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★★★ ■小さいけれど、大きく育つヒント。 ★★★ |
★★★運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★★ |
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する |
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆ |
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2 0 2 4 年(木辰)○12月 陽子 // 移 動 祝 祭 日 |
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■12月分一覧 (2024年○目次) |
献鹿狸太朗○みんなを嫌いマンのバリギャルの裏側(2024_1201) |
杉作J太郎○あーしはDJのありがた迷惑と毒大盛り(2024_1203) |
五条紀夫○私はチクワに殺されますの濃厚な夢の中(2024_1205) |
町山広美○この国を憂う現在地のアイデンティティー(2024_1208) |
山口未桜○禁忌の子のおぞましいお気楽(2024_1209) |
坂上泉○インビジブルの嘲笑と伶俐(2024_1211) |
岡崎京子○東京初期衝動のあの娘になりたかったとpink(2024_1213) |
青木理○時代の反逆者たちを受け取る姿勢(2024_1216) |
吉田悠軌○中央線怪談の発熱しない恐怖(2024_1218) |
寺尾紗穂○日本人が移民だったころのありえない健闘と難儀(2024_1221) |
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■2024年12月01日(日)畑亥 |
献鹿狸太朗○みんなを嫌いマンのバリギャルの裏側 |
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○15年(木午)のDNA「石」年に持ち込み投稿したことが縁で、 月刊少年マガジンRで、 三ヶ嶋犬太朗名義の「夜のヒーロー」で漫画家デビュー。 高校卒業後すぐにヤングマガジンサードで「踊るリスポーン」連載開始。 一昨年(22年/海寅)の月干支納音を伴うDNA「玉」年に、 第59回文藝賞で「青辛く笑えよ」が最終候補となり、 昨年(23年/雨卯)のDNA「龍」の「卯」重なり年に上梓した 「赤泥棒」は発売即重版となった 献鹿狸太朗(99-0831/草卯)の『みんなを嫌いマン』が、 10月15日(海子)のDNA「玉」の天冲殺日に上梓された。 ほとんどの人間には英雄願望がある。 その規模が違うだけで、誰しも家族や会社や国を守る力を欲している。 ある日突然80億人を救うスーパーパワーを手に入れた上原至は、 「みんなを守るマン」として今日も人類の平和を脅かす地球外生命体と闘う。 致命傷と思える攻撃を受けても完治し、どんな敵をも薙ぎ倒し、 どこにでもワープできる彼は生きる伝説となっている。 滑稽にさえ映るスーパービームを放つ作業は、まるで放尿。 蛇口をひねるようにして全てを焼き払う光線をだすのだ。 闘うことを強要され、弱音を吐くことを禁じられ、 助けられなかった命に想いを馳せる全人類の奉仕者は、全人類の奴隷であった。 彼はいつまで皆を救えばよいのか。彼に救いはあるのだろうか。 突飛な発想と野蛮で洗練されぬ描写はやむなしとしても、 文章には輝きや温もりがなく、無機質なまるでバーチャルな世界。 筋があるようで筋もなく、作家は理解されようと思わず、 「不明な部分はとばしてお読みください」という投げやりさはそれはそれ。 バイオレンスで血も涙もないエグい漫画家が書いているので、 ほんとんど漫画を言語小説化した印象で、 だったらギャル漫画で、アニメ化してしまったほうが稚拙感は稀薄になる。 