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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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2 0 2 5 年(草巳)○02月 山寅 // 移 動 祝 祭 日 |
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■02月分一覧 (2025年○目次) |
千野隆司○朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間を極める才気(2025_0201) |
安達茉莉子○臆病者の自転車生活という夢の続き(2025_0207) |
星月渉○レクターガール・サイコの弱いけど強くて負けない(2025_0216) |
眞邊明人○もしも豊臣秀吉がコンサルをしたらの表と裏(2025_0221) |
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■2025年02月01日(土)宝丑 |
千野隆司○朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間を極める才気 |
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○出版社勤務を経て、公立中学校の国語教員を続け、 90年(鉄午)のDNA「貫」年に、「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。 18年(山戌)のDNA「龍」年に、「おれは一万石」シリーズと 「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで、 第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞している 千野隆司(51-0917/鉄申)の『朝比奈凛之助捕物帖 昔の仲間』が、 昨年(24年/木辰)の11月10日(山寅)のDNA「龍」の対冲日に上梓されている。 「押し込みはな、奪っただけで終わりじゃねえ。逃げおおすまでが仕事だ」 小さな悪意で人生の明暗が分かれた二人の奉公人。 十三年後、その決着をつける時が来た──。 江戸で凶悪な押し込み強盗を繰り返す四人組の賊。 繰綿問屋の井筒屋で主人を殺して金を奪うが、一人は逃げ遅れて深手を負う。 新米同心・朝比奈凜之助が事件の背後を調べると、 些細な出来事で闇に転落した男たちの孤独な姿が浮かび上がってきた。 その中には摂津屋の主人に見込まれ、一人娘の婿候補だった手代の新三郎がいた。 事件の真相を追う凛之助は雑音を気にせず飄々と修業を積んでいく。 東京都23区内のおそらく城南地区に生まれ、中学生時代から小説好き。 中学校の担任に薦められ國學院高等学校に進学。 高校では芸文部へ入部して小説修行。 國學院大學文学部文学科を卒業後は、出版社の校閲部門を担当する会社に就職。 辞書を片手に書籍や雑誌など様々な本の校閲に携わるが3年で退職し、 教員は夏休みなども長く、小説を書く時間がより多く取れると考え 公立中学校の国語教員に転職するも、意外に多忙で30年間続けるも、 00年代始めに時代小説のブームが来て、退職して作家一筋の生活に入った千野は、 DNA「石」主導で、狡猾。 妥協和合の繰り返しは、剣をあわせて腕を磨くことになるので、 なんでもありとはいえ、陽の金性は鍛えるのに時間を要する。 才能はこの「石」で、敵をつくるようでつくらない政治力。 「石+司」は、大器晩成で仕事も大切だが、生活優先。 「石+龍」は、経済感覚はあるようなく、内側世界の冒険家。 「石+石」は、集団の中での孤独者。 「石+牽」は、気配り上手で長いものに巻かれる。 「鉄+石+酉月」は、肉親の情には縁遠く、誉められると喜ぶ。 「卯」年生まれ「鉄申」は、平時の強者も揉め事は苦手。