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○もれなく相談付き |
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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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榎 本 憲 男 ●先生を解説中です |
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サ イ ト マ ッ プ ○ |
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コラム総合○目次//茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
コ ラ ム ○ さ く い ん |
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※「移動祝祭日」は著名人を誉めたり貶したりしながら自分を磨く頁です○ |
○08月16日(土)〜17日(日)付は休載です。本日は裏コラムと復刻版をお楽しみください☆ |
■2025年8月15日(金)陽辰 |
榎本憲男○エアー3.0の次にいたる世界 |
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○大学卒業後、映画会社に勤務しながら、脚本を独学で学び。 DNA「龍」の三合会局年だった11年(宝卯)に、 「見えないほどの遠くの空を」で監督デビュー。 同年、同名タイトルの小説で作家としてもデビューし、 16年(陽申)のDNA「司」の天冲殺年に「エアー2.0」で、 第18回大藪春彦賞候補となり、 「サイケデリック・マウンテン」が昨年(24年/木辰)に行われた 第1回「ミステリー通書店員が選ぶ大人の推理小説大賞」にもエントリーされた 榎本憲男(59-0630/雨未)の『エアー3.0』が、 昨年(24年/木辰)の09月30日(灯酉)の主導DNA天冲殺日に上梓されている。 劣化した資本主義をバージョンアップせよ! 「荒唐無稽な話ではない。18世紀の英仏で同様のマネー創出が行われている。 世界経済をどう立て直すか、お金とは何か。 二つを同時に考えさせてくれる画期的エンターテイメントだ」 市場の空気までも読み取り、莫大なマネーを生み出す人工知能「エアー」。 新国立競技場の工事現場で働く中谷祐貴は、不思議な老人(杉原知聡)と出会う。 老人はいかにも肉体労働には向いておらず、仕事をクビになるが、 現場を去る直前、翌日の競馬の大穴馬券を中谷に託した。 老人が姿を消した直後、工事現場では爆破事件が起こり、翌日馬券は見事的中。 5.000万円の現金を手にした中谷の前に、再び老人が現れ、 彼が開発した市場予測システム「エアー」の代理人として、 日本政府との交渉窓口となるよう、中谷は依頼される。 「エアー」は世の中に渦巻く人間の感情を数値化して、完璧な市場予測を 可能にするシステムで、政府が握るビッグデータと結びつくことで、 国家の予算を潤すほどの巨額な利益をもたらす。 謎の老人の代理人として、政治家や官僚たちと交渉を重ねる中谷は、 「エアー」供与する見返りとして、福島の帰還困難地域を経済自由区として、 自分たちに運営を任せるという要求を勝ち取った。 そして世界の金融市場で独り勝ちするエアーのマネーを資金に、 中谷率いる財団法人「まほろば」は、福島の帰還困難区域に 同名の特別自治区を建設し、そして「まほろば」は稼いだマネーを デジタル通貨「カンロ」に変えると、「まほろば自治区」で還流させ始め、 成長が鈍化する日本各地にまほろば自治区を出現させ、 国外にもカンロ経済圏を開拓しにかかった。 政府の高級官僚から「まほろば」に転籍した市川みどりと福田義雄は、 密かにエアーの未来に危惧を抱いていた。 ひとつにはカンロ経済圏の開拓が性急すぎるから。 もうひとつには、エアーの認証権が与えられているのは、中谷一人であるからだ。 そんなとき、中谷は「資本主義をやり直す」という言葉を残し、 単身、日本を後にする。舞台は天然ウランの買い付けに行ったカナダを経て、 中華人民共和国では幼馴染みの張本苺子(張苺心)を通訳に 途中少林寺拳法を学び、西域まで脚をのばし、太陽光エネルギー事業の見学をし、 危険な目に遭いながらも七族協和の中国とも連帯し、やがてロシア共和国へ。 中国に続き、ロシアでも重要な取引に成功した中谷だが、 カンロ(甘露)をばらまき、疲弊した日本政府を尻目に、 堂々と渡り合う中谷の目的とは何なのだろうか。 中国やロシアに加えウクライナなどの現況を踏まえながら、 金はあるけど権力のない「まほろば」の特異性を認めさせてきた。 時に民放TV局員で早くから独自に取材を取り組んできた TBCの所属の元キャスターで記者の岸見怜羅の目を通じて 「まほろば」的民主主義や慈悲と愛と寛容と礼節のある世界を描きながら、 まるでパロディのような結末は、 22年(海寅)に狙撃された政治家なみなのか、はたまた聖人君子なのか。 まだ、終わることはない。充分なんてことは絶対にありない。 和歌山県田辺市に誕生。青山学院大学を卒業後、西友に入社。 87年(灯卯)の主導DNA「禄」の半会年に、 銀座テアトル西友(現/銀座テアトルシネマ)のオープンを手がけ、 88年(山辰)のDNA「司」年に同劇場支配人に就任。 東京テアトルの各劇場に勤務のかたわら、脚本を独学で学び、 91年(宝未)のDNA「龍」年に、ATG脚本賞特別奨励賞を受賞。 95年(草亥)のDNA「鳳」の半会年に、テアトル新宿支配人に就任。 97年(灯丑)の主導DNA「禄」の天剋地冲年に公開の映画 「身も心も」で映画プロデューサーとしてデビュー。 98年(山寅)のDNA「牽」の干合年に、番組編成に異動。 04年(木申)のDNA「調」の天冲殺年には、 「ワイルド・フラワーズ」や「オーバードライヴ」のプロデュースと共に、 EN名義でオリジナル脚本を提供し、脚本家としてもデビュー。 10年(鉄寅)のDNA「玉」年に、東京テアトルを退社。 現在はENBUゼミナール映画監督コース講師で、 脚本についての教鞭をとる榎本は、 東京都国分寺市から新宿区大久保や東京都稲城市などを経て、 現在は東京都立川市栄町在住の榎本は、 DNA「禄」主導で、感謝奉仕を通じて自己の存在を認められたい。 才能も「禄」になり、争いを好まず笑顔で世界を変える。 「禄+石」は、行動力あり他人の資産を活かす才能。 「禄+車」は、束縛や制御されることを嫌い自由奔放。 「車+車」は、本能に従って行動する。 「禄+玉」は、攻撃的なものはなく人類はひとつという発想。 「雨+禄+午月」は、自分の居場所を見つけるのに恐ろしく時間がかかり、 いわゆる寝首を掻かれやすい。 「亥」年生まれ「雨未」は、まとまりに欠けるというより苦手。 生き方を表す伴星は「調」で、感性鋭い奇異な生きざま。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終了する。 宿命の特長は、仲夏正午頃の農業と工業を同時に賄う用水で、 金性守護神のため、気をつけたいのは工業排水の転用をしたら 農業はなりたつとは言えず、地下やハウスでの作付けになりやすい。 総エネルギー212点はまずまずも、自身の水性は僅か38点で身弱の部類。 とはいえ、夏生まれの水性はどこでも喜ばれる存在なので、恵まれた存在。 伝達本能の木性は33点とそれなりでとはいえ、 年支「亥」VS日支「未」の半会で、現実的に動きだせば万全。 引力本能は48点で主導するだけに、それなりか。 とはいえ月支「午」VS日支「未」の支合で、 夢のようなことを考えていれば、火性は強化されるので問題なし。 また闘争本能の土性が72点もあり、濁らぬように注意したい。 そして守護神金性は僅か21点と極めて少ないものの、 雨らしく丁寧にひとつの作品をじっくり仕上げるようになり、 月干にあるだけに見た目以上には使用できるに違いない。 年干支の「畑亥」は、ぬかるみのようなもので、次の世代に何かを伝える。 また、度胸はあって一発勝負型の野望を実現。 月干支の「鉄午」は、鍛えられてこそ本物の役割発揮が可能で、 楽をしたり甘やかされてしまうと、良さが損なわれる。 そして日干支の「雨未」は、純粋そのものの理想主義者だが、 異性は敵にも味方にもなる存在なので、足元をすくわれえぬようにしたい。 干支番号構成は、36-07-20で西方当方南方と流れ行くが水なので杞憂はなし。 後天運は、初旬「3歳畑巳」が、年干支「畑亥」を納音する後天成功運型。 