「民衆の愚かさとか薄情さとか、伝わらなさみたいなものをすごく書きたい」 というのが小説に手をそめた動機だそうだが、醒めていて愛は感じない。 神奈川県横浜市あたりの出身で、今年(24年/木辰)のDNA「石」の害年に、 慶應義塾大学大学院を卒業し、現在もおそらく実家住まいと思われる献鹿は、 DNA「牽」主導で、権威や役割意識が強く格好を気にするが、 これといった主張があるわけでないので、ありえない目立ち方指向。 「牽+貫」は、主義主張なく自意識過剰で雑で打算的。 「牽+禄」は、折り目正しく見せる術あり。 「牽+玉」は、用心深く派手な勝負をするようでしない。 「貫+貫」は、守備本能極めて強く利己的。 「草+牽+申月」は、一見機敏も取り柄は若さで歳を重ねると痛くなる。 「卯」年生まれ「草卯」は、他力運で寄生気質。 生き方を表す伴星は「石」で、人脈頼りで手練手管を駆使。 物事の始めの洩星は「禄」で、誰かに担がれる。 締めにあたる導星は「貫」で、最後は一人で孤独。 宿命の特長は、初秋午後四時頃の海沿いに生える雑草。 総エネルギー151点と乗りは軽く気安いが、 子丑天冲殺であるばかりか自身の木性が75点もあり身強扱い。 とはいえ火性ゼロ(DNA鳳/調なし)の野人は、 暖かみのある発信力皆無で陽光の恩恵なく成長せず。 ないものは強引にありえない方法で産みだす必要があるので、 品性皆無の目立てば何でもありで煙に巻く。 土性33点とそこまで引力本能があるわけでないばかりか、 年支と日支が同一なので、ひとまず実家を足場で、その場しのぎ。 闘争本能の金性は17点で、分かり易い出で立ち。 創造力の水性は濁流の塩水なので、清めるよりは 塩もみしたような漬物の類への道で、勢いある若いうちが花。 とはいえ雑草も成育できねば花咲かせるわけもなく、 くりかえすが派手で無機質な出で立ちで咲かせているフリ。 年干支の「畑卯」は、やる気満々の開拓者。 単独行動で気短で持続力はそこまでなく乱世好き。 月干支の「海申」は、お気楽。 そして日干支の「草卯」は、努力家だが鈍い。 冒険好きのようで、実は石橋を叩いて渡る愚直さある横つながり人間。 女性は異性を下にみたり、馬鹿にする傾向で、主人公すら嘲笑う。 干支番号構成は、16-09-52で南方東方北方で機動力があるが、 力量が伴うかは、睡眠その他で補う必要性あり。 後天運は、初旬「3歳雨酉」がDNA「龍」の庶民性、 年干支「畑卯」を天剋地冲するため、親を踏み台にして、 社会参加をすれば成功運型。 初旬突入後すぐに本作の原型があったらしく、兄を震え上がらせたという。 2旬「13歳木戌」は、DNA「石」の特別条件付10年運天冲殺。 大人社会に斬り込んで、他者と異なる人脈を構築すれば良いので、 あっけなく持ち込みデビュー。 現在の3旬「23歳草亥」は、DNA「貫」の特別条件付10年運天冲殺大半会。 傍若無人にやりたいことを徹底的にありえない偏りで実行する。 今後は4旬「33歳陽子」が、DNA「調」のありえない火性の10年運天冲殺刑。 生き方がブレていれば、満足してしまい通俗的な方向になりがちだが、 破格の野心さえ失っていなければ、本物志向の女子目線の王道を極める。 5旬「43歳灯丑」は、DNA「鳳」のありえない火性の10年運天冲殺。 月干干合は進み行く方向性の変化で、大きなものへの依存。 その結果、仕事の躍進をもたらせれば、引力本能が増大して、 あらたな娯楽を模索した結果、財をなす可能性と、 次元の低いところで満足すれば、気が抜けて萎える可能性や疾病の可能性も。 6旬「53歳山寅」は、DNA「司」の堅実・地味。 月干支の天剋地冲もあり、40年間の10年運天冲殺を抜けて、派手さなし。 いくら飾ろうと限界があり強欲になる雰囲気も、勢いは失せて静かなり。 7旬「63歳畑卯」は、DNA「禄」の感謝と奉仕になるが、 世のため人のためになれればいいが、単なる放出になるの傾向。 8旬「73歳鉄辰」は、DNA「牽」の主導DNAのようやく自己確立しも、 役割意識が強化されても害付きなので、不名誉なり晩節を汚さないならば、 病魔が全身に回り、立ち行かない終焉を向かえかねない。 さて、献鹿は親公認のバリギャル。その母親成分は生じてくれる月干「海」。 