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「石」で、共同で終える。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の飾りのついた熱血風の刃。 総エネルギー166点は小走り得意でフットワーク良好の様子、 身弱かと思えば、自身の金性は100点も備えた芯の強さ。 子丑天冲殺とはいえ、木性も火性も土性も水性も僅かで、 稼働するまでには相当の年月を有したことは納得いくばかりか、 だからこそその気になれば、容易く倒れない。 年干支と月干支が天剋地冲になるため、存在するだけで押しが強く、 何かを犠牲にして、功成り名を遂げる。 年干支の「宝卯」は、品格ある商人。 月干支の「灯酉」は、義理と人情。 そして日干支の「鉄申」は、小役人。 干支番号構成は、28-34-57で南方西方北方で、 過去は遡り探るも現状維持で未来を考慮にいれず。 後天運は、初旬「3歳陽申」は、DNA「車」で孤独。 恐らく一人っこで、それはそれで危うい。 2旬「13歳草未」は、DNA「司」の干合で地道で真面目に見せる。 伴星にあたるので、生き方も探れて、教師より道を提示される。 大学では近世文学会に所属し、創作より研究に没頭。 3旬「23歳木午」は、DNA「禄」の引力本能強化。 就職を決めたのがおそらくは忌み神天冲殺年。 方向変換は巧みで守護神年の77年(灯巳)あたりに、 DNA「牽」年らしく、公立学校に転職し、これが見事に収まる。 4旬「33歳雨巳」は、DNA「調」の独創的発信力強化。 新人賞を受賞して作家への道を意識。 5旬「43歳海辰」は、DNA「鳳」の平常心的表現力強化と、 月干干合の進み行く方向の変化で、独立への足がかり。 6旬「53歳宝卯」は、DNA「石」の主導DNAで自己確立。 7旬「63歳鉄寅」は、DNA「貫」の納音で因縁解脱。 歴史時代作家クラブ賞へ到達。 現在の8旬「73歳畑丑」は、DNA「玉」の10年運天冲殺。 初旬条件はないものの、欲をださずに歴史物に特化し、 仕事を選ばねば、遅咲きの大きな成功が待っている。 さて、千野は子丑天冲殺らしく親縁稀薄。 母親を早くになくし、一人で過ごす時間も多かったが、 近所の映画館に父親の趣味か、時代劇映画を鑑賞したのが、 この道に興味をもつきっかけとなり、これに家でTVを見たり 子供向けの文学全集を読みふける生活が、 理数系への興味から物書きへの方向に進ませた模様。 DNA「玉」は、ズバリ母親を意味するので、 歴史物への造詣は、亡き母親への憧憬。 また、時代考証が必要な分野で、資料をあたるうえで國學院の存在は不可欠で、 それを具体化させる道をDNA「玉」方向の教師に導かれたのも、 人の心を描く縁につながったのだろう。 本作「昔の仲間」は、そのものずばり主導DNAの「石」。 様々な仲間との関わりを通じて、描かれる世界はそつが無い。 また、主人公が母親と祖母から、それぞれ嫁候補を紹介されるも、 仕事一途でなかなか踏み切れず、思いがけず二人とも居なくなってしまう結末は、 理想を母親に見いだして、おそらく独身であろう作家の側面をうかがわれ、 妥協をしない優柔不断な性癖に笑えてしまう〜☆ |
■2025年02月07日(金)灯未 |
安達茉莉子○臆病者の自転車生活という夢の続き |
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○大学卒業後、防衛省に入省するも、留学を決意。 留学前には限界集落で、 一般社団法人ノオト(兵庫県篠山市)エリアマネージャーとして勤務。 英国サセックス大学開発学研究所 (Institute of Development Studies)開発学修士課程修了。 独立行政法人国際協力機構(JICA)アフリカ部の専門嘱託として勤務。 いったん独立するも、再就職していたが、コロナ禍で会社が解散になり、 さらに、別の場所で週3日働くなど、 現在はリトルプレスなどで知られる非営利のZINEを中心に活動し、 「毛布・あなたをくるんでくれるもの」「私の生活改善運動」などの著書がある 安達茉莉子(84-0718/雨丑)が、22年(海寅)のDNA「石」の天冲殺年の 10月04日(鉄寅)のDNA「玉」の守護神天冲殺日に 『臆病者の自転車生活』を刊行している。 