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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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2 0 2 5 年(草巳)○03月 畑卯 // 移 動 祝 祭 日 |
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■03月分一覧 (2025年○目次) |
金城一紀○友が、消えたで失うものなどない(2025_0301) |
笹目いく子○独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖 仲間と恋と侠気と(2025_0311) |
幡大介○大富豪同心 漂着うつろ舟が沈まぬ理由(2025_0319) |
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■2025年03月01日(土)畑巳 |
金城一紀○友が、消えたで失うものなどない |
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○98年(山寅)の主導DNA「車」の天剋地冲年に、 「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代新人賞を受賞。 00年(鉄辰)のDNA「龍」の半会年に「GO」で第123回直木賞を受賞。 同作は映画化もされベストセラーに。 その流れを組む『友が、消えた』が、 昨年(24年/木辰)のDNA「鳳」の半会年の12月16日(木寅)の 「木」重なりの対冲日に上梓されている。 あなたが動けば世界が変わる。ザ・ゾンビーズ・シリーズ最新作! 絶対に変えてやる。このクソみたいな現実を。 時はミレニアムの衝動と熱狂に酔いしれる。無邪気で可憐な過去。 読めば勇気が湧いてくる、最高で最強の青春小説が還ってきた!! オチコボレ男子高校生だった南方は、仲間たちとのある約束のために大学に進学。 「君たち、世界を変えてみたくはないか?」 高校の生物教師のこの言葉をきっかけに、 仲間たちと周囲の不条理に立ち向かった彼らは、 「殺しても死にそうにないから」という理由で 「ザ・ゾンビーズ」と呼ばれていた。 だが高校卒業を機にメンバーはそれぞれの道に進み、チームは解散! 南方は小石川植物園傍の最上階にある訳あり高級物件に住みながら、 引越のアルバイトで盗聴器を仕掛けるのを未然に防ぎ感謝され 紹介されたわりのいい陸送の闇バイトをして、生活費を稼ぐほかには 図書館で昼寝をして、司書から出禁をくらいそうになったり 大学では、どこか物足りない日々を送っていた。 そんな折、同級生の結城がかつての噂をききつけ 「友人の北澤と、その家族が行方不明になったので捜してほしい」との依頼が。 (ゾンビーズの稼業を)「ただの噂だよ」と始めは断ったが、 日雇い労働者の元締め的存在で、日系二世で格闘技の師と仰いでる ランボー吉田に「必死に生きようとしていないね」と言われ思い直す。 愛車はヨレヨレのクロスバイク。 胸に秘めていた本能を揺さぶられた南方の前に、学内最大サークルを仕切る カリスマ志田や、志田を狙う謎の世直し高校三年生女子グループばかりか、 北澤を追う男たちまで現れ、どこかで見聞きしたような事件も折り込み、 渦巻く思惑と予想外の真相に、南方は果敢に迫っていく スパーハードボイルドが滲む世直し大学生探偵の記録! 埼玉県川口市出身。中学校までは民族学校(朝鮮学校)に通学。 朝鮮籍から韓国籍に変えたのを機に、日本の高等学校に通う。 保善高等学校卒業し、慶應義塾大学法学部を卒業し、 01年(宝巳)には東京都豊島区池袋に居住。 20年(鉄辰)前後には、2年間沖縄に移住するも、 現在は東京都東村山市または東京都東大和市辺りに在住の金城は 「車」冲殺主導の徹底した流れるような単独行動で、愛車も自転車。 反撃素早い犠牲的本質で、他者のためにも危険に挑む。 「車冲+龍」は、肉親縁稀薄で、閃くままに動くしかない。 