清水ではなく濁水なので、守護神ではないが、偏向。 また、父親成分は「海」の干合相手の火性がないので、 ありえない存在か不在か早々と姿を消しやすい。 「蝶よ花よ」と育てられたようで、勤労意識もないので、 就職をするつもりがないので、代わりの社会体験がビジネス系大学院のコース。 草は群れないとならないが、火性がないので他者とは表層的でしかない。 だから、年支と日支が同一でわかりやすい「卯」なので、 この根っ子を伐られぬように、家族と同化して好き勝手をやって Z世代のギャルを極め、いつまでも永遠の24歳をやっていたいらしいが、 それもこれも鈍さがあるため、それを逆手にとっただけ。 本物に化けたいなら、生地生家を後にするのが親剋しの子丑天冲殺の王道だが、 中途半端に売れてしまったために、それが出来ない。 あるいはしなくて良いのは、ツキだけで生きて行くしかないんだろう〜☆ |
■2024年12月03日(水)宝丑 |
杉作J太郎○あーしはDJのありがた迷惑と毒大盛り |
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○詩人、ラジオDJ、漫画家、狼の墓場プロダクション局長(映画製作)で、 82年(海戌)の律音年すなわち人生の折り返し地点に、 「笑ってる場合ですよ」のお笑い新人オーディションに合格するも、 その道には入らずに同年「月刊漫画ガロ」で漫画連載開始。 86年(灯卯)の60年に一度の干合支合年から「週刊平凡パンチ」で編集者に。 放送作家、映画俳優、プロレス解説者などを経て、 17年(灯酉)の60年に一度の干合支害年に、 まさかの故郷の愛媛県松山市に帰ってしまい、ほぼ毎日、 南海放送で「杉作J太郎のファニーナイトHUG」のDJを担当をする 杉作J太郎(61-0926/海戌)が、 10月11日(山申)のDNA「車」の害緩和方三位日に、 『あーしはDJ』を刊行した。 「死んでたまるかという気持ちになるのも、 そもそもは生まれてきたからである。」 83年05月04日(海辰)に初めて名刺をつくり、出版社に原稿を届けに行ったが、 「会いたい人もいるなあ」と思った矢先、 それは叶わぬことになった。憧れの人に生涯会えぬ苦しみ。 寺山修司(1935-1210/鉄申)の命日がその日だったからだ。 D「どんなにつらいときも」、J「J太郎はラジオをやり続ける」、 つまるところ、生き抜くしかないんだ。 四国・松山からほぼ毎夜オンエアされている 南海放送のラジオ番組「杉作J太郎のファニーナイトHUG」。 今夜も「あーし」(性差を超えた一人称)=J太郎が、 落ち込んだり、うれしくなったり、死にかけたりしながら、 その人生と「ある愛の詩」を語り続ける。 アコースティック漫画として語り継がれる「ヤボテンとマシュマロ」から25年、 読めば、松山の温泉に入るがごとく、くつろぎが伝わっている脱力系文章。 自身のキャリアをまとめるため、 10年かかって著者が練りに練り上げた渾身作というフレコミで、 目次は以下の通り。 「まえがき 遠い星のどこかで」「生まれてきたことについて」 「生きながら死ぬ場合もあるのだ」 「あ愛の詩 室奈美恵によく似た高速道路料金所の職員」 「ある愛の詩 青い海、青い空」「あーしは死にたくない。がんばります」 「まあよく生きたと思うが、まだまだ青春である」 「何が終わり、何がはじまるのか」 「ある愛の詩 特急しおかぜでお弁当を食べてた女性」 「なぜ人はあわてたり、てんぱったりするのだろうか」 「ある愛の詩 山麓のナスターシャ・キンスキー」 「ある愛の詩 喫茶店のウェイトレス」「ある愛の詩 あーしの綾波さん」 「あとがき あーしは何を考えてきたのか」 愛媛県伊予市で生まれ、愛媛県松山市育ち。 愛光中学校中退、駒澤大学を卒業。 進学に伴い80年(鉄申)のDNA「龍」の方三位年に東京に移住。 東京都世田谷区桜新町で一人暮らしスタート。 その後東京都世田谷区若林を経て、17年(灯酉)の60年に一度の干合支害年に、 愛媛県松山市にUターンした杉作は、DNA「玉」主導で、 環境異変に対応しづらいながら、物事を深めて行くことは得手。 