スカートも穿きたいし、汗もかきたくない。 故郷では山間部すぎて、上京後も便利な場所に住んでいたので、 自転車とは全く縁のなかった著者が、 山あり谷ありの坂道のある場所にすむことになり、 ロードバイクと出会い、さらには電動機アシスト付き自転車の虜となり、 自転車に乗るのが気持ちいい、それ自体が喜びになり、 髪をバッサリ切って、普段の穏やかな牛のような自分に別れを告げ、 バッテリーの性能、変則ギアの有無、ホイールの大きさ、 重量、見た目を愛せるか等に心地良い苦悩を体験しながら 仲間と遠乗りをすることとなり、やがて海の近くに引っ越すまでを綴った話で、 横浜の街中を抜けて、鎌倉や真鶴まで、そして北海道まででかけた 「できない」を楽しく乗り越えた女性の勇気の物語だが、 心と時間にゆとりがなかったり、 実際に生活手段として自転車生活をしている人に 響くかは個人差があるが、誰にでもできることではないからこそ、 読み物として成り立っている未知の道との遭遇話である。 大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻を卒業。 3年次に交換留学で1年間オーストラリアに行った。 14年(木午)、英国サセックス大学開発学研究所開発学修士課程を修了。 大学進学時に上京し、ほぼ中央線沿線沿いばかり、 東京都国分寺市、東京都杉並区阿佐谷、東京都中野区東中野と どこも駅から徒歩10分以内に居住、兵庫県篠山市を経て留学、 帰国後は半年ほど千葉の妹夫婦宅に居候し、 21年(宝丑)に神奈川県横浜市港北区菊名の 妙蓮寺駅近くの坂の上にある小さなアパートに引越しをし、 天冲殺明けの24年(木辰)06月(鉄午)の守護神害月に 神奈川県鎌倉市内に引越しをした安達は、 DNA「鳳」主導で、ふくよかに人生を時間をかけて楽しむ人。 「鳳+貫」は、温厚に見えて意固地。 「鳳+龍」は、葛藤だらけで苦難多い。 才能はこの「龍」で、新しいもの好きで 環境により変化。 「龍+龍」は、やり始めるととめどない。 「鳳+調」は、柔軟性あり。 「雨+鳳+未」月は、しぶとい。 「子」年生まれ「雨丑」は、まとめ下手。 生き方を表す伴星は「車」で、単独行動。 物事の始めの洩星は「龍」で、一人で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、心の楽しみ。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の木立を背景に 特別な鉱物がキラリと光る川の流れで、総エネルギー212点はまずまずも、 自身の水性は78点もあり、夏生まれでも弱くはなく、 それでいて皆に喜ばれる存在のもとは 年支「子」VS月支「未」の害で、躓き多く持続せず。 どこか憎めない風体で下半身に違和感あり。 習得本能の金性は46点も、月干「宝」は寄り添う存在あり。 その根っ子も日支「丑」内にあり、強力。 さらに攻撃本能の土性は32点で、まずまず。 発信力が流れ行く先の木性も40点とそれなりだが、 夏生まれなのに火性16点と、熱気には欠ける。 年干支の「木子」は、浪漫を求めるが打たれ弱く。 月干支の「宝未」は、慎重で多くを語らずの長距離ランナーも 不言実行をしやすく、意外に金銭物質にこだわる。 そして日干支の「雨丑」は、何事にも時間がかかり、 気ままに孤独を愛しながら、冷めた印象。 干支番号構成は、01-08-50で東方2点北方1点で、 争う素地や燃えるような熱気の領域ではない。 後天運は、初旬「4歳鉄午」がDNA「玉」の落ち着きで、 年支「子」VS月支「未」の害を切るものの、 日支は害になるため、結果を求めねば、無理にでも前進気勢旺盛。 結果を求めねば、内側世界の安定望まねば、それなり学習能力際立つ。 2旬「14歳畑巳」は、DNA「車」の孤独で孤軍奮闘の半会。 勢いをつけて故郷を飛びだして、世界が拓ける。 3旬「24歳山辰」は、DNA「牽」の権威なり役割多し。 