「龍+龍」は、その気になると、とことんやる。 「車冲+貫」は、正直者に見えて見栄を張る。 才能はこの「貫」で、頑固一徹。 「車冲+車」は、本能の趣くままに動き、 「海+車冲+戌月」は、スタートが波乱で、 時には、自己で完結させず不本意でも、他者の力を借りる。 生き方を表す伴星は「石」で、人間関係が全て。 物事の始めの洩星は「車」で、何もないところから始める。 締めにあたる導星は「貫」で、一人で完結させる。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の断崖絶壁に寄せては返す「海」で、 総エネルギー178点中自身の水性は実に112点と身強で、 相応の守備本能が加わるうえに、生じる金性の習得本能も94点と金水強く、 自身の水性を剋する土性は52点と暴走しやすく、 引力本能の火性は僅か20点で、守護神としての役割果たせず。 また木性ゼロ(DNA鳳/調なし)は、寡黙で遊興なし。 言葉はぶっきらぼうだったり棘はあるが、口下手なだけで悪意なし。 年干支の「山申」は、ぎりぎりまで攻撃を仕掛けず制御するが、 守りは鉄壁に近く、味方の出現や敵失を誘う! 月干支の「海戌」は、旧家に生まれやすいチャレンジャー。 そして日干支の「海申」は、気ままで気楽な日常。 干支番号構成は、45-59-09でから東方への限定領域。 後天運は、初旬「3歳雨亥」が、DNA「石」の10年運天冲殺害。 この時、年干「山」と干合すれば「灯」になり、 日干支は異常干支の「灯亥」になるが、 これが月干と日干(共に海)にさらに干合されると 日干支は日座冲殺10年運天冲殺の「草亥」に格上がりするので、 幼少期のどうにもならない害毒はその後の糧となる。 2旬「13歳木子」は、ありえない発信力のDNA「鳳」の半会で、 気持ちには豊かさが付加され、日本人学校に進み大学にも進学。 3旬「23歳草丑」は、同じくありえない発信力のDNA「調」。 反発反抗反逆なので、アウトロー的な立ち位置。 新人賞を受賞し足がかりをこさえて、ついには最後の最後に直木賞まで受賞。 4旬「33歳陽寅」は、DNA「禄」の天剋地冲。 食いっぱぐれる心配のない映像方面に舵を切る。 5旬「43歳灯卯」は、DNA「司」の月干と日干の干合で、 進み行く方向性の大変化で、沖縄へ移住したりなど、生きて行く覚悟をする。 現在の6旬「53歳山辰」は、DNA「車」の主導DNAで自己確立。 原点に戻る意味合いもあり、本作を上梓。 さすがに「車」主導だけに、衰えることなく元気に、社会の不条理に対峙する。 この後は7旬「63歳畑巳」は、DNA「牽」の名誉。 なんらかの位置に君臨する模様。 8旬「73歳鉄午」は、DNA「龍」の新たな挑戦。 さて、金城は、声帯を失ったつんく♂と同一生年月日。 曲作りや歌い手には痛かったろうが、 金城はそのあたりは無傷で、それは巨万の冨を手に入れたからでもなく、 恐らく独身で猫と一緒というも気ままな暮らしをしているからだろうし、 若い頃にたち帰り、挑戦しなおす姿もまた本領発揮で好ましい〜☆ |
■2025年03月11日(火)畑卯 |
笹目いく子○独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖 仲間と恋と侠気と |
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○21年(宝丑)のDNA「貫」の独立独歩大半会年に、 第101回オール讀物歴史時代小説新人賞(21-0924/草亥)にて、 「東風吹かば」(筆名/崎いく子)が最終候補作に選出され、 22年(海寅)のDNA「調」の守護神害年には、 アルファポリス第8回歴史・時代小説大賞(22-0729/雨未)にて、 「調べ、かき鳴らせ」が、大賞を受賞。 「深川あやかし屋敷奇譚」が、同賞特別賞受賞。 昨年(24年/木辰)のDNA「司」年の、05月31日(草未)のDNA「禄」日に、 「調べ、かき鳴らせ」が 『独り剣客山辺久弥おやこ見習い帖』と改題され上梓した 笹目いく子(80-0905/宝巳)を解説する。 鬼も逃げだす剣豪かと思いきや、魂を抜くような糸と声で音曲を弾く! 