あえて才能をあげれば主導する「玉」で、ひとつの案件を極める。 「玉+牽」は、企画力あっても用心深くて勝負に向かえず。 「玉+車」は、感じたことをそのまま実行。おおむね、見たまんま。 「玉+玉」は、無理をしない。 「玉+司」は、生活のために働く。 「海+玉+酉月」は、放浪者。 「丑」年生まれ「海戌」は、可愛いのは自分だけ。 生き方を表す伴星は「禄」で、つかみどころなしも自己中心。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「玉」で、古い場所に沈む。 宿命の特長は、仲秋午後六時頃の風変わりな印象の燈台に照らされた海で、 総エネルギー228点はまずまずも、 生年冲殺は仕事に生きるうえに、組織に属して力を発揮したり、 なんらかの目的を持ってそれに向けて邁進せねばならないが、 結果を求めると、月干支「灯酉」VS日干支「海戌」の干合支害持ちなので、 思った通りにいかないので、笑えるとは言え自己発揮は相応しくない。 ろくでもない異性に翻弄されることや、勝手にいれあげたりもあろうが、 単純に害持ちで木性ゼロ(DNA鳳/調なし)で汚染しやすいと見るべき。 好きな女性が言う言葉だと「ああ、そのとおりだな」って素直に聞ける。 なので「ある女性を一生懸命愛し続ければ、 振り向いてもらえなくてもその女性の長所が自分の中に入ってくる。 片思いって、すればするほど間違いなく人間は向上していくと思う。 だから、片思いは無駄にならないんですよ。」と言いつつリスナーに寄り添う。 「玉」主導なのに、じっくり腰をすえて活動できずだったり、 あれもこれも手をだすのは、極められないからで才能とはいえず。 とはいえ金性が108点もあり、妙に博識だったり、 情報ばかりが洪水にように入ってくるので、手に負えず。 汚染がまわりまわって極まるので、 無理矢理偏った発信で笑いを取るしかないという姿。 年干支の「宝丑」は、周囲に振りまわされず我が道を行くが、 誤った道にも踏みこみやすく、計算高くはないが、目的は金儲けのみ。 月干支の「灯酉」は、怖い物知らずの人情家。簡潔でわかりやすい姿。 そして日干支の「海戌」は、旧家に誕生する挑戦者。 言動に丁寧さが欠けるが、努力の人。 干支番号構成は、38-34-59で西方2点に北方1点で、 明るさはや夢のような派手な世界感はなし。 後天運は、初旬「6歳陽申」が、DNA「禄」のあり得ない引力本能強化。 月支「酉」VS日支「戌」の害緩和になる秋の方三位で、行動的。 初旬条件はないが、生年冲殺なので親の犠牲になることなく、 仕事に邁進すれば、相応の成功を見込めるが、その気になるかだけ。 真っ直ぐ進めずは、私立愛光中学校中退で消化。 2旬「16歳草未」は、DNA「調」の独創性。 正真正銘のあり得ない反抗心で、大学に入るために上京。 82年(海戌)の律音年には、お笑い新人オーディションに合格。 全国生放送でコントを披露するが、生活を考えてしまい漫画家デビュー。 3旬「26歳木午」は、DNA「鳳」のあり得ない冷静な発信力の半会で、 干合支害切れの干合支合年の86年(灯卯)から「平凡パンチ」編集者。 4旬「36歳雨巳」は、DNA「石」の妥協または仲間作り。 年支「丑」と月支「酉」にからむ三合会局で、世界が拡がり、 放送作家、映画俳優に、映画制作まで手を広め我が世の春。 5旬「46歳海辰」は、DNA「貫」の納音。 月干干合の進み行く方向性の変化で、ありがた迷惑の守護神消滅に害切れ。 現在の6旬「56歳宝卯」は、主導DNA「玉」の自己確立。 宿命の害切れ支合で立て直し、方向は故郷なので、 17年(灯酉)の60年に一度の干合支害年なのに あっけなく生まれ故郷に撤退し、南海放送でDJ。 今後は7旬「66歳鉄寅」が、DNA「龍」の半会。 温暖な地域をもとめ最移住なり、新たな挑戦。 精神性が高まっていれば、現実的でない何らかの生業。 8旬「76歳畑丑」は、DNA「牽」の名誉的10年運天冲殺。 表彰されたり記念に色々突風のような働きも体力次第。 さて、杉作は子丑生年冲殺。原理原則は如何なる理由があろうと、 いったん故郷をあとにしたら、里心を感じようと舞い戻ってはならない。 そこに仕事や役割があろうと、距離をおかねば絶対に無理。 だからだろう。23年(雨卯)のDNA「石」の害切れ年には、 急性心筋梗塞と心不全で救急搬送されている。 いくら宿命どおり独身を貫こうと、 これはただでさえ循環が悪いのに毒をためこんだ結果。 今年(24年/木辰)は、あり得ないDNA「鳳」の害切れで、 ラジオ番組に由来する本の出版にこじつけたが、 それもリスナーのためなら納得だが、ちょっと遠慮しすぎではないか! もっと派手にやってほしいもので、元気をだしてほしいと願うよ〜☆ |