年支「子」の半会もあり、仕事運は相応に伸びる。 現在の4旬「34歳灯卯」は、DNA「禄」の引力本能強化10年運天冲殺。 初旬条件はないが、火性の熱気の応援もあり、 その気になれば流れが派手になり、ブレーキなしで認知度上昇。 感謝と奉仕で世間に恩返しができれば、潰れることはない。 今後は5旬「44歳陽寅」は、DNA「司」の引力本能強化10年運天冲殺。 月干干合は進み行く方向の変化で、干合後の10年運は「海」の汽水域で、 なんでもありながら、純粋さは失われ、 月干は同一の「雨」になり納音が成立するので、 私生活をあらわにしなくなったり、蓄財に励むばかりになり、 本質が歪んでくるようになると、その後が怖い。 6旬「54歳草丑」は、DNA「鳳」で、年支「子」VS月支「未」の害切れも 20年間にわたる条件皆無の10年運天冲殺抜け疲労困憊。 主導DNAでもあり、自己確立はあるが、 自然界にお返しができていないと、急速な失速懸念。 7旬「64歳木子」は、DNA「調」の反骨なり反撃という異端。 豊かな流れは失われ、極端に川幅は狭まる。 8旬「74歳雨亥」は、DNA「貫」の頑固一徹。 ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まるが、高齢でもあり活かせるかは疑問。 11年(宝卯)の守護神天冲殺年には、 第8回短編恋愛小説 深大寺恋物語「深大寺ラバーズ」審査員特別賞を受賞したり、 15年(草未)の主導DNA「鳳」年に「MARIOBOOKS」の屋号のもと、 イラスト詩集やグッズの制作・販売を行う独自の活動を展開。 言葉と絵により、広く「物語」を表現し、 17年(灯酉)のDNA「禄」の火性強化の半会年には、 個展「日常の中に生まれてくるある瞬間について」(都立大学・MOUNT tokyo)、 など多芸多才の輝きをみせる安達だが、 それらの根底には、夏生まれの「雨」は好かれる。 宿命にある害持ちが他者を安心させて良い意味で油断させる。 そして10年運初旬の害は、生涯どこか情けなさがついてまわり、 これが人々の郷愁を誘い虜にさせる計算されない毒性。 なので夢の中の体験までエッセイにしてしまい 実際には縁の薄い土地に流れていくのだが、 だからこそ、おそらくこれからも、笑える話題を提供してくれるに違いない〜☆ |
■2025年02月16日(日)陽辰 |
星月渉○レクターガール・サイコの弱いけど強くて負けない |
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○小説投稿サイト「エブリスタ」を中心にWEB小説を多数投稿。 17年(灯酉)のDNA「龍」年に「三毛猫カフェトリコロール」で作家デビュー。 19年(畑亥)の主導DNA年に「ヴンダーカンマー」で、 第1回エブリスタ×竹書房最恐小説大賞を受賞。 23年(海寅)のDNA「司」のありえない守護神年に、 「私の死体を探してください。」で、 note主催の創作大賞2023光文社文芸編集部賞とテレビ東京映像化賞をW受賞し、 本格デビューした星月渉(78-0616/畑酉)の 『レクターガール・サイコ』が、 昨年(24年/木辰)のありえないDNA「牽」の 60年に一度の干合支合年を迎えた12月12日(鉄戌)の害日に上梓されている。 「誰でもいいから殺したかった」なんてない。 正解に辿り着くには怒りの本質を見極める必要がある。 「私は人間(ひと)であることを諦めない」 西彩子(にしさいこ)、連続殺人犯の娘で、人呼んでレクターガール。 現代のエリザベート・バートリと言われた連続殺人鬼を母に持ち、 肉体的に痛みを感じない特殊体質と常人とは異なる脳波を持つ天才サイコパス。 彼女は戦う。自由であるために。彼女が彼女であるために。 妊婦ばかりを狙った連続殺人事件の重要参考人とされたのは16歳の少女、西彩子。 4年前に同様の事件で逮捕され、拘留中に自死した シリアルキラー西玲子の遺児である。 彩子は6本の指を持つ手で美しいピアノを奏でながら、鋭い罠を忍ばせ 非常に高い知能を有する一方、痛覚の一切を持たぬサイコパスであった。 