親の世界を乗りこえていけば良いわけで、 DNA「車」は、何かに追い立てられるように稼働するか、 危険な目に遭うかの忌み神10年運も、若いのだから持ち堪えるなり、 謳歌するなり、少年らしい日常を送ったはずだろう。 2旬「13歳山辰」は、DNA「牽」の干合で、 異性を意識したり影響を受けて、上京する。 なにもかもが刺激にはなったろうが、忌み神は忌み神。 3旬「23歳灯卯」は、DNA「禄」の感謝と奉仕に愛想だが、 年支「亥」VS日支「未」のからむ主導DNA三合会局で、 冒険するなり世界が思いきり拡がる社会参加で、自己確立。 4旬「33歳陽寅」は、DNA「司」の積み重ね。 独学で学んだ脚本で、ATG脚本賞特別奨励賞を受賞。 映画館支配人となり、映画プロデューサーとしてデビュー。 5旬「43歳草丑」は、DNA「鳳」の対冲で流れが良くなる。 月干干合は進み行く方向の変化なので、脚本家デビュー。 6旬「53歳木子」は、DNA「調」の害となり、 サラリーマン生活に別れをつげて、自由な身で活動。 映画監督のみならず、作家デビュー。 現在の7旬「63歳雨亥」は、DNA「貫」の大半会大事件大成果で、 ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、何をしても目立ちところで、 作家として認知され売れるようになる。 今後は8旬「73歳海戌」が、DNA「石」の刑。 仲間を巻き込んで衝突することもあるだろうが、 目的実現のためには、何でも受け入れられれば糧になる。 移動には健康を加味してクロスバイクを使用しているようだが、 さすが山あり谷ありの東京では、そろそろ厳しい年齢を嘆くが、 夏の「雨」ではそんなに耐久性はない。 なお、さすが理想郷小説を手がけるだけあって、 現政権には否定的で、海外に援助をくりだしたり、 「日本のおいしい安全な米を世界に提供するのは、 日本がやるべき国際社会に対する責任じゃないか」には、 「先に日本人に食わせろ、なに言ってんだ、ボケ。」は、 正しいし楽しい反撃には期待したい。 また。榎本には全く私的生活面がなきように感じられる日常だが、 配偶者成分方向の土性は忌み神だから、 いてもいなくても気にはならないに違いない〜☆ |
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★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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神谷宗幣○参政党Q&Aブック基礎編より哀しき偏向成長する毒の威力 |
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■2025年8月12日(火)雨丑 |
藍銅ツバメ○鯉姫婚姻譚の矛盾だらけの美学 |
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○ゲンロン大森望SF創作講座第4期受講生で、 20年(鉄辰)のDNA「車」年に「めめ」で、 第4回ゲンロンSF新人賞の優秀賞を受賞し、 21年(宝巳)のDNA「牽」年の宿命害切れ年に、 日本ファンタジーノベル大賞2021大賞を「鯉姫婚姻譚」で受賞し刊行。 同作が今年(25年/木辰)の主導DNA大半会年の、 02月01日(宝丑)に文庫化されているので 著者の藍銅ツバメ(95-0222/木申)を解説する。 「何も残せないと思っていた僕だけど、 君を生かせるのならば、これ以上の喜びはない――。 そうか、これが、僕と君が共にある、唯一の手段なんだね。」 商いに失敗し遊興三昧、嫁と姑の仲裁すらできず(嫁には)出て行かれ、 家督は妾腹の弟が継承し繁盛し、 若くして(その弟が育った別宅に)隠居させられた二十八歳の孫一郎。 亡父から受け継いだ屋敷に移り住むと、庭の池にはなぜか人魚が暮らしていた。 彼女の名はおたつ。懐かれて「夫婦になってあげる」と言われた孫一郎は、 結婚をあきらめさせるため、人と人ならざる者が恋に落ち、 不幸な結末を迎えた話を語る。それは、嘘八百を超え、めくるめく幻想世界。 だが、二人の間には少しずつ変化が起き――。 「ここを出ていこうと思うの。だから水の沢山あるところに連れて行って」 野蛮な鯉竜姫が孫一郎の配慮でみるみる美しい人魚と化した結果は 凄惨なのか陰湿なのか究極の美なのか。生と死をみつめる意欲作。 一体化するのは命がけ、それでも孫一郎は良いと思ったのだから。 大阪府枚方市に生まれ、08年(山戌)のDNA「禄」年から徳島県吉野川市で育つ。 徳島大学総合科学部人間文化学科を卒業し、司書免許を取得。 現在はインコと暮らしており、東京都内在住も詳細不明の藍銅は、 DNA「貫」主導で、頑固で強気。好き嫌いは極端にでる。 「貫+龍」は、周囲と簡単に融合せず、艱難辛苦好き。 「貫+車」は、仕事明けだろうと休みだろうと稼働していないと気が済まず。 「貫+石」は、周囲と距離を置く独裁者の質。 「貫+禄」は、素直でないが開き直っている。 才能は「禄」で目立とう根性。 「木+貫+寅月」は、用心深く変化は禁物。 「亥」年生まれ「木申」は、矛盾を許容する人生。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かにその気にさせられる。 締めにあたる導星は「貫」で、一人になるだけ。 宿命の特長は、初春午前四時頃の岡のような山を覆う 毒花を咲かせる蔦のような草類を従えた幹が少々危うい巨木で、 総エネルギー200点中、木性80点は守備本能強固で午未天冲殺にしては身強。 ところが、守護神火性の伝達本能は月支「寅」内で、 生地生家にいるわけでもなく、使用しづらいので、野人なみ。 粗暴な表現手段が売りにしても、僅か14点しかないうえに、 月干支「山寅」VS日干支「木申」の天剋地冲もあるので、 激しくも獣的にならざるを得ず、頼りにはならない。 引力本能の土性42点も天剋地冲もあり、それなり。 闘争本能の金性16点は司書という静かな役割(笑)。 とはいえ売れた途端に辞めてしまう持続力の無さ。 目一杯働く気はなく、省力化であろう。 習得本能の水性は48点あり、資料収集には事欠かずだったが。 極めつけは、年支「亥」VS日支「申」の害持ちで表裏あり。 職場に自身の作品が展示されようと、どこ吹く風。 木性の害なので、同僚や仲間を欺くも、我慢できずに逃げだした。 融合しないのだし、月支「寅」で支えられているので、 朝令暮改であろうと表裏一体を装うことは可能な意地の悪さ。 年干支の「草亥」は、未来予測するような度胸ある感性の持ち主。 月干支の「山寅」は、人の話は良く聞くがそれだけで、 飾りごとは苦手でマイペース、恥をかいてまで生きたくないから、 美化できるなら、死もいとわず。 そして日干支の「木申」が、目標盛大休息無用。 常に何かをしていないともたない性癖。 干支番号構成は、12-15-21で東方南方の狭量領域。 あれもこれもできるわけではないが、得意分野ならそれなり。 後天運は初旬「4歳畑卯」は、DNA「司」の引力本能強化。 日干「木」を干合させて、吝嗇家傾向強化。 天剋地冲関係にあった月干支VS日干支の関係が 日干が「山」のなり納音的になるので、内面の秘密あり。 後年になっても披露するのはインコばかりで、地味を装う。 単純変化は大阪から徳島への家族に理由による移住。 影響を受けたのは畠中恵(59-1010/草丑)の「しゃばけ」。 2旬「14歳鉄辰」は、DNA「車」の半会で、内面の闘争本能を磨く。 最後の最後で、力を振り絞り計算尽くで上京か。 現在の3旬「24歳宝巳」は、DNA「牽」の特別意識。 宿命害切れでスイッチも入り、裏稼業が目立ってデビュー。 24年(木辰)のDNA「貫」の大半会年に、早くも図書館を辞して専業作家に! 今後は4旬「34歳海午」が、DNA「龍」の改良改革10年運天冲殺。 自己発揮ではなく新たな挑戦が促されれば、大きくはばたく予感。 むろん新鮮な感謝や奉仕は怠りなく。 5旬「44歳雨未」は、DNA「玉」のいにしえを深める10年運天冲殺。 月干干合は進み行く方向の変化で、干合後は月干「山」が「陽」に、 10年運が「灯」的になり、守護神火性強化は、我が世の春。 年長者ばかりか周囲の目下(ファン)にまで気づかい感謝あればこそ。 6旬「54歳木申」は、主導DNA「貫」の自己確立の律音で、 年支「亥」の害あもるので、前進力際立つとはいかぬが、 自分を知り、さらに強めて、立場の変化へと向かうもので、 20年の10年運天冲殺の感謝濃厚で、余力あれば失速の恐れはない。 7旬「64歳草酉」は、DNA「石」の気配りできねば妥協。 8旬「74歳陽戌」は、DNA「鳳」の守護神もさすがに気が抜ける。 さて、藍銅はツバメならずインコを飼育しているが、 鳥は守護神火性方向なので悪くはないが、害持ちには汚れの蓄積に加速がかかる。 また、25年(草巳)の害切れには、専業化と共に引越をしているが、 DNA「石」の屈辱と妥協で、無理な独立を強行し風邪に倒れる(苦)。 また、noteでは私生活を100円で切り売りしてるが、 たいして売れている気配もなく、害持ちが私生活を垂れ流ししても、 疲れるだけだでなので、本業に精をだしてもらいたい(笑)〜☆ |