本所・松坂町に暮らし、三味線の師匠として活計を立てている 齢二十四の岡安久弥は、ひとたび刀を握れば、 壮絶な戦いぶりを見せる一刀流の使い手だ。 大名家の庶子として生まれながら、度々刺客に命を狙われ続け母も討たれ 市井に身をひそめ孤独に生きてきた久弥だが、文政の大火の最中、 虐待された疑いのある幼子を拾ったことが転機となり、人生が大きく動いた。 名を持たぬため、(久弥に幼名に当たる)青馬を譲られた、 居場所をなくした迷い子との出会いは、暮らしをすっかり変え、 思いがけず穏やかで幸せな日々を過ごしたが、 幼子の出自がわかりながらも、その訳ありさと本人の望みから守りぬき、 また生家・小槇領内に政変が生じ、正室の子が亡くなり、 支藩から迎えられた義兄と妾腹ながら直子の久弥をおす 後嗣争いの渦へと巻き込まれていき、父の名代で領内に斬り込む。 一世一代の勝負にでる久弥は朱引への凱旋が叶うのか。 留守中に幼子を託した鉄線花を散らした着物に滂沱に濡れた 思い人の芸妓の真澄が待つ、懐かしい地には帰れるのだろうか。 欲垢煩悩には、ほとほと疲れるので知略縦横も時には必要。 血は通うわずとも家族は家族。 文武両道に長け、仲間や家族思いの久弥の八面六臂の立ち回りに心躍る。 東京都生まれながら、神奈川県鎌倉市と神奈川県藤沢市にて育つ。 中央大学を卒業後、東京大学大学院修了(博士)。 現在アメリカ東部地域に在住と思われる笹目は「石」冲殺主導で、 仲間や周囲、そして仕事に翻弄されやすく、巻き込み事故に遭いやすい。 家族思いでもあるが、なんでも丸呑みするか、 意にそぐわない案件からは優柔不断を通すのか難しいところ。 「石冲+石」は、変わり者と思われたくないために筋を通そうとして、 誰にでも善い顔を見せているという誹りもうけかねないので、 それが苦痛になったり、そうさせじと必死に生きるため人脈が頼り。 才能も「石」になり、妥協せぬ政治力と協調性和合性。 「石冲+牽」は、長いものにまかれるかと思えば、仁義を通す。 「石冲+司」は、日常生活に派手さはなく家族大切で大器晩成。 「宝+石冲+申月」は、狭い世界のみに落ちつくことなく、 統率力もあり敵はつくらない。 そして、おだてにのりやすく、簡単には挫折せず死ぬこともない。 「申」年生まれ「宝巳」は、まとめるのは得手とは言えず。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「牽」で、名前を残す。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の僅かな街路樹のある工場群の目印。 行き先案内版なのか信号なのか、はたまた司令塔のようなものか。 総エネルギーは冲殺されているとはいえ270点を要し さらに自身の金性は150点もあり、身強も身強で頑丈で、 剣士としても腕前も、免許皆伝なみの技を持つ。 隙をみせているようで、騙し討ちのような小技も使う。 守護神の発信力の水性は38点。 才能の役割意識の火性は19点で、徹底的に相手の息はとめない。 時代小説を好んで手がけるのは、陽の土性が冲殺されているからであり、 海外に生活するだけに、よりその気持ちは強く土性57点は存分。 不足しているのは、木性の引力本能で僅か6点。 優しいようにみえて、そうでもない主人公の葛藤はここ。 年干支の「鉄申」は、基本やマニュアルに忠実。 史実は曲げずに、徹底した取材なり文献にあたる。 月干支の「木申」は、容易く実現できないような目標をかかげ、 それに周囲を巻き込むようなところあり。 そして日干支の「宝巳」は、品質高貴な姫君や幼君の化身。 偏見や差別はもたず、とてつもなく優しいのだが、 それは自分のためでもあり、直観ばかりに頼り過ぎると苦しくもなる。 干支番号構成は、57-21-18で北方1点に南方2点の鋭角領域。 あれもこれも手はだせないか。 後天運は、初旬「10歳雨未」が、DNA「鳳」の冷静で中庸精神あふれる守護神も、 これといった後天稼働条件はなく、遅咲きのうえに、そこまで強くはなくとも、 多くの救いがあったであろう黎明の時代。 学びが深まるので、教師や先輩や書物によりゆっくり自己が磨かれた模様。 