彩子を調べ始めた刑事の河口は、4年前の事件と今回の事件は同一犯であり、 玲子でも彩子でもない真犯人がいると睨む。 同様に4年前から事件を追ってきた彩子は河口とタッグを組み、 恐るべき事件の真相に立ち向かっていくが・・・。 ピアノを愛する天涯孤独の刑事×サイコパスの少女。 音楽で結ばれた異色のコンビが希代のシリアルキラーを追うバディミステリー! 「サイコパスの少女」×「ピアノ好き刑事」 最強バディが希代のシリアルキラーと頭脳戦に挑むサスペンススリラー! あなたが、この猟奇的でグロテスクな世界に耐えられるほどタフなら 派手な演出あり、カニバリズムありなサスペンスに酔いしれるだろう。 本物の悪魔は生物学的にどう彼女と繋がっていたか。 「怖かったらとっくに逃げている」から、逃げないことが誇り! 文学作品とは一線を画する薄さ軽さはなきにしもあらずも、 そんなことにはとらわれず、その疾走感にまともな息継ぎもせず 一気に読みほせば、あなたは彩子と河口の魅惑からは逃れられなくなる! 岡山県津山市に誕生。県立津山高校卒業をし、東京都内大学の文学部を卒業。 「出版社にも一度も聞かれませんでしたので聞かれるまで書かない所存です」 と嘯くが、恐れ多くて尋ねられなかったと思われ(笑)、 東京では何らかの就職をして夫と知り合い、 現在は兵庫県姫路市在住の星月は、DNA「貫」主導で頑固。 好き嫌い激しくも、それだけわかりやすい人物。 「貫+貫」は、用心深い利己主義者で隙を見せない防衛本能に、 攻撃されたらハネかえす、敵が多いほど性懲りもなく強くなる。 才能はこの「貫」となり、妥協せずの目的追求型反骨心。 「貫+鳳」は、温厚に振る舞おうと、とことん頑固。 「貫+石」は、集団や組織や家族の中で有無を言わせぬ独善者。 周囲と融合しないが、理解者のみは助けるという姿。 「石+石」は、この世界には存在するが、変わり者。 「畑+貫+午月」は、苦難の人生で説得力あり。 「午」年生まれ「畑酉」は、原則受身で事件や問題が起きてから動く。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころのない奇異な人生。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。一人で始める。 締めにあたる導星は「鳳」で、心の楽しみで、趣味に生きる。 宿命の特長は、仲夏正午頃の山間の盆地でゴーストタウン。 なぜゴーストタウンかといえば、総エネルギー226点は立派だが、 自身の土性は145点という身強でも、守護神水性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人で、 感謝と奉仕に慈しみも優しい気持ちはない。 つまり砂漠みたいな状態なのに、水がないためオアシスになりえず。 とはいえ、その気になれば無限大の引力本能で、人を惹きつける。 したがって、人間の化身である木性ゼロ(DNA車/牽なし)で、 ほっておいたら仕事をしたくない、あるいはしたくても出来ない状況。 これとて無限大を活かせば、歩む筋では独特の存在感を示す。 配偶者成分も皆無なので、相手を間違えやすくなる。 火性62点は熱い気持ちで、学びの精神あり。 地頭は良いうえに、無限大の引力本能、無限大の闘争本能を反映させれば、 受験期が95年(草亥)に、大学一年が96年(陽子)という流れを加味しても、 相当偏差値の高い大学を卒業していると推認できる。 土性145点は巨大な「山」に隠れた「畑」であろうと、 存在感は抜群なので、トップに立つような存在ではないが、 何をしても目立つ異相の人種で、際立つ何かでキラリと光る。 伝達能力、発信力は僅か19点。 このあたりが、ワンパターンなので、それを極めるべきだし、 「宝」から表出されるので、唯一無二のようなキラリと光る格別な手法になる。 また。年干も月干も(共に山)、日干(畑)も土性なので、 土性の天干一気は激しく目立つまるで地震並みの破壊力。 地表のものは全てくつがえすようなもので、 特に目上は簡単にノックアウトされたり、亡き者にされる。 