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■2025年8月10日(日)宝亥 |
坪井聖○なでしこの記憶と仕組まれたありえない魔力 |
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○大手町でサラリーマンをしながら、 知人の勧めで、読書も殆どした経験がないのにもかかわらず、 22年(海寅)のDNA「鳳」の守護神半会年に、「きら星きらり」で児童書デビュー。 25年(草巳)のDNA「司」のありえない干合年の 03月21日(畑丑)の主導DNA「玉」の害日に、 『なでしこの記憶』で一般向け書籍デビューを飾った 坪井聖(92-0623/鉄午)を取りあげる。 AI曰く「母を亡くし絵を描けなくなった少年・矢崎颯斗と、 「いい子」の重圧に悩む少女・小花あかりが、高校生活を通じて互いを想う力と 「なでしこ」の花に象徴される記憶を頼りに、自分らしさを取り戻す青春小説。」 颯斗が母のために描いたなでしこの絵と、あかりの天真爛漫さが出会い、 二人は過去の出会いや共通点を見つけながら心の傷を癒していく。 なでしこの花は「喪失と再生の象徴」として物語を貫くで、 AMAZONの紹介は「少年少女を救うのは、互いを想う力と一輪の花! 母を亡くし絵を描けなくなった颯斗と、いい子の重圧に押しつぶされたあかり。 自分らしさを取り戻すための、高校生活がはじまる――。 主人公・矢崎颯斗が病気の母のために描いたのは、花瓶に生けたなでしこの絵。 母を失ってからは思い出さないように逃げてきた彼の前に、 小花あかりという底抜けに明るい少女が現れた。 彼女の天真爛漫さに、なぜか憎まれ口を叩いてしまう颯斗だったが、 正反対の二人はだんだんとその共通点と最初の出会いに辿り着く。 明るさのうらに隠されたあかりの本当の姿を、 颯斗は見つけ出し救うことができるのか。」 それらしく書かれているが、それで核心をついたかと言えば、いささか異なる。 年齢制限のないコンクールで賞をいくつもとり、 天才とかゴッホの再来とか安い異名で、 雑誌に取りあげられた絵画は、すべて塗り絵好き、 ピンクなでしこ好きの母親が入院先で喜んでくれるから描いたもので、 学級委員は受けても美術部の勧誘は断った。 そんな母は癌を患いもういない(父親も幼い時に交通事故で亡くなった)。 そして行きつけの花屋は妻に先立たれた入り婿の男が会社勤めを辞め 残した花屋をひきつぐ「なでこ」という店。場所は石川町から元町の裏手か。 頭脳明晰でもっと他の高校に進学できるのに なぜか同じ高校に進む幼稚園からの悪友の皆木和也と久しぶりに訪れれば、 そこには絵に描いたような美少女のアルバイト小花あかりがお迎え。 しかも入学式に登校すれば、嬉しい偶然で同じ学校同じクラスで 和也が学級委員長であかりが副委員長なのに 園芸委員の颯斗のサポートを押しかけする始末で、まるで交際しているみたい。 そして外堀を埋められて頑なに拒絶していた絵画制作を学校長からうけてしまう。 花屋の主人に言わせれば、かつて母親との確執で雨の中家をとびだし ずぶ濡れになっていたあかりが花屋に来たので初対面でないという。 (普通は覚えてるだろうさ) そんな「あかり」の好きなタイプは 「誰かのために一生懸命になれる人」と聞かされ 異性として意識してしまうが花屋店主の死や文化祭での絵画展示を乗りこえ 最後はコンビニで唐揚げをリクエストするのしないのというトホホさ。 微笑ましいことには変わりない。 神奈川県横浜市港北区日吉出身で在住と思われるが詳細不明。 明治学院大学文学部英文学科(英国の詩歌を専攻)を卒業し、 東京都千代田区大手町勤務の勤め人の坪井は、 DNA「玉」主導で、生き方をなかなか変えられず、 環境を変化させることは難しいが、 学びの姿勢はあるため、舞台は地元であり、学び舎にされている。 「玉+貫」は、今日明日の事には盤石で遠い未来までは考え及ばず。 「玉+玉」は、無理をせずに縦社会に融合するが欲得は稀薄。 「玉+鳳」は、自分を棚上げして客観的思考。 なので自己について多くを語らず、予定調和を目指す。 才能は守護神方向にもなる「鳳」で発信力だが、 「玉」の影響濃厚で冒険はしない。 「玉+車」は、考えたとおり絵にかいたような作風。 「鉄+玉+午月」は、頭は良いがいわゆる試験は不得手。 「申」年生まれ「鉄午」は、まとめ下手のため呆気ない。 生き方を表す伴星は「牽」で、権威に弱いから主人公も校長の意向。 物事の始めの洩星は「車」で、単独行動で帰宅部似合う。 締めにあたる導星は「鳳」で、趣味のような人生。 宿命の特長は、初夏午前十時頃の陽光輝く海に浮かぶ船。 総エネルギー252点は相応だが、自身の金性は50点とまずまずの存在感も、 水性は僅か30点しかなく、湊に停泊したまま動けぬようなもの。 火性の闘争本能は86点、土性の習得本能も86点で、 やる気まんまんで、土地の応援もあるが、 引力本能の木性ゼロ(DNA禄/司なし)は、積荷がないようなもので、 感謝や奉仕の念なく愛想もないので、大人ではない高校生が主人公だし、 出会いの場でもある花屋で他の客が登場することもなく、 街全体がひっそりとし、高校生が好む唐揚げありのコンビニのみで味気なく、 活気も乏しいうえに、地道さはなく、無限大にありえない花ばかりでてきて 学校長以下、花には糸目がないという不思議な舞台設定。 また配偶者成分皆無にもなるので、異性の気持ちも理解しづらいため、 あっさりとしたもので、主人公男子のこだわりに比して 女子特有の苦悩という動機づけが乏しい。 ピンクのナデシコの花言葉は「純粋な愛」なので、 不器用な少年少女の関係性としては、悪くないのだろう。 年干支の「海申」は、気楽。 月干支の「陽子」は、移り気。 そして日干支の「鉄午」は、過保護が似合わない寂しがり屋。 鍛えられてこそ本物になるが、苦労なしはただの乱暴者か。 干支番号構成は、09-13-07で東方狭量偏りで、振り幅なし。 後天運は、初旬「5歳灯未」は、年干「海」と干合すれば、 「草未」になるので、これが日干支と干合支合するので、 ありえない木性が出現して、虚ながらも初旬条件が出て、 社会参加していけば、成功運型となるが、与えられるのは意識高い系の自尊心と 理想的な世界を目標にする姿も、内面より外見重視。 年支「申」と月支と日支の「午」のからむ変則方三位で、 想念が強くなる傾向は、夢見がち。 2旬「15歳山申」は、DNA「龍」の新たな挑戦といっても、 日吉から白金高輪なんて30分もしない。 3旬「25歳畑酉」は、DNA「玉」の主導DNAで自己確立。 社会参加しているが、活かしきるために兼業作家を目指し、自費出版。 今後は4旬「35歳鉄戌」が、DNA「貫」で自己本位だが、 大半会10年運天冲殺もあるので、独立独歩で飛翔の可能性。 まさかの作家本職まで視野に入るかもしれぬが、 元より10年運天冲殺は受身でこそ成功度合いも大きい。 しかも木性ゼロでは社会還元が可能か否か微妙なので、 あくまでも本業での評価アップが好ましいのではないか。 5旬「45歳宝亥」は、DNA「石」の協調性和合性10年運天冲殺で、 仲間次第仲間の変化による進み行く方向が転換。 忌み神月干「陽」は守護神「海」になるのでありがたいが、 年支「申」の害もあり、なにもかも順調かと思えば別の話。 6旬「55歳海子」は、DNA「鳳」で、気が抜ける。 月干支「陽午」の天剋地冲に、日支「午」の対冲で、 守護神とはいえ激動で、表現手段は微妙も、 夏生まれのため準ターボ運が始まり、善し悪し別に目立つ。 7旬「65歳雨丑」は、DNA「調」の害で、反抗心はもつなだが、 月支も日支も害なので、消化器系の病などが年齢的にも懸念される。 8旬「75歳木寅」は、前旬の害をなんとかやり過ごせたとして、 DNA「禄」の半会でありえない引力本能。 吐きだしたところに入ってくるのか、でていく一方で厳しいのかは 変わり宿命の生き方次第なので、ここでは断言できない。 さて、繰り返すが坪井は、木性ゼロ(DNA禄/司なし)で、 原則、感謝奉仕はなく、あるとすれば無限大。 お金に糸目はつけずなので、ありったけの気持ちをこめて自費出版。 配偶者成分皆無でもあるので、手当たり次第で間違えるか縁なしか。 宿命にない木性年一年目(24年/木辰)で準備を行い その二年目(25年/草巳)で出版にこぎつけ、地道に宣伝といったもの。 舞台もどこか地元を思わせる街並みに、ありえない方向の花屋でアルバイト。 家族の方向の木性がないので、両親がおらず祖母との暮らし。 高校に入学したと思えば、親友は一緒だしクラスも同じ、 憧れの少女まで一緒のクラスで、 園芸委員も絵に描いたように二人でというお膳立て。 学校長の花好きに、花屋の主人との意外な関係に ありえないから、最後はあっけなくなくなってしまう。 こんなに全力でありえない成分勢揃いということは、記念品なんだろうね〜☆ |
