀内孝雄→君のひとみは10000ボルト」 「渡辺真知子→ブルー」「浜田省吾→風を感じて」「久保田早紀→異邦人」 「渡辺真知子→唇よ熱く君を語れ」「RCサクセッション→雨あがりの夜空に」 「ジョン・レノン/ヨーコ・オノ→スターティング・オーヴァー」 11章とイントロと終章からなる、他にも音楽の話題は目白押し! 盛大な本人の言い訳は、時代を反映する差別的発言や 公序良俗に反する表現も多々あるが、 当時の時代の雰囲気やリアリティを尊重するためにやむなしか。 タイトルはブルーハーツから、東大阪のあの頃は、痛快でまあ楽しい。 大阪府東大阪市出身。 大阪府立清水谷高等学校を卒業、早稲田大学政治経済学部へ入学。 在学中代にFM東京「東京ラジカルミステリーナイト」の 「AUプロジェクト」に参加し「スージー鈴木」名でラジオデビュー。 90年(鉄午)のDNA「調」の天冲殺害年に博報堂入社。 自動車・飲料・通信・トイレタリーなどのマーケティング分野で働き、 13年(雨巳)のDNA「禄」の半会年に、ACC CM FESTIVAL マーケティングエフェクティブネス部門グランプリ(ダイハツ・ムーヴ)を受賞。 第二プラニング局局長、第一プラニング局局長などを歴任。 早稲田大学や大阪芸術大学で非常勤講師を務め、 上京当時は東京都杉並区下井草1丁目に、現在は横浜市港南区在住の鈴木は、 DNA「司」主導で、堅実に実績を積みあげ、 なんでも自分のものにする収集癖なり吝嗇家傾向。 才能は「司」で、純情で一見真面目に見せる技。 「司+貫」は、意志は硬いというより、しぶとい。 「司+玉」は、生活力あり、生活に密着した知恵をひねりだす。 受け狙いを嗅ぎ分けるような感覚。 「貫+貫」は、気さくなようで用心深く凝り性で、なんでもあり。 「貫」×3もあり、柔軟に見えて恐ろしく頑固で、 その質は泥濘のようで、他者を吸収したり通り抜けさせてかわしたり、 縦横無尽の操る傀儡使いの如き心情。 「畑+司+亥月」は、形は定まらぬようで、核は恐ろしく激しい。 「午」年生まれ「畑丑」は、非現実世界で現実を語る。 生き方を表す伴星は「鳳」で、遊び半分趣味のような人生。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助け。 締めにあたる導星は「貫」で、最後は一人。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の旧い街並みに、 場違いの陽光が頼りなくも相応に残光をたたえており、 ありがたいが不気味な様相で、僅かな住人は、 それぞれの地下区域で休息しており、賑わいは虚であり実質なしに等しい。 総エネルギー197点は、身強とは言い難く身軽。 木性21点は闘争本能脆弱で稼働力に期待出来ず、 真剣に汗水たらして働く風情にあらず。 そこは生年冲殺なので熱中できるものに総力をあげる。 守護神火性も38点で、学習機能もさほどあらず。 金性17点は、発信力工夫力もそうそうはない。 これに比して自身の土性は76点で、午未天冲殺でも尊大。 引力本能の45点は、お金は嫌いではない。 とはいえ、一番の売りは年支「午」VS日支「丑」の害持ちで、 表裏ありは、持続力に稼働ありで、笑って誤魔化す。 しかも冲殺年干は「陽」で守護神なので、全てありがた迷惑か、 良さげな部分のみ取り込むむ老獪さ。 にこにこ笑っている時は要注意で、内面をみせない技であり、 生年冲殺なので、内側には問題を抱えていそうだ。 評論家なのに批判せず誉めるだけもしたたかな害持ち 方向は母親なので、幼い時から母親には頭あがらず。 その母親もヤンキー退治をした熱血教師で冴え渡るほどの変人。 冬生まれで金目に目がないのに、人たらしなのはそこらが理由。 年干支の「陽午」は、自然と他人の運を押しのけたり喰らう。 月干支の「畑亥」は、身体的霊感で神業的技術ありで、勝負師。 そして日干支の「畑丑」は、人付き合いよく時間をかけ信用を積み重ね、 他人任せなのに不快感を与えず、笑顔で煙に巻き敵を作らない。 干支番号構成は、43-36-26で西方2点に南方1点で、 東方も北方もない、あたかも夢のような広くない世界で専念。 後天運は初旬「4歳鉄子」が、忌み神DNA「調」の支合ながら、 冬の方三位が内側に成立する、冲殺年支と日支の害切れで、 五月蠅い親のもとで極度な育ち方をしても、それなりの世界感を構築。 妙な自尊心と格好をつけることを体得し、形にもこだわった。 2旬「14歳宝丑」は、DNA「鳳」の遊び半分に遊興も、 年干支の干合支害もあり表向きの顔の足踏みで遠回り。 3旬「24歳海寅」は、DNA「司」の主導DNAで社会参加。 もちろん生活のためだが、年支「午」の半会に、 月支「亥」の支合もあり、幸先の良い始まり。 4旬「34歳雨卯」は、DNA「禄」の引力本能強化。 月支「亥」の半会で自信満々。 5旬「44歳木辰」は、DNA「牽」の進み行く方向の変化。 名誉なので出世や受賞など輝かしく我が世の春。 6旬「54歳草巳」は、DNA「車」の危険と孤軍奮闘。 月干支「畑亥」の天剋地冲もあり、あっさり退職で多忙。 今後は7旬「64歳陽午」が、DNA「玉」の害。 晩年の初旬条件のない10年運天冲殺で、突発的な毒回り。 実家や古巣の問題で難儀も守護神なので原則ありがた迷惑も、 いくら害持ちであろうと体調不安には十分注意したい。 8旬「74歳灯未」は、DNA「龍」の10年運天冲殺で、 改良改革というよりは、大きく動いて急激に落下。 宿命の害切れは、表向きには夢のようなものの実現。 さて、鈴木は目上命の午未天冲殺。 だからどやしつけられようと、親には可愛がられるし 害持ちだけに、妙な大人には気軽に誘われる。 そして配偶者成分の「木」は害に影響されない月支「亥」内「木」。 根っ子がないので頼りになるかは否かも、その子供は「陽」。 ところがこれは足元に害があるため、自慢だろうと迷惑者。 ネット上でヘイトまがいの発言をしても、どうにも出来ぬのが、 目下縁なく害持ちの日常で、だったら黙っているのが無難なのだろう〜☆ |
笑っているようで企む〜→![]() |
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