年干支と月干支の「山午」は、決断力はあるが、見極めの早い帝王。 動かざること山の如しでも、内的変化はしやすく、 ちょっとしたことでは傷ついたり死ぬことのない不死身の化身で、 自分ばかりか他人の傷みも感じることが容易ではなく 感情を表にだすことはない、まるでサイコパス(×2なので)。 後継者には恵まれず、一代運になりやすい。 そして日干支の「畑酉」は、内面より外見重視。 あるいは、表向きの格好良さを強調して、内容は二の次。 作物を育てる存在なので、木性に剋されるのはあたりまえで、 痛みも一切感じないという主人公の設定は納得済み。 出世欲や金銭欲はあまりなく、過酷な状況を与える出自をバネに頂点を目指す。 干支番号構成は、55-46の北方偏りの直線で、 未来をどうこうや後継者はどうのと悩まぬ人。 後天運は、初旬「3歳灯巳」が、DNA「龍」の火性強化。 庶民的な知恵や知的創造力や習得力にさらに磨きをかけるが、 初旬のみ「灯」と「畑」は同格なので、日干支とは大半会的になるため、 後転的成功運型に入るが、刺激次第で売れる売れないも決まる。 また、62歳までは何をしてもさらに目立つターボ運(子丑天冲殺廻り)のため、 異種異様な存在感を放つ。 2旬「13歳陽辰」は、DNA「玉」の支合でひとつの流れに入る。 上京して大学生活を送るが、伝統ある学び舎。 新しい斬新な環境では無く、落ちついた旧い環境だったろう。 3旬「23歳草卯」は、DNA「車」の天剋地冲で、社会参加。 ある意味刺激のなかった生活が一変して激変。 ありえない木性の出現は、勤労意欲も幾分かでてきたろうが、 異性の存在をとてつもなく貪欲に意識するようになるが、 自分が意のままに操れるか、その逆になった模様。 いずれにせよ行動力のある相手で、実際の配偶者も「車」主導。 早々と出産も経験。 4旬「33歳木寅」は、DNA「牽」の役割発揮で、子育て。 同時に家にいながらにして出来る創作という趣味にも出逢うが、 「木」は干合で「山」にもなるので、家の外には出られるわけもない。 現在の5旬「43歳雨丑」はDNA「禄」の引力本能強化の半会。 年干と月干の干合で進み行く方向の変化に、 年干と月干は干合で「陽」になるので土性天干一気破格に、 「玉」方向の学びの道も極まるばかりか、 ありえない引力本能の出現で、作家デビューまで引きよせた。 とはうえ年支も月支も害のため不安定で盤石とは言えず。 今後は6旬「53歳海子」は、DNA「司」の同じくありえない水性で、 年支と月支の害ではなく、年干支と月干支の天剋地冲は、 腹をくくって、地道に作家活動に根を下ろせるか。 7旬「63歳宝亥」は、DNA「鳳」の発信力金性の強化も ターボ運(子丑天冲殺廻り)を抜け、緩やかにしずまっていく状態。 8旬「73歳鉄戌」は、DNA「調」の害で、さすがに力が萎えて病魔も心配。 弱いのは、肝機能や腎機能だが、土性過多は癌全般には気をつけていきたい。 さて、星月は身強の偏った宿命にもかかわらず、社会貢献を存分に行わず、 20代で結婚と出産を経験している。 木性ゼロ(DNA車/牽なし)なので、いつまでも働く気持ちにならなかったのは、 容易に想像が可能だが、同時に配偶者成分皆無は相手を間違えやすい。 しかも水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、愛欲や生活感もなし。 だからだろう11歳という中途半端な年上を苦しめるような結婚にいたったのだが、 幸いにというか辛うじて、日干支大半会という仲間という立ち位置を与えた。 とはいえ自然界の審判はそれでは不十分と見て、 夫の納音10年運内の60年に一度の干合支合年の04年(木申)には、 おそらく授かり結婚をし、翌年には第一子女児(05-0829/草酉)が誕生するが、 木性天干一気に地支金性一気格の火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人で、 まるで化ければ戦闘的な彩子みたいな存在で、夫婦には脅威。 また、第二子男児(10-0113/雨亥)は、 夫婦の日干支がそれぞれ息子の年干支(畑丑)を大半会して、 目に入れても痛くないほどの猫可愛がりだろうが、 目上剋しの子丑天冲殺ばかりか、親や家系の犠牲になる生年生月冲殺では、 益々親は試され試練が課せられるが、それこそ全寮制学校にでもいれるしかない! 架空世界での激しい闘争で、そんなに消化されるとは思わないが〜☆ |