■2024年12月05日(木)雨卯 |
五条紀夫○私はチクワに殺されますの濃厚な夢の中 |
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○22年(海寅)のDNA「司」の守護神支合年に、 「全員もう死んでる」ミステリという奇抜な設定が話題を呼んだ 「クローズドサスペンスヘブン」で、 第9回新潮ミステリー大賞最終候補に選出され、 DNA「禄」の守護神三合会局年の23年(雨卯)に同作にてデビューした 五条紀夫(81-0720/畑亥)の『私はチクワに殺されます』が、 08月10日(陽午)のDNA「玉」日に上梓された。 6月6日。東京都練馬区郊外で50代の夫妻の死体が発見された。 第一発見者である娘が連絡がないのを不信に思いたずねてきて 死後二週間経過した家は異臭が放たれ無数のチクワが転がっていた。 仮に食用であっても夫妻でたべきれる量ではない。 そして「私はチクワに殺されます」という 奇妙な一文と手記が遺書として残されていた。 チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。 巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、 気づいてしまった事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。 荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、 複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。 ラストには予想不可能な結末が待ち受けるが、 そこは予定調和的に織り込み済みで、あっけなくすり替えられる。 前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕というか、 あなたは、チクワを前に息をすることができるのか! ため息すら出ない恐怖の結末は、まるでちくわ結社による悪の格闘技! さりげない殺意の陰には、産みの親と育ての親へのちくわ的恨みなのか! チクワさえあれば、どんな完全犯罪も可能だ! 「奥さんそれチクワでなく、ヒグマですよ!秘拷穴ですよ!」 「世にも奇妙な物語」を意識して執筆されたチー、クー、ワー! 真犯人は、決まってるじゃないですか。お・や・く・そ・く! 東京都北西部出身も、現在は東京都府中市新町付近在住で、 どこだか不明の大学卒業後は、突発的に全国チェーンの花屋に、 デビュー前まで勤務するなどの意外な面をあえて披露する五条は DNA「貫」主導で、好き嫌いありで、頑固一徹で緩やかに守る。 エゴサーチが日課なのも、それをせねば気が済まない。 「貫+鳳」は、表面温厚中身は頑固で、体制に組みするのは苦手。 喰うためにやむをえず、売れる前は勤め人をしていた。 「鳳+鳳」は、気さくで粘り強い精神力。 「貫+司」は、強い意志で、デビューへと進む。 「貫+車」は、スピード感あり気は長くなく、猪突猛進気味。 才能はこの「車」で、反撃素早い犠牲的本質で、危険大好き。 「畑+貫+未月」は、意外に用心深く。ごね得。 「酉」年生まれ「畑亥」は、周囲に救いあり。 生き方を表す伴星は「玉」で、調査能力ありで、生涯学習も。 物事の始めの洩星は「貫」で、一人で始めるから、妄想的創作。 締めにあたる導星は「車」で、突然終わる。 宿命の特長は、晩夏午後二時頃の特別な娯楽施設を花で飾った町。 