ありえないような純粋青春小説〜→![]() |
★3.5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年08月01日(金)海寅 |
大竹昭子○間取りと妄想とありえない雨乞い |
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○79年(畑未)のDNA「石」年より、81年(宝酉)の主導DNA「調」年まで ニューヨークに滞在し、写真と執筆活動を開始。 ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論、 インタビュアーなど幅広い分野で執筆活動。 07年(灯亥)のDNA「玉」の守護神年から、 トークと朗読の会「カタリココ」の活動開始。 08年(山子)のDNA「貫」の納音天冲殺年に、 短編小説「随時見学可」で第34回川端康成文学賞候補。 11年(宝卯)の主導DNA「調」年の東日本大震災後、 詩人や作家にことばをもちより朗読してもらう「ことばのポトラック」を始める。 年支「寅」と日支「午」のからむ大半会三合会局年だった 18年度(山戌)には第28回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員を務め 「東京凹凸散歩」「迷走写真館へようこそ」「出来事と写真」 ほかの著書があり、随想・対談シリーズ「カタリココ文庫」を運営する、 大竹昭子(50-0920(山午)が、WEBマガジン「あき地」に連載をして、 17年(灯酉)のDNA「玉」の守護神年に上梓した 『間取りと妄想』を05月18日(灯亥)の守護神日に文庫化し刊行した。 家を建てるなんて、余程の酔狂な人でない限り、 生涯一度あるかないかなので、妄想するしかない。 そもそも人一人が生きて行くのに、広大な空間や、 化けもの小屋なり迷路を駆使した装置は無用の長物なので、 ありえない妄想だからこそ、本書が成立するのかもしれない。 そして資産価値を考えたり、同居する人の意見を考慮してしまえば、 無難にならざるをえず冴えない光景しか浮かばない。 「船の舳先にいるような」「隣人」「四角い窓はない」「仕込み部屋」 「ふたごの家」「カウンターは偉大」「どちらのドアが先」「浴室と柿の木」 「巻貝」「家のなかに町がある」「カメラのように」「月を吸う」「夢に見ました」 の全13篇には全て不動産業者が何度もコピーを繰り返したような 簡易的な地図が添えられているが、それとて気休めにすぎず、 どこか無国籍で生活感のない場所を精一杯想像するようなもので、 微妙でちぐはぐな二重生活や錯覚、欲望と秘密に惑わされてはいけないが、 これだけあれば、ひとつくくらいは気に入る間取りが見つかるかもしれない。 東京都内に誕生。東京都中野区東中野育ちで、 上智大学文学部社会学科を卒業し、 現在は東京都新宿区四谷近辺を根城に活動していると思われる大竹は、 DNA「調」主導で、他者が真似できぬような独創的で権威的。 むろん才能も「調」で、孤独で行い激しい批判力あり。 「調+龍」は、不満を向上心に変換させる。 「調+石」は、極めつけの自尊心も地位に固執せず。 「調+鳳」は、ざっくりなれど曖昧。 「調+牽」は、抑えめの品格と大胆な切り口。 「山+調+酉月」は、霊力のような直観。 「寅」年生まれ「山午」は、どん底からの上昇。 生き方を表す伴星は「牽」で、なにかと形づけ、見えない物を見えるようにする。 物事の始めの洩星は「牽」で、権威の引き立て。 締めにあたる導星は「調」で、口うるさい姿勢。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の岩石むきだしながら、 そこには草木が僅かはびこり、花が一瞬咲きほこったかと思えば、 光輝く名所旧跡の案内板にも変貌する表層的変化の多い山だが、 総エネルギー189点は存外身軽であちこち飛び回る土塊。 山が動くわけのないのに動いてしまう矛盾を 土性68点の身強にさえ見える子丑天冲殺らしさが支える。 闘争本能の木性と伝達本能の金性は38点、 習得本能の守護神火性は45点とそれなりも 水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、潤いなしで愛想なし。 感謝奉仕なしだから、渇いた土壌で、配偶者成分皆無。 それを前提にすれば、水はよくでてくるし、そのわりにあっさりしている。 年干支の「鉄寅」は、良妻にも悪女にもなりうる妙な魅惑で、変貌自在。 地図なり間取り図にように、いくらでも修正可能。 月干支の「草酉」は、あらかじめこさえられた盆栽のようなもので、 一本気すぎて柔軟性無く、異性の裏切りを誘うなり、ズレがでる。 そして日干支の「山午」は、なんでもありなんでも呑み込む帝王だが、 諦めも早いので、次から次へと興味対象を変化させることも難なし。 干支番号構成は、27-22-55で南方2点に北方1点の鋭角領域。 なんでもいけるようで、実は狭い了見は癒合しづらい。 後天運は、初旬「4歳木申」は、DNA「車」で落ち着きない闘争心。 「山」なのに辛抱出来ないのは、ここが原点。 年干支「鉄寅」の天剋地冲もあるので、親が犠牲になるなどありそうだが、 社会に出てから一定の破壊条件を伴えば後天成功運型。 2旬「14歳雨未」は、宿命に存在しないDNA「司」の干合支合。 ありえない異性の影響を淀みなく濃厚に受けたが、より身強が加速。 3旬「24歳海午」は、DNA「禄」の同じく宿命に存在しない水性の欲得。 攻撃力破壊力もパワーアップして勘違いもあるが渡米。 4旬「34歳宝巳」は、主導DNA「調」の反撃と自己確立。 他者とは異なる方向は確立された。 5旬「44歳鉄辰」は、DNA「鳳」の表現力強化と進み行く方向の変化。 干合変化後の月干は「宝」なので、使い勝手の良い主導DNA方向で、 かえって激変にはならずか。 6旬「54歳畑卯」は、DNA「石」の月干支天剋地冲で立場が変わる。 仲間作りなので「ことばのポトラック」であり、また小説の世界へ踏みだす。 7旬「64歳山辰」は、DNA「貫」の独立独歩。「カタリココ文庫」の運営。 現在の8旬「74歳灯丑」は、DNA「玉」の守護神ながら害毒の10年運天冲殺。 ありがた迷惑なのに、それに収まらず自然に飛翔。 前半は気分良く、この刊行も含め世界は拡がるが、後半は体調不安に注意したい。 大竹は「写真はある光景を「瞬間冷凍」したものです。 ワークショップではみなさんから提出していただいた写真をスクリーン上映し、 それを見ながら「解凍」します。おもしろい写真、待ってます!」という試みを 全国に展開して出前しているようだが、たしかにその論評ばかりか、 写真は小説を圧倒するだけの、おかしくもある鋭い切り口。 そこだけみたら異様な存在でフットワークの軽さには頭が下がるが、 動かぬ「山」が動くのだから劣化も心配(そもそも海外の箔付けは論外)。 本来は、一箇所に拠点をもうけ、そこに人々を集めるのが本則。 街歩きはスリルもイッパイ幻惑もありだが、水性ゼロは無限大の引力本能であり、 異性なんぞより、もっと面白いものを引き寄せる。 ありえないんだから、この世のものではない。 集中豪雨なのか線上降雨帯みたいなもので、 干ばつには雨乞いが必須で、そこらの一工夫を優しく無限大にやってほしい〜☆ |
動くなおびき寄せろ〜→![]() |
★3 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年07月27日(日)灯酉 |
中西智佐乃○長くなった夜を、語る朝靄の山の憂鬱 |