2旬「20歳海午」は、DNA「調」の深みのある独創的な守護神。 なにかに特化して、専門的な磨きがかえられたはず。 3旬「30歳宝巳」は、DNA「貫」の律音、より強くなって結婚。 そして現在の4旬「40歳鉄辰」は、主導DNA「石」の自己確立。 年干支「鉄申」の大半会に、月支「申」の半会で自信満々。 なんでも受け入れ、家族や仲間を形成、そしてデビュー。 今後は5旬「50歳畑卯」が、DNA「龍」の改良改革で新たな挑戦。 月干干合は進み行く方向の変化。確実な子離れ。 6旬「60歳山寅」は、DNA「玉」の害毒で、 年支「申」の対冲、月干支「木申」の天剋地冲もあり、 過去の案件、母国や故郷の問題ですこぶる苦難。 体調不良も加齢だけではないことを知る。 7旬「70歳灯丑」は、DNA「車」の半会で、現実面ではさらに金性強化。 危険にさらされたり、自らも闘争の戦列に加わるなど。 8旬「80歳陽子」は、DNA「牽」の名誉。 年支も月支(共に申)なので、おおいに世界も拡がるばかりか、 立場も解放されて、役割意識は濃厚になり、おそろしく頼りにされる晩年。 さて、笹目は生年生月冲殺で、生家生地に縁無し。 しかも総エネルギー270点の身強なので、ただものに非ず。 全てが運命的に流れて行くので、通俗的は似合わず。 だからだろう。結婚相手はベネチア生まれのイタリア人学者(トリエステ)。 経産しており、一人息子は在米(東部)ながら剣道を習わせる。 それも闘いより、和を学ばせるためであろう。 世界が拡がったのが守護神年(22年/海寅)も害毒を伴いありがた迷惑。 なので刊行は木性強化の24年(木辰)になったわけだが、 課題は主人公にも通じる、心強くて頼りになりそうだが、 慈愛の精神や引力本能には課題あり。 本人は身強ということもあり、三味線と剣の両刀遣いで無敵になるが、 周囲に求めるスケールは広大も、自身以外はそこまで頑丈ではない。 ゼロなら無限大に活かせるかもしれぬが、僅か6点では欲が薄く努力が必要。 水性守護神ためヴェニスに憧れるうえに、 語りの随所に水なり橋や川渡りを配置するのは理解するが、 野菜も果物もふんだんに摂取し、森の中にでも棲息したいのが本則。 新人とは思えぬ重厚な筆致も売れねば仕方ない。 そこに望まれるのは互助ではなく、無心の感謝や奉仕だから〜☆ |
笹目いく子○80-0905 |
宝木鉄海 巳申申-10 石司牽石石(石冲殺主導) 木性(06)火性(19)土性(57)金性(150)水性(38)/総合270 申酉生年生月冲殺 律音(30歳宝巳)/主導DNA(40歳鉄辰)/害(60歳山寅) 地支支合金性一気格/木性脆弱/火性脆弱/金性過多 -10歳雨未/20歳海午/30歳宝巳/40歳鉄辰/50歳畑卯/60歳山寅/70歳灯丑/80歳陽子〜 |
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■2025年03月19日(水)灯亥 |
幡大介○大富豪同心 漂着うつろ舟が沈まぬ理由 |
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○テレビ局嘱託職員を経てCM制作会社で イラストレーターとして広告に挿画を作成。27歳でフリーライターとして活動。 時代劇の脚本家を目指したが、TV局の時代劇制作が激減し、 書き下ろし時代小説が活況となり、出版社の要請に応え持ち込んだところ、 とんとん拍子に採用され、08年(山子)のDNA「牽」の干合天冲殺年に 「天下御免の信十郎」で時代小説家デビュー。 18年(山戌)のDNA「牽」の月干支天剋地冲年に 「騎虎の将 太田道灌」で第1回細谷正充賞を受賞し、 19年(畑亥)よりNHKのBS時代劇「大富豪同心」シリーズは、 中村隼人(93-1130/草丑)を主演に迎え大盛況で、 原作本の累計発行部数115万部を突破。 また、歌舞伎版「大富豪同心(影武者 八巻卯之吉篇)」も上演された 幡大介(68-0423/雨亥)の『大富豪同心 漂着うつろ舟』が、 昨年(24年/木辰)の12月24日(海戌)のDNA「石」日に上梓された。 とある大店の若旦那こと卯之吉は曲がりなりとも町奉行所の同心。 