砂漠の砂のような存在で、気候変動や次元の変化により流動する。 総エネルギー177点は身軽で、軽いのでノリは良し。 自身の土性が44点だが、発信力の金性が52点もあり、 工夫して伝達せねば気が済まないので、料理写真にエゴサーチ。 もちろん突飛なタイトルでSNSを駆使した宣伝上手。 守護神の引力本能の水性は24点とやや枯渇気味で、大袈裟に騒ぐ。 チクワだって買い占める(笑)。 闘争本能の木性は35点で、これは自己を飾るもので、 雑草なり野菜なり花で、それがないと生きる価値を見いだせず。 花屋を経験しているのは、なんら不思議ではない。 熱い習得本能は22点で、夏生まれの砂なのでちょうど良く、 理性や伝統的落ち着きなどより、庶民的な受け狙い。 年干支の「宝酉」は、博識も毒にも薬にもならない竹輪学。 月干支の「草未」は、誰にでも好かれるどら息子。 そして日干支の「畑亥」は、一か八かの勝負師で非現実的。 自我が強く自意識過剰で平凡な人生を好まない再生屋。 両親は東京の人間だが、田舎で畑を耕作なのは、ある意味親を追いやったか。 干支番号構成は、58-32-36で北方に西方2点という鋭角領域。 闘争と創造の先には未来は似合わない破滅世界か。 後転運は、初旬「4歳木午」は、DNA「牽」の自尊心強化。 心優しく格好をつけるから、植物は大切で異性もまた同様。 砂漠に立派な林なり森が出現したという印象。 2旬「14歳雨巳」は、DNA「禄」の引力本能強化の 天剋地冲付き守護神10年運天冲殺で、救いあり楽ありで、 真っ当な方法で社会にでようと思わず、 唐突に「花が好きだから花屋になろう」と思い立ち、 花屋チェーンに「働かせてくださーい」と入り込む。 3旬「24歳海辰」は、DNA「司」の地道な守護神10年運天冲殺で、 積み重ねなので、仕事を真面目にやっていたようだし、投稿も行った。 現在は4旬「34歳宝卯」の、月支「未」VS日支「亥」のからむ三合会局。 DNA「鳳」だから、特別意識も磨かれSNSで名も売れて、絶好調の最後。 来年(25年/草巳)のDNA「車」の天剋地冲天冲殺年から始まる 5旬「44歳鉄寅」は、DNA「調」の支合で、格別な成果はあるようだが、 年干支「宝酉」の納音を伴う月干干合は、進み行く方向の変化で、 なんらかの事情により、偏り激しくなって、元気さは失われる懸念。 変化しきってしまえば楽だが、落とし所を早期に見つけるか否か。 6旬「54歳畑丑」は、DNA「貫」の主導DNAで自己確立。 自分の気持ちに素直になって、立場の変化に対応できれば悪くない。 7旬「64歳山子」は、DNA「石」の協調性和合性の変剋律。 妥協せずに何でも受け入れられれば、 周辺環境とどれだけ揉めようと、それを活かせる可能性あり。 8旬「74歳灯亥」は、DNA「龍」に新たな世界を垣間見る刑付き変剋律も、 年齢的にどこまで対応可能かになるだろう。 さて、守護神年デビューで現在はDNA「牽」の栄誉上昇の夢の中。 売れに売れている印象で、既に仕事は退職している模様。 家族については語ってはいないが、庭付きの家住まいのうえに、 明らかに子供と共にする行事を行っていたり、 日々の料理についても、配偶者が売れない時代から仕事をもっていて、 経済的に支えていたために、現在も仕事持ちと思えば、 作者が料理当番であろうと推認できる。 そもそも「畑」なのだから作物はあって当然で、家族がいても不思議ではない。 とはいえ、今売れているのは明らかに稼働力アップの天冲殺現象。 感謝と奉仕がなければ、抜けて失速するのは必定。 エゴサーチの対価のファンサービスばかりか、仲間への配慮も必要だし、 ふるさと納税で、守護神方向の海産物を漁るのもいいが、 売れっ子が、自分の住んでいる行政に納税せずはさすがにマズイと思うぞ〜☆ |
■2024年12月08日(日)陽午 |
町山広美○この国を憂う現在地のアイデンティティー |