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○大学卒業後に就職し、大阪文学学校に通いながら創作を続ける、 19年(畑亥)のDNA「石」年に、 「尾を喰う蛇」で新潮新人賞(19-0904)を受賞しデビュー。 25年(草巳)のDNA「牽」年に、 「橘の家」で第38回三島由紀夫賞(25-0516)に選ばれた 中西智佐乃(85-0228/山戌)が 雑誌「すばる」24年(木辰)09月号に掲載した 『長くなった夜を、』を04月10日(畑酉)のDNA「石」の害日に上梓した。 かつては幼稚園教諭として働き、理不尽な同僚との関係に疲れ果て、 今では化粧品関連配送会社の倉庫のコールセンターで派遣社員として働く関本環。 両親はともに高校教師で、環は幼いころから厳格な父親の教えに従い生きてきて、 38歳になった現在も夜9時の門限を守っている(中学は5時高校は6時大学は7時)。 そんな環とは対照的に、両親に反発し自由奔放な妹の由梨は、 離婚した夫との間に公彦という男児がおり、 実家に戻ってパートとバイトを掛け持ちしながらも、 新しい男との逢瀬が楽しいようで育児にはまるで興味がないように暮らしている。 環はそんな妹に代わり、公彦の保育園の送り迎えやなどの世話をしているうち、 居なくてはならないかけがえのない存在になっていたし、 それは公彦にとっても同じ思いのようだ。 そんな時、由梨は両親と決別し、実家を出てマンションで暮らし始める。 公彦の様子が気になり、娘の素行に手を焼きながらも、 跡取りの孫が可愛くてしようがない両親が寝静まった後、 毎夜のようにまるでストーカーのように妹のマンションを見に行く環だったが、 由梨が公彦を置いて男と出かけ行くのを目撃してしまう。 どちらかというと異性を嫌悪する性癖で、 摂食障害と生理不順で常に鎮痛剤を持ち歩き、 衰えてきた身体を労りながらも自らの子供を産む意志は失せている。 だから、公彦を自分のものにしたい、自分が愛情をかけて育てたいと願い。 心配の果てに、環は突発的な行動に出る。 「父がお墓を公彦に守ってもらわなあかんって言うんだよ。 だから私は連れ戻した」「親の言うとおりにしてきたんだね」 家族というコミュニティーが抱える闇を露わにした挑戦作で、 「私の書く小説には、小さなコミュニティーの中で 生じるゆがみや暴力が結構出てくる」としながらも、 「妊娠・出産」にも暴力性が含まれていることに、書きながら気づき苦悩する。 全編私小説風であるのに「あなた」という客観性で綴る文章は、 当初は思いのほか違和感があったが、読み進めていくうえで、 そうせねばならない慟哭が聞こえてきそうだ。 コールセンターの30歳前の同僚の古賀さんはわりのいい仕事を求めて辞めていく。 倒れてしまい運び込まれた救急病院で向かえてしまった、あなた。 はじめて家の外で朝をむかえた日だった。 大阪府生まれ大阪府在住。同志社大学文学部を卒業した中西は、 DNA「車」主導で、危険すぎて反撃素早く、犠牲的本質で単独行動。 「車+石」は、目的完遂最優先そのために大義優先。 「車+貫」は、一本気。 「貫+貫」は、利己主義で懲りずに執着。 「車+牽」は、自己への労りと他者への繊細さ無縁の同居。 才能はこの「牽」で、役割意識、権威。 「山+車+寅月」は、子供っぽい純粋さ。 「丑」年生まれ「山戌」は、他力運。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味のような人生。 物事の始めの洩星は「石」で、共同なり家族なり。 締めにあたる導星は「貫」で、最後は一人。 宿命の特長は、初春午前四時頃の雑草により太い樹木を覆った山。 総エネルギー241点は相応に強く、守備本能の土性は実に93点もある身強。 闘争本能の木性は52点で次位の占有率で、慌ただしさを感じさせ不穏。 守護神習得本能の火性は僅か33点で心許ないが、 月支「寅」VS日支「戌」の半会で、 現実的火性が生成されるので体験や取材が拠り所。 伝達本能の金性は38点と特異で独創的な形状。なので二人称に違和感なし。 引力本能の水性は僅か25点で干からびてはいないが、愛情は稀薄でみせかけ。 年支「丑」VS月支「寅」は鬼門方向で、月支「寅」VS日支「戌」は半会なので、 積極的に表へ出て行くよりも、何らかの刺激をうけながら内側に安定を求めたい。 年干支の「草丑」は、堅実で忍耐力ありの持久力勝負で地味な印象。 月干支の「山寅」は、お山の大将で恥をかく事に躊躇。自分なりの美意識が誇り。 そして日干支の「山戌」は、自身や祖先に出生の秘密あり、異様なまでの執着。 見た目の明るさに惑わされ、本質の制約に気づかぬと、自由を求めても厳しい。 干支番号構成は、02-15-35で東方2点に西方1点の鋭角領域で、不満を内包。 後天運は初旬「2歳畑卯」が、DNA「石」の支合で、兄弟姉妹や仲間を意識も、 妥協や忍従の人生になりそうだが、年支「丑」VS月支「寅」の隙間を埋める 東方へ向かう変則方三位で、不自然ながらも外への関わりが生まれ、それに従う。 2旬「12歳鉄辰」は、DNA「鳳」の伴星にもなる10年運天冲殺対冲で、 年干「草」の干合により、さらに金性は強化で、 内側のこだわりや動きづらさが破壊され、地元ではない大学に進学し、 過去からの脱出は、緩やかであろうと格段に次元が上昇気運へ向かう。 3旬「22歳宝巳」は、DNA「調」の金性強化10年運天冲殺。 極端な方向に寄与するのは、就職しても創作活動にかかわる。 現在の4旬「32歳海午」は、DAN「禄」の引力本能強化の三合会局。 年支「丑」の害があろうと、月支「寅」VS日支「戌」のからむ 守護神火性強化で、稼働開始となる。 今後の5旬「42歳雨未」は、DNA「司」の進み行く方向の変化で、 月干ばかりか日干も変わるので、刺激と変身さえあり衝突も厭わねば、潤う。 6旬「52歳木申」は、主導DNA「車」で、自己確立。 月干支の天剋地冲も伴い多忙に耐えきれば稼働力激増。 7旬「62歳草酉」は、DNA「牽」の害。 年干支「草丑」の大半会を伴うので、大きく前進した結果の失言などか。 むろん年齢的に傷病もあり、満足に稼働できない恐れも。 8旬「72歳陽戌」は、DNA「龍」の守護神で、前旬害をやりすごせば安泰の老後。 中西の正規デビューは夢の中。 「丑」年生まれ「山戌」は、他力運だからこそ 一人称でも三人称でもない 二人称小説は今だから輝くが、 来年(26年/陽午)のDNA「龍」年らしい変身できるか否か。苦悩は尽きず〜☆ |
陰陽ある苦悩をそえて乗りこえたい〜→![]() |
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★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年07月20日(日)鉄寅 |
竹中優子○ダンスにある正直な毒は微妙に癖になる |
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○15年(草未)のDNA「車」年より「未来」黒瀬珂瀾選歌欄に所属。 16年(陽申)の害緩和方三位年に「輪をつくる」50首で第62回角川短歌賞、 22年(海寅)の主導DNA「司」の天冲殺年に 第一歌集「輪をつくる」で第23回現代短歌新人賞を受賞。 同年、第60回現代詩手帖賞を受賞。 23年(雨卯)のDNA「禄」の天剋地冲天冲殺年に、 第一詩集「冬が終わるとき」で第28回中原中也賞最終候補。 24年(木辰)の害切れ干合支合年に、 「ダンス」で第56回新潮新人賞(24-0905)を受賞し、 第172回芥川龍之介賞の候補となる。 同年伊藤園新俳句大賞佳作特別賞に選出され 「おーいお茶」のラベルに「とんかつ定食四十歳を生きている」が掲載される。 25年(草巳)のDNA「車」の半会年に、 短歌、詩、小説における幅広いジャンルの実績を認められ、 令和6年度福岡市文化賞を受賞している竹中優子(82-1122/畑酉)が、 雑誌「新潮」24年11月号に掲載した作品を加筆訂正して 『ダンス』として、01月10日(畑卯)の納音害切れ天冲殺日に上梓した。 学生時代は小説家になる夢を持っていた私は 「今日こそ三人まとめて往復ビンタをしてやろう」と 堅く心に決めて会社に行ったが、実際、行ってみると三人とも出社しておらず、 垂れ目の山羊みたいな係長が声をかえてきた。 休みの連絡をしてきた下村さんに対しては係長が優しく 「無理しないで、ゆっくり休んで」と声をかけているのを聞いて 山羊の善良さを私は憎んだ。 同じ係の同僚達が揃いも揃って会社を休むことが続いていた。 週一で休むのは当たり前、週に三回も休む日もあり、 そのしわよせは山羊および私に及んでいるので、怒るばかりか、ため息がでる。 そんな山羊は「仕事に慣れるより職場になじむことを頑張って」と言われる始末。 新卒で採用されて丸二年、一廻りも年上の下村さんは頼りがいのあるお姉さんだ。 そして下村さんに、残りの二人の三角関係を知らされる。 