太鼓持ちの銀八をお供に唐渡りの禁制品の商いに 顔をだすような粋な御仁で滑稽にみえて洒脱! 今回はアメリカの大統領は相場をしらない日本人の豊富な金(小判)を狙い、 三千丁もの銃を薩摩に売りつけようと、提督を派遣。 そんななか、卯之吉は将軍に見込まれ、八巻大蔵という名を与えられ 御側御用取次役という重職に就いて登城していた。 老中の政策も突き返せるかなりの要職である。 銀八は公儀お庭番となり、本当に庭掃除までさせられる(笑)。 もっとも卯之吉には全く変化なく、喜々として貴重な外国の本を読み漁っている。 アメリカの黒船が大嵐に遭い、提督の娘が乗った救命船は常陸国に漂着。 異国の奇怪な舟が現れたと江戸まで大騒ぎに。 御城を離れられない卯之吉の頼みで、荒海一家が現地に向かう! 蘭学を学ぶ役得に浮かれながらも不安も恐怖もなく、 いつもにこにこ、周囲を煙にまきながら卯之吉は行く。 栃木県鹿沼市に誕生。一浪して入学し、アルバイト三昧で卒業まで6年。 94年(木戌)、武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科を卒業し、 テレビ局嘱託職員、CM制作会社でイラストレーター、 フリーライターとして活動後、時代劇の脚本家を目指すも、 TV局の時代劇制作が激減し、書き下ろし時代小説が活況となり、 旧知の編集者から請われて時代小説に挑戦し作家になってしまったという幡は、 東京都内在住と思われるが、わけあって詳細明かさず。 DNA「牽」主導で形にこだわるため、 シリーズもの、侍や同心など役人気質が似合う。 「牽+玉」は、伝統的な和心を重んじつつ、巧妙に工夫する用心深い冒険心で、 企てに長けるも商いに活かさずは、まるで卯之吉。 「牽+石」は、事なかれ主義で長いものに巻かれるのは、 そういうふりもできるという処世術。 才能はこの「石」で、政治力で誰でもまるめこんでしまう。 「牽+牽」は、とりあえず考えるより動き、あるいは動きながら考える。 「牽+司」は、保身術優秀で、感動するより実をとる。 「雨+牽+辰月」は、子供のような純な自尊心。 「申」年生まれ「雨亥」は、現実離れした性情。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終わる。 宿命の特長は、晩春午前十時頃の日に照らされた山間の麓を流れる大川で、 総エネルギー204点はまずまずも、 うち自身の水性は90点と年支「申」や月支「辰」にも根っ子があるため、 春生まれであろうと雪解け水ようなもので身強。 次位は稼働力の土性で45点は、名誉の土性ばかりで、 何をしても格好をつけられるし、卯之吉のようにさまになる。 伝達本能の木性は33点でシリーズものなら充分対応可能。 引力本能の火性は15点で存外倹しい。 習得本能の金性は21点で歴史は作家には優しい。 年干の「山」と日干の「雨」が干合すると、 それぞれ「陽」と「灯」になるため月干の「陽」とあわせ 干合火性天干一気が成立するため、集中すると火の玉のようで 火性15点は俄に活気を帯びて、引力本能も強化されるだろうし、 目上をやんわり成敗してしまう卯之吉らしいといえばらしい。 また、年干支「山申」VS日干支「雨亥」の干合支害は、 究極の表裏になり、これが卯之吉のように、常ににこやかでも、 腹の内はしたたかという形になり、猛毒なりの魅惑で濁り水というより発泡水。 朝令暮改だったり、ある時は商家の若旦那かと思えば、 ある時は小役人どころか御用取次まで仰せつかり、 上様の名代で老中をも牽制してしまう技はこれ。 卯之吉ようにいくつかの顔をもたねば、一般人ならば発狂しかねないが、 仕事が不安定であったり、締切さえ守れば自由の作家には好都合で、 精神世界のなかで表も裏をも活かしていると思えば良い。 常ににこやかにふるまい、知らない人がみたらとても良い人に見えるが、 その実物事を斜にとらえ、腹の中はみせずで世間とは一線を画す。 ネタ帳は手書きでも執筆はパソコンだし、 集中力がないため、規則正しく無理しない程度にそれなり。 X(twitter)も更新頻度は頻繁だが、自分が楽しむためのものであり、 私生活は明かさずという表裏人間の鑑のような人物。 