■2025年02月21日(金)宝酉 |
眞邊明人○もしも豊臣秀吉がコンサルをしたらの表と裏 |
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○91年(宝未)のDNA「龍」の半会年に大学を卒業後、 印刷会社を経由して、97年(灯丑)の守護神天冲殺年に芸能企画会社に転職し、 新規事業開発を担当も、02年(海午)のDNA「石」年には、独立。 現在は、作家活動に加え、エンタテイメント事業と教育事業を展開。 05年(草酉)のDNA「鳳」年に「タレント力」を出版し、 コミュニケーション力やプレゼンテーション力を軸とした研修事業に本格参入。 政治家のスピーチ指導や、企業のビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる。 また、14年(木午)のDNA「調」年には、演劇・アクション・ロック音楽を 融合させた舞台「魔界」を開始し、その総合演出を務め、 21年(宝丑)のDNA「龍」の天冲殺年には ビジネス小説「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を発表し、 映画版も公開された眞邊明人(68-0223/雨亥)の 『もしも豊臣秀吉がコンサルをしたら』が、 DNA「調」年だった昨年(24年/木辰)の 06月30日(草丑)のDNA「鳳」の天冲殺日に刊行されている。 「欲は欲のためにあらず。己を守る武器じゃ」 「人の差は、前に出るか出ぬか。人より早く働き、人より速く決断し、 人より大きく広く物事を見る。人は理屈ではなく利で動く、其れを忘れるな」 「他人の考えを聞いた後に出る知恵は、真の知恵に非ず」 祖父の起こしたコンサル会社を継いだ、戦国大名武田家の末裔の 武田倫太郎は36歳独身。普段は吸い殻いっぱいの事務所で、 よれよれのYシャツを腕まくりして、折り目のない短めのスラックスを 膝上までまくありあげエアコン代をけちる、なんとも情けない風体で、 勤労意欲にかけるため、さして仕事がなく、 秘書と称する腹違いの大学四年生の妹の恋に いつも監視されながら発破をかけられる始末で、 仕事と言えば、叔父が起こした巨大コンサル会社の二代目で 30歳の従弟の武田信次郎に「兄さん」などとおだてられながら、 厄介な仕事を引き受けさせられ、糊口をしのいでる。 幼少期から感性が鋭く、中学校の歴史の授業中に、 なぜか源義経の霊を見てしまう。 以降、身近な霊と対話するようになった倫太郎は、 ある企業の難しい案件を担当することになる。 その場に現れたのは、あろうことか莫大な財を築いた マネーゲームの天才にして空前の成り上がり者、豊臣秀吉だった! 生きることに虚しさを感じ、不器用で人づきあいも苦手な倫太郎は、 秀吉に後押しされ難しい案件を切り抜けたが、 次々と新たな課題が押し寄せる。そんな状況で倫太郎の心身には、ある変化が! 歴史、ビジネス、ミステリーなど、あらゆるジャンルと時代を超えた 前代未聞のエンターテインメント小説シリーズの最新刊は、 秀吉ばかりか木下藤吉郎や黒田官兵衛に武藤喜兵衛まで登場して、 倫太郎を励ましながら、使命をクリアさせてしまう。 信玄公縁の山梨県石和温泉周辺が舞台だけに、熱い! 高知県出身。91年(宝未)のDNA「龍」の半会年に、同志社大学文学部を卒業し、 大日本印刷に入社も、DNA「禄」の天冲殺年だった 97年(灯丑)に吉本興業に転職し、新規事業開発を担当するが、 案の定夢は清算され、02年(海午)のDNA「石」年には吉本興業を退社し、独立。 京都府京都市在住ということだが、 何故か事業所は、東京都渋谷区初台にある眞邊は、 DNA「調」主導で、ひねりの利いた反骨者。 才能も「調」になり、他者とは一線を画した工夫。 「調+玉」は、博学も世間ずれしたところあり、学究肌。 