下村さんは男性と二年間同棲していて入籍間近だったところを 非常勤職員のその若い女性を取られたわりには 気ままな言動で私を翻弄し、ストーキングに付き合わされたり、 ストーキング先前の公園でスケボーをしていた不動産屋の太郎と懇意になって、 手切れ金の150万をせしめた下村さんにつきあわされ 住みたい街ランキング1位の周辺への引っ越し先選びの同行を求められたり、 振りまわされる。 それから合コン三昧の下村さんの愚痴につきわされる日々が続くようになるが、 そんな下村さんはまるでダンスを踊っているようだった。 結局住宅手当貰えるようになり引っ越さなかった下村さんは 気がついたら辞令がでて私が他部署に異動になって一年後、 因縁の二人は結婚をして、下村さんは知らぬ間に退職して メールをしてもアドレスを変えてしまったようで一向に連絡がとれないうちに、 太郎と頻繁に会うようになり結婚して、離婚をした。 それから十年、私は甲状腺が肥大して検査をすることになり、 気がつけば四十歳になっていた。 ある日掘り出し物がるというディスカウントストアで 偶然15年ぶりくらいに今は子供達に囲まれて穏やかだという下村さんに遭遇する。 何も知らない下村さんは「いい三十代だったんだね〜」というが 私は「ビンタしましたよ。離婚するとき、夫を思いっきり」と伝え、 下村さんはビンタの話が理解出来ず 「なにそれ、あんたってそういう感じだったっけ」 「覚えてないんですか?」と言えば 「ビンタと言えば野坂昭如と大島渚? あれをみていると時々元気になるんだよね」と返してきて しばらくお喋りをして「じゃあまたね」と軽く手をふって 人混みのなかに消えて行ったという呆気ないけどしんみり深いお話。 山口県下関市出身で、中高校生時代、不登校を経験も短歌で乗りこえる。 早稲田大学第一文学部を卒業し、東京で就職したものの2年で退職。 福岡県福岡市で大学職員につき、福岡県福岡市中央区在住で、 未来短歌会所属の竹中は、DNA「司」主導で地道で生真面目。 「司+石」は、日常生活に派手さは無く、仲間に翻弄されても大切にする姿勢。 才能はこの「石」で、なんでも受け入れる。 「司+鳳」は、忍耐力あり。 「鳳+鳳」は、原則欲を表にださない。 「司+司」は、現実性強く心の奥底は他人に見せたくないので、 一工夫をして短歌や文章に託す。 「畑+司+亥月」は、まるで誕生前の胎児のような感性だが中身は激しい。 「戌」年生まれ「畑亥」は、正直でいたいという気持ち。 生き方を表す伴星は「龍」で、変化を好む。 物事の始めの洩星は「石」で、仲間と始める。 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で決める。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の特別な装置を兼ね備えた波止場。 総エネルギー202点はまずまずも、自身の土性は26点で護りに危うい。 闘争本能や異性を表す木性は18点で、過酷な労働や異性にはあとづさり。 守護神習得本能の火性は18点で、苦労しながら使うしかない。 忌み神伝達本能の金性は84点で、引き出しは多いが重荷。 忌み神引力本能の水性は56点で、生活を第一に考えやすい。 日支「酉」VS年支「戌」VS月支「亥」の変則方三位で、 秋から冬へと越冬のための準備や身支度をする形だが、 年支「戌」VS日支「酉」の害持ちは、表裏あり。 ただし前述のとおり正直なため、矛盾ありだし、 そのくせ本音で融合出来ないため、過酷な人間関係を強いられる。 そして生活のために働き、私的に芸術の世界に没頭する。 年干支の「海戌」は、旧い血筋の中の突然変異で挑戦者。 月干支の「宝亥」は、純粋で傷つきやすいが特別な感覚が舞い降りる。 そして日干支の「畑酉」は、形を重視。なので始まりは短歌。 常に歳上女性に大切にされないと辛く、当該小説はその飢えを表現したもの、 本当は常に一緒にいたいという気持ちが濃厚。 干支番号構成は、59-48-46で北方の狭小領域で、 生まれた土地になじむだろうし、積極的に人生を拓いて行かず受身。 後天運は、初旬「5歳鉄戌」が、DNA「調」の害。 偏り激しく繊細でエキセントリックなため、周囲を意識しても融合しづらく、 生涯一人で生きるような人生の示唆。 宿命にあるばかりか初旬でも害毒に日支が侵されているので、 自己を守るためには、孤独でいるしかない。 たとえ集団の中に身を置いても孤独でいるのが性にあう。 2旬「15歳畑酉」は、DNA「貫」の律音で、巻き返し。 前進するより、守備本能で自己保守。 寅卯天冲殺でも特に故郷を重要視するため、東京での就職は苦痛。 3旬「25歳山申」は、DNA「石」の仲間との関係を受け入れる。 年支「戌」VS日支「酉」の害緩和の方三位でもあり、ひとつの形を得る。 現在の4旬「35歳灯未」は、守護神火性のDNA「龍」であり、 新たな挑戦なので、小説という形にも縁がでた。 今後は5旬「45歳陽午」が、守護神火性のDNA「玉」だが、 月干干合は進み行く方向の変化で、10年運は「海」となり主導DNA方向。 干合月干「雨」は、DNA「禄」だが、感謝と奉仕に明け暮れず、 自己の領域を広げるだけ、自己への投資では良さがでない。 6旬「55歳草巳」は、DNA「車」の半会と月干支の天剋地冲で、 木性強化は危険なことをせず、慌ただしく稼働すれば正解。 7旬「65歳木辰」は、DNA「牽」の害切れの干合支合で、 濃厚な役割を担えば、見事に開花する絶頂期で、我が世の春。 8旬「75歳雨卯」は、DNA「禄」の害切れ天剋地冲で、 前のめりになり派手に進めば、過去の清算となる。 「私は、現実の職場等では、四十歳近くになって、 独身で歌や詩をやる人間など他にはいなくて、異色の存在です。」は、 観察者の立場だし、それで居心地が悪くないなら良いではないか。 贅沢言ったらきりがない。そういう人生だってある〜☆ |
素敵な暴走と妄想という言い訳〜→![]() |
★4 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年07月08日(火)山寅 |
増山実○今夜、喫茶マチカネで最高の夜を迎えたい |
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○放送作家として、「ビーバップ!ハイヒール」のチーフ構成などを担当。 12年(海辰)のありえない水性年に「いつの日か来た道」で、 第19回松本清張賞最終候補となり、 それを改題した「勇者たちへの伝言」で、 同じくありえない水性年だった13年(雨巳)にデビュー。 同作は16年(陽申)に第4回大阪ほんま本大賞を受賞し、 22年(海寅)のありえない水性の天冲殺年に 「ジュリーの世界」で第10回京都本大賞を受賞。 他に「空の走者たち」「風よ僕らに海の歌を」「波の上のキネマ」 「甘夏とオリオン」「百年の藍」などがある増山実(58-0926/陽午)が、 「小説すばる」に23年(雨卯)のありえない水性の天冲殺年に連載していた 「待兼山奇談倶楽部」を加筆訂正をした 『今夜、喫茶マチカネで』を昨年(24年/木辰)のありえない木性年の 07月10日(草亥)のありえないDNA「玉」日に上梓している。 「実は、私には、今まで誰にも話してこなかった、秘密があります」 昭和29年(54年/木午)に大阪の待兼山駅前で父と母が始めた書店と喫茶店。 1階の書店を兄が、2階の喫茶店を弟が継いだが、時代の流れもあり、 駅名が「大阪大学前駅」に変更されるタイミングで閉店を決意。 65年続いた店の歴史の幕を閉じることに。 残された数ヶ月間、月に一度開かれる「夜会/待兼山奇談倶楽部」で、 街にゆかりの人々が語るとっておきの思いがけない体験、 生涯最高の思い出とは・・・・・。 第一話「待兼山ヘンジ」 地元の老人が、待兼山で発見された 「マチカネワニ」の化石にまつわる不思議な体験。 少年時代、彼は化石発掘現場で偶然、 古代の石碑(ヘンジ)に似た構造物を見つける。 それは地元の人々が「待兼山ヘンジ」と呼ぶ神秘的な場所で、 夜になると不思議な光が現れる。 彼はその場所で、亡魂のような存在と対話する体験をし、 人生の岐路で勇気を与えられた記憶を振り返る。 待兼山奇談倶楽部からとある未亡人のもとに届いた不思議な小包。 並行世界への示唆と街の中にある美しい夕陽を見られるスポットの紹介。 阪大生にも有名な、マンハッタンならぬ待兼山ヘンジは、 園田競馬あたりで走ってそうな名前で変に誘う。 喫茶マチカネのマスター今ちゃんこと今澤敦己と常連客の仁さんで、 イマジンコンビとバイトリーダーの繭子に言わせたり洒落っ気タップリ。 54年04月01日(灯亥)にマスターの父親がらんぷ堂書店を 母親が喫茶マチカネを開業し、かつては大賑わいだったという。 やがて書店を長男の幸一が、喫茶店を次男がついだというが、 中国自動車道との交差の都合で高架駅にならなかった駅の悲喜交々。 