年干支の「山申」は、天然の要塞で守備本能強固で、 容易く白旗をあげずに城を守りきる武士の矜持あり。 月干支の「陽辰」は、段階的に進む。 裏切ったり裏切られたりは慣れっこで、それが人物を大きく見せる。 日干支の「雨亥」は、知謀。自己の領域へ引きずり込むのが得手で、 相手が殿様であろうと悪党であろうと如才なく交流。忍耐強いが小心者でもある。 干支番号構成は、45-53-60で北方領域のみで、 「玉」持ちを思えば、時代物は性に合う。 後天運は、初旬「6歳灯巳」が、DNA「禄」の天剋地冲で、 害切れまであるので、意を決して流れにのれば後天成功運型。 物言わずとも存在感があり、守護神火性強化で引力本能抜群。 小学校入学時あたりからターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、 何をやっても目立つ存在は、子丑天冲殺でもあり威圧感抜群。 2旬「16歳山午」は、DNA「牽」の干合。 天干一気破格もあり、日干火性化で、稼働力あがったか。 周囲を圧倒威圧しながら勇躍上京も、決め手はなく一浪。 とはいえ主導DNA「牽」でもあり、自己確立。 87年(灯卯)のDNA「禄」の半会年に入学し、卒業まで6年。 ここらは時間がかかる「雨」ばかりか、害持ちらしく、 即座に結果をだせなかったと思われる。 3旬「26歳畑未」は、DNA「車」の半会で、猛烈に稼働。 勤め人を僅かに経験した形跡はあるが、持続せずにフリーとなる。 4旬「36歳鉄申」は、DNA「玉」の害。 害持ちらしく、金性強化もあり、編集者の奨めで時代小説デビュー。 5旬「46歳宝酉」は、DNA「龍」の新たな流れ。 月干干合は進み行く方向の変化となり、 「陽」は才能のDNA「石」強化の「海」となり、 第1回細谷正充賞を受賞し、箔をつける。 現在の6旬「56歳海戌」は、DNA「石」の才能強化。 濃くならず汽水域のような賢さで、絶好調。 今後は7旬「66歳雨亥」は、DNA「貫」の律音。 自己主張が強くなると年支「申」の害で、 前進力を失いかねず危ういが、心配は病魔か。 8旬「77歳木子」は、DNA「調」の10年運天冲殺。 年支「申」VS月支「辰」のからむ三合会局もあり、 途轍もないものと戦ったりしかねないが、 年齢が年齢だけに、周囲が騒ぐだけにとどめておきたい。 さて、私生活が全く見えないが、見えないのは優れており完璧に近く、 干合支害持ちが私的面をさらけだしたら、 仕事にならぬので、そのあたりは処世術としては立派。 そして干合支害持ちが、結婚していて家族もいて幸福なら、 ここまで派手に売れることもないだろうから。 おそらくはそれだろうし、あとは見合った感謝や奉仕ができるかだけ。 できねば長くは続かないだろうし、ファンもがっかりする〜☆ |
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コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
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移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 5 年/ 草 巳 |
25年01月分● 25年02月分● 25年03月分● 25年04月分● 25年05月分● 25年06月分● 25年07月分● 25年08月分● 25年09月分● 25年10月分● 25年11月分● 25年12月分● |
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BEHPは書体設定を明朝体にしてご覧になられるのを推奨しています○ |
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清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会 |
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