「調+石」は、自尊心強くも名誉には固執せず。 「調+牽」は、経済感覚を超越した大胆さ。 「調+調」は、常識慣例が通用しない哲学者。 「雨+調+寅月」は、一見おおらかは見てくれだけで中には踏みこませない。 「申」年生まれ「雨亥」は、非現実性の象徴で霊にも縁あり。 生き方を表す伴星は「貫」で、どこまでもマイペース。 物事の始めの洩星は「牽」で、目上の引き立て。 締めにあたる導星は「石」で、共同責任。 宿命の特長は、早春午前四時頃の森に覆われた山にたちこめる深い霧か、 雪解け水の容赦ない冷たい川の流れ。 総エネルギー204点はそこまで強くはないが、 子丑天冲殺と自身の水性69点を考慮すれば、なかなかの身強扱い。 発信力の木性も63点と鋭いながら、闘争本能の土性は42点で中心に座するが、 引力本能の火性14点と習得本能の金性16点は脆弱で難点。 とはいえ、一際光るのが年干支「山申」VS月干支「木寅」の天剋地冲と、 年干支「山申」VS年干支「山申」の干合支害の究極の表裏で、 力を抜いて流れに乗っていれば、ともかく異様な目立ちかたをする。 おかしいだの、妙だの要因はこれで、それは霊が入りこむ余地になる。 一般人はおいそれと近づくわけにはいかない。 年干支の「山申」は、味方がやってくるまで持ち堪える砦。 ぎりぎりまで辛抱して一気に勝負にでる。 月干支の「木寅」は、周囲に目配り、観察者であり調整力。 そして、日干支の「雨亥」は、自己の得意領域に相手を誘いこめば強く、 忍耐強い面はあるが、存外小心者なのがそうさせているのであって、 心はそうそう頑丈には非ずも、周囲に与える影響力は大。 干支番号構成は、45-51-60で北方偏りで限定された領域での活動。 後天運は初旬「4歳草卯」が、DNA「鳳」の半会で、豊かな発信力の構築。 後転稼働運はないが、ほぼ生涯ターボ運(子丑天冲殺廻り)で何をしても目立つ。 2旬「14歳陽辰」は、DNA「司」の守護神10年運で恵まれているため、 社会参加も欲をださねばそれなり順調。 3旬「24歳灯巳」は、DNA「禄」の天剋地冲で、宿命害切れ。 スイッチが入ったとみるが、転職は条件なし天冲殺の夢の中。 4旬「34歳山午」は、DNA「牽」の干合変化で権威。 夢の中を清算するように、独立独歩。 5旬「44歳畑未」は、DNA「車」の半会で、 月干干合は進み行く方向の変化。出版に講演活動からショービジネスにも進出。 現在の6旬「54歳鉄申」は、DNA「玉」の歴史物という作家業へ。 害持ちなので、そこまで裏切りは自覚しないとは思うが、 仕掛けは害持ちにさらに毒をもったようなもので、 ここでの懸念は、体調の問題だろうか。 今後は7旬「64歳宝酉」が、DNA「龍」の改良改革で、 新たな挑戦なのか、何らの別離なのだか。 8旬「74歳海戌」は、DNA「石」の妥協なのか政治力なのか 善し悪し別にあらゆる物を全て飲み込み。集大成となるか。 さて、この生年月日はJRAの現役(休養者は除く)最年長の 横山典弘騎手と同一で、横山は昨年(24年/木辰)は、 G1日本ダービーの最年長制覇保持者となった。 思い切って逃げたかと思えば、後方からポツンと極端な騎乗ぶりは、 ファンから称賛も落胆もあるという話題を提供している。 眞邊の私生活は全く見えないが、子息が活躍している横山は早期の社会参加。 そこは全く同じではないが、私生活などさらさぬほうが良いのが、 究極の表裏の害毒持ちなので、 著作も浮世離れしていると思って接すれば、ありなのかも〜☆ |
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コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
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移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 5 年/ 草 巳 |
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