そんな二つの店も2021年09月で店仕舞いするという。 大阪大学創立90周年を機に待兼山駅が大学名をいれて 石橋阪大前駅に変更されてしまうからだ。 それを記念して地元の逸話をまとめた本を残そうという話が持ち上がる。 第二話「ロッキー・ラクーン」 マチカネといえばオールドファンには旧阪大出身の ホソカワミクロンの代表者が所有していた マチカネフクキタルやマチカネタンホイザなどだが、 かつては競馬中継で店も賑わっており、 皆がもりあがってマチカネの馬を応援していたと言うが、 阪大生の繭子には、ウマ娘に熱狂する世代だ。 商店街の外れで年中ビートルズをBGMにしている カレー店「ロッキー」を営む75歳になる時任(44-0508/雨酉)は、 そんな競馬好きの一人で19歳の時にビートルズのとりこになり、 宮崎の銀行員から大阪のビアホールをへて 2010年(鉄寅)にカレー屋をはじめる前に喫茶マチカネで、 何気なくみた競馬新聞の小倉4レースに「ロッキーラグーン」の名前をみつける。 この馬名はビートルズのホワイトアルバムに収録された いわゆる返り討ちにあった話で、同馬は新馬戦なのに10頭だての最低人気。 そこに運命を感じた時任は店名を「ロッキー」に決め、 このジャングルポケット産駒の栗毛馬を ずっと毎回単勝馬券を買って応援することになるが、いっこうに勝てない。 やがて中央競馬から去ってから消息をたずねようともしなかったところ、 夢に彼が現れ颯爽とゴールをきる姿を目にした。 12年05月09日(畑巳)に68歳の誕生日を迎えた日、 二十歳になるという茶髪の若者が一人でカレーを食べている時に この曲が流れ迂闊に涙したところ話がはずみ、 彼は北海道の安平町の生まれで、一ヶ月前に仕事をやめ、 今日が誕生日だという。時任も同じ誕生日で盛りあがる。 店を出る時彼(08-0509/畑酉)は、 「ロッキーラクーンはきっとご主人にすごく感謝していますよ。 それから、そのあとあれだけ頑張れたのも、ご主人のおかげすよ」といって 風のうように去って行った。 時任は慌ててパソコンを開き「ロッキーラクーン」のあとに「馬」と入力して その後の活躍を知り、つい03月24日(木申)に引退したことをしる。 なぜ早く気づいて荒尾や福山まで応援しに行かなかったが悔やまれるが、 この事を毎年誕生日がくるたびに思いだし、 あの若者に礼を言わなかったことを恥じる再会の奇跡。 第三話「銭湯のピアニスト」 地元の銭湯に住み込みで清掃をしていた元阪大生の城崎朋子という女性が、 かつて銭湯の休憩室に置かれたピアノにまつわる話を披露する。 第四話「ジェイクとあんかけうどん」 かつては豆腐屋で現在は定食屋能登屋食堂を経営する村田ふみ子が 南方戦線で戦死したという兄の死を信じない父親と フィリピンからやってきたボクシング選手ジェイクの交流を語る。 やがて帰国してポールという子供ができて来日するが、 彼の尻には亡き兄と同じ痣があったという。 第五話「恋するマチカネワニ」 待兼山の地名は、平安時代にここで人目をしのぶ逢瀬を重ねた 男女の伝説から生まれた。 喫茶マチカネの向かい側のビルでバー「サード」をやってる1950年生まれの大! 深夜に「第三の男」を見て、名付けたもので、中学校時代の趣味は化石採集。 古代鰐の化石を別の中学生に発見されて地団駄踏んだ思い出。 第六話「風をあつめて」 今は豊橋で介護士をしている1981年生まれの山脇恭子が、 かつて阪大の文学部音楽学科生で音楽の文化的研究をしており、 はっぴいえんどの名曲「風をあつめて」にまつわるエピソードを語る。 反戦プラカードを駅前でかざしていたところ 1952年当時の学生運動(吹田事件)に関する秘話を老人から聞かされる。 第七話「青い橋」 店の常連客で、1956年生まれで停年退職した元電車運転手の沖口久志は、 ある日、運転中に待兼山駅近くの青い橋が赤く見えて不思議なお思いにかられ、 休日に初めて待兼山駅に降り立ち、喫茶マチカネに誘い込まれ常連客となった。 その経緯があまりにも荒唐無稽で、奇譚倶楽部の話として残そうとしたらしい。 最愛の妻にも内緒だった話の真相は。 石橋駅と待兼山駅が同時に存在する並行世界に気づいてしまったのだ。 大阪府に誕生し、同志社大学法学部を卒業し、現在は阪急沿線に住んでおり、 大阪大学前駅にもしばしば訪れているという増山は、 DNA「司」主導で、純粋で地道な人。 才能は主導する「司」で、誰かのために役立つ自覚。 才能は剋線がないが木性と水性のない野人なので、 がむしゃらに野生の貪欲さをみせればいいので「司」でいい。 「司+鳳」は、忍耐力あり。 「鳳+鳳」は、気さくで繊細な感性。 「司+調」は、負けず嫌い。 「司+司」は、現実性強く、心の奥底を簡単に表に出せず。 「陽+司+酉月」は、名誉より財を好むが中年期に挫折多い。 「戌」年生まれ「陽午」は、仲介者気質。 生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれている何かを表にだす。 物事の始めの洩星は「鳳」で、なんとなく始める。 締めにあたる導星は「司」で、自己の意志を尊重する。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の特別な鉱石を発掘する山に沈む夕陽で、 一見絶景にも思えるが、年支「戌」VS日支「午」の半会で、 結論を即座にだせればいいが、躊躇してしまえば、 年支「戌」VS月支「酉」の害が効き、躓いたかと思えば、 独特の魅力を醸しだし、人をひきつけて離さない魔術にもなる。 総エネルギー210点はまずまずも、 習得本能の木性ゼロ(DNA龍/玉なし)は野人的で、 模倣から入り題材を決めて無限大に見せかける。 自身の火性の守備本能は71点も生じられる木性無く自力。 伝達本能の土性は64点で、力を抜いて疲労を防ぐ。 引力本能の金性は75点で、欲深く何が何でも成果を求める。 闘争本能は水性ゼロ(DNA車/牽なし)は野人で、争いは好まず。 年干支の「山戌」は、見た目とは裏腹に内面繊細葛藤あり! 異常なほど頑固で制約が多すぎて身動き取れず。 月干支の「宝酉」は、博識も毒にも薬にもならずで、 世渡り上手とは言えずに、融通も効きづらい。 そして日干支の「陽午」は、他者の運を喰らうも、 有効利用するならば喜ばれるが、若い時に苦労したか否かで、 晩年の上がり下がりに影響がでる。 干支番号構成は、35-58-43で西方2点北方1点の比較的狭量領域。 後天運は、初旬「4歳海戌」は、ありえない水性DNA「車」で闘争本能付加。 月干に刺激された宿命内干合日干支は「海午」となるので、大半会的。 社会にでて後転的に稼働してしまえば、成功運型にもなりうる。 また干合月干「雨」は年干「山」と二次干合すると、 年干は「陽」に月干は「灯」になるので、もとからある日干「陽」を加え 干合火性天干一気が成立し、何かに集中すれば目立つ子供だったろうし、 親は手を焼いたかもしれぬが、苦労して燃焼すれば、虚であろうと強味。 2旬「14歳雨亥」は、ありえない水性のDNA「牽」で格好をつける。 年干「山」を干合すれば「陽」になるので、あれもこれも両天秤。 さらに干合年干と日干の「陽」が月干「宝」を干合すれば、 年干と日干は「海」に、月干は「雨」になる水性天干一気も成立し、 学習機能が稼働したばかりか、夢や目的などが変化した模様。 3旬「24歳木子」は、DNA「龍」の対冲で、ありえない木性世界に進出。 過去を払拭して新境地で救われる社会人生活。 4旬「34歳草丑」は、DNA「玉」の害で、ありえないありがた迷惑。 5旬「44歳陽寅」は、DNA「貫」で、進み行く方向の変化。 年支「戌」と日支「午」のからむ大半会三合会局10年運天冲殺で大きく動いた。 6旬「54歳灯卯」は、月干支「宝酉」の天剋地冲で立場の変更。 妥協せず流れに乗って仲間と尽力すれば、10年運天冲殺も揺るがない。 さらには、年支「戌」VS月支「酉」の害も切れて、デビュー。 現在の7旬「64歳山辰」は、DNA「鳳」の発信力強化に、 年干支「山戌」の納音もあり、社会に関わる面が細分化。 前旬同様害も切れているので、前進容易くなかろうと、 変化に対応できていれば、存分な成果。 今後は8旬「74歳畑巳」は、DNA「調」の極度に偏る表現手段。 あらたな何かが始まるか、さすがに息切れの感もあり。 さて、本作は架空の待兼山駅にまつわるエピソードで構築されているが、 実在の阪急石橋阪大前駅や赤い橋(青い橋)に加え 駅前にあった「らんぷや書店」や「喫茶かたすみ」がモデルとなっており、 良く知る人には懐かしいだろうし、競馬愛好家には作中にも登場するように、 マチカネの冠で多くの人気馬を走らせた細川ミクロンの縁の地でもあり、 まるで作家の秋の夕陽を象徴するような郷愁に満ちた仕上がりになっており、 土地勘がない人でも存分に堪能できるはずである〜☆ |
せつなさと懐かしさのある並行世界〜→![]() |
★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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■2025年07月01日(火)宝未 |
小寺無人○アガシラと黒塗りの村への聖なる帰還 |
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○24年(木辰)のDNA「玉」の夢の中とはいえ、 辰巳天冲殺らしく成果を確実にものにした時期に 「Black Puzzle」で第2回黒猫ミステリー賞(24-0416/鉄戌)を受賞し、 受賞作を改題し『アガシラと黒塗りの村』として、 同年09月13日(鉄辰)のDNA「司」のトリプル天冲殺重なりにデビューした 小寺無人(94-0710/灯酉)を解説する。 両親が交通事故で亡くなりフォッサマグマが通り翡翠の産地として知られる 新潟県糸魚川市の祖父に引き取られ育てられた過去があり、 無類のコーラ好きの主人公・黒木鉄生は、 古文書に強い興味を持つ大学職員の「古文書オタク」。 大学時代の親友である八重垣志紀(旧姓水森)から 「裏山の神社で見つかった沼神文書と呼ばれる、 村の歴史や秘密を解き明かす古文書を解読してほしい」と依頼を受け、 巨人伝説が残る奇妙な農村を訪れる。 古文書とはいえ家系図的なもので、家長の名前が記されているが、 それぞれ血縁関係が示されておらず入り婿が連続しているらしい。 黒木が村に到着したその夜、 村のシンボルである巨大な地蔵「セイタカ様」の前で、 村議会議員の息子・島田光男が殺害されてしまった。 さらに、2日後には「こしかけ山」と呼ばれる場所で、 八重垣の義妹で自分の畑でトマトを育てながらも コーラ愛好家でとびきり美形の咲良の幼馴染である 鈴本健三郎が首を吊った状態で発見される。 黒木は、八重垣や咲良の協力を得ながら、「沼神文書」の解読を進めるが、 家系図の一部が意図的に黒塗りにされていることで、 村民がらみで秘匿の事実を疑う。 秘密基地に、聖なる巫女、末子相続、女性相続、 訳ありすぎる全ての現場にかかわることが可能な下手人。 奔放で利発で常にセーラー服しか着ない冒険好きの八重垣の妻の妹! 都会人には想像もつかない田園風景が大仕掛けの遊園地みたいな凄味に驚愕する。 一応農家とはいえロン毛のチャラ男の水森が 八重垣になったといえ黒木を助太刀して、 さらなる夢みたいな背景がめくるめく。王の証ヒスイを持ち歩いていた意味。 凱旋という後日談もふくめて五日間の行程は、木火土金水というより、 「車」→「玉」→「貫」→「調」→「禄」で、大団円の万々歳。 「僕はね、フルイモノが、好きなんですよ」 豊かな土地を守って「きっと愛していける。そう思う」は都合が良い。 埼玉県越谷市出身、現在は都内在住で東京都千代田区内勤務と推認される小寺は DNA「貫」主導で、好き嫌い激しく防衛本能を強化するために、頑なになる。 「貫+禄」は、見栄っ張りで腹芸で自己演出に長ける。 「禄+禄」は、不器用で単独行動。 「禄」×3もあり、才能もこの自己顕示欲抜群。 なんらかの手段を通じて、世間に自慢をしたく、表向きの愛想をふりまく。 究極は感謝と奉仕活動で、主人公なんてそのまんま。 「貫+玉」は、先読みは苦手も現実事象には強い。その場限りの静けさ。 「灯+貫+未月」は、ごねると扱いづらいが、ここ一番の決断は目を見張る。 「戌」年生まれ「灯酉」は、やたら大袈裟。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味のような人生。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独で始める。 締めにあたる導星は「玉」で、旧い物やボロい物と共に終わる。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の石礫により枯れた林を燃やす火。 都合の悪いものは燃やしてしまう風習のある土地。 総エネルギー228点はまずまずも、自身の火性75点に対し、 習得本能の木性は僅か26点で枯れ木のようなもので、 炭火のような二次利用は可能でも、新たな切り口はない。 「火はすべてを灰にし消し去る事も出来るが、 手懐けることさえできれば、これほど強い味方はないのだ」と使いようは心得る。 そして、村に伝わる赤い顔の伝説の巨人、 アカいカシラだからアガシラというダイダラボッチ。 伝達本能の土性は40点とやや出し惜しみ傾向。 引力本能の金性は87点もあり、ボードゲームでも何かを企むか。 そして闘争本能の水性はゼロの野人で、格好つけることなく、 配偶者成分もゼロで結婚という形を意識せず巫女を崇める。 役割意識もあるようにみえてなく息がつまるようなところあり。 ノアの大洪水のように、汚れた村を洗い流してしまう発想もありえないに起因。 そして、これらに輪をかけるように、年支「戌」VS日支「酉」は害で、表裏あり。 上にのっかっているのは「玉」方向の「木」で、旧いものがありがた迷惑。 友人の妻は煙草嫌いでバレたらそれこそ大変! 「バレたことは?」に対して「いい消臭剤を使っているんだ」と 軽口を叩くが、そんもんで痕跡は消えないから、悪者の様相。 年干支の「木戌」は、感受性豊かなロマンチストも理にかなったことしかせず。 あらゆる情報を吸収し内面を磨くが、自尊心ばかりが強いと鼻持ちならない暗示。 月干支の「宝未」は、自分のことを秘匿する懐疑の念の持ち主。 不言実行で度を過ぎた慎重さが仇にもなるが、全てを自己が背負い込む。 そして日干支の「灯酉」は、怖い物知らずの人情家。 干支番号構成は、11-08-34で東方2点西方1点の極めて狭量鋭角領域。 後天運は、初旬「10歳海申」は最も大人びるのが遅い割には、 ありえない水性のDNA「牽」で、異性を意識し自尊心も強くなる。 ありえないから全く無防備かといえば、年支「戌」VS月支「酉」のからむ 秋の方三位の完成で闘争本能が一人前に付加されるばかりか、 害が緩和もされるどころか、月支「未」を軸にして、 夏の土用から秋の土用まで一気につなげる痛快さで安堵。 勢いで故郷はひとまず後にした格好。 2旬「20歳雨酉」は、DNA「車」で多忙。 就職が難しかったのか激務に耐えたのかはともかく、 容易く前進不能とはいえ、ありえないほどのフル稼働。 現在の3旬「30歳木戌」は、DNA「玉」の特別条件付10年運天冲殺。 年干支にもあるため受け入れ態勢万全も、救いはあろうと害。 本来はありがた迷惑なのに、自身害所有のため、 条件なし天冲殺の夢の中なのに、早速受賞して有頂天。 この世のものでもないものだろうと取り込める性癖だから、 ひとまず夢からさめねば続くというものか。背中に激痛くらいは走る。 今後は4旬「40歳草亥」は、DNA「龍」の新境地。 あらたな分野に挑戦する流れになる特別条件付10年運天冲殺。 5旬「50歳陽子」は、20年に渡る10年運天冲殺抜けの失速。 DNA「石」の妥協なのか、仲間の弊害か。 月干支「宝未」は干合支害で、妙な方向へ。 干合後は月干が「雨」に10年運が「海」になり、 ありえない危機一髪も自己責任色濃い。 6旬「60歳灯丑」は、主導DNA「貫」の大半会で、 自己を知り立場も変わりながら、必死に堪えるも立場なし。 7旬「70歳山寅」は、DNA「調」の偏屈。 8旬「80歳畑卯」は、DNA「鳳」の対冲で害切れ。 とっくに息切れしているだろうが、見えるのは別世界。 さて、水性ゼロ(DNA車/牽)なしの野人で、 灯火には、純な水より塩水の濁水を好むで、それがクリームソーダ好き。 コーラだって色も含めて濁水で、そこらの自覚は自然体(笑)。 若いからやりたいことにガムシャラなのはいいとして、 たしかに野人害持ちの形は魅力でも、 そこに10年運天冲殺に年運天冲殺の恩恵があってこそを 決して忘れてはならないし、ずっと夢の中という自覚がなければ失速する。 予防策は感謝に奉仕であって遊興に非ず。 むろん勤めを辞して、古文書解読みたいに小説家オンリーなんて ゆめゆめ考えてはならない、余興くらいで丁度良い〜☆ |
美しい農村エンターテイメント〜→![]() |
★5 |
★5(是非読むべき良品または面白い) ★4(時間があるなら読むに値する推奨本) ★3(お好みで) ★2(推奨できません) ★1(時代整合性なし。頭が腐る駄作・不良品) |
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