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○放送作家で江東区森下の書店BSE店主の町山広美(64-1209/海辰)が、 一連の隣国韓国の騒動で 「日本がいよいよ貧乏くじをひく流れになっていきそうで、ぞわぞわ。」 と12月04日(海寅)のDNA「貫」日に発信している。背景を考えて見たい。 東京都千代田区に在日韓国人1世の父親と、日本人の母親との間に生まれる、 兄は主導DNA方向も害関係の映画評論家の町山智浩(62-0704/(雨卯)で、 千代田区立麹町小学校、千代田区立麹町中学校、東京都立戸山高等学校卒業し、 上智大学文学部哲学科を中退し、テレビ制作会社で2年程AD業務を経験。 84年(木子)のDNA「鳳」の半会年に、 放送作家になりタモリ倶楽部(空耳アワーを担当)「タモリのボキャブラ天国」 「THE夜もヒッパレ」「パパパパPUFFY」「メレンゲの気持ち」 「有吉ゼミ」「マツコの知らない世界」などを手がけてきた町山は、 DNA「石」主導で、森羅万象の海らしくなんでもあり。 才能も「石」で、人付き合いが全て。 「石+調」は、自尊心強いがプライドなし。 「調+調」は、哲学的。 「石+鳳」は、少々粗雑。 「石+禄」は、素材を運用することに長ける。 「海+石+子月」は、おだてに弱く、 「辰」年生まれ」「木辰」は自己愛の象徴。 生き方を表す伴星は「牽」で、埋もれた話題を世に出す役割。 物事の始めの洩星は「石」で、皆で始める共同作業。 締めにあたる導星は「禄」で、他人により終了される。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の森をたたえる「海」で、 沈まぬ太陽が派手に輝いているという矛盾な風景も、 深夜にもかかわらず営業している全盛期のTV界そのもの、 総エネルギー231点中自身の水性は91点と午未天冲殺にしては身強。 発信力の木性71点も自慢できるものだが、 引力本能と配偶者成分で守護神の火性は23点と心許なく、 実際、同業者と結婚して離婚も経験している模様。 闘争本能の土性は46点とまずまずの仕事ぶりも、 金性ゼロ(DNA龍/玉)は、まるで干潟でいかんともしがたく 素材を料理するだけで、新たな世界を創造できるものではない。 午未天冲殺なのに、目上をゾンザイに扱いがちで 無限大といえば聞こえはいいが、常に無限大を持続出来るかが鍵。 年支と日支の同一は表裏ないが、むしろ公私の区別なし。 年干支の「木辰」は、裏方なのに出しゃばり。 月干支の「陽子」は、なんとなく持ちあげられる。 そして日干支の「海辰」は、頭の回転は早くクールさはあるも、 何処か冷たくて温かみは感じさせず、上辺だけの交流。 干支番号構成は、41-13-29で西方東方南方で北方欠け。 後天運は、初旬「1歳草亥」は、DNA「調」の特別条件付10年運天冲殺で、 幼くして、偏った反抗的感性が磨かれたはずで、独創的。 2旬「11歳木戌」は、DNA「鳳」の特別条件付10年運天冲殺対冲で、 学びを続けるより、社会にでたくなるもので、教育からの逃避。 3旬「21歳雨酉」は、DNA「石」の才能強化主導DNAで自己確立。 なりふりかまわず業界に染まる。 4旬「31歳海申」は、DNA「貫」の大半会三合会局で、我が世の春。 5旬「41歳宝未」は、DHA「玉」のありえない方向の10年運天冲殺。 進み行く方向の変化は守護神消滅でも、ひたすら走り無我夢中。 現在の6旬「51歳鉄午」は、DNA「龍」のありえない方向の10年運天冲殺。 新たな食い扶持と庶民性極める生き方も、この20年は妙なバランス。 来年(25年/草巳)のDNA「調」年から始まる 7旬「61歳畑巳」は、一切条件のないDNA「牽」で、役割稀薄の失速状態。 8旬「71歳山辰」は、DNA「車」の刑で、あわてふためいて埋没。 さて早熟の午未天冲殺で「海辰」の女性は、 若い頃あがればあがるほど失速も早い。 特に金性ゼロということは、なんでもありの「海」だろうと 汚染しやすく、汚れ成分で笑いを取るようなものだが、 晩年は水分が枯渇して、いわばゴミ捨て場のようなものになりやすい。 そのためには、自由自在ではなく組織に所属して制御されるか 相手次第だが、婚姻による失速を補う必要があるが、 町山の場合は趣味みたいな新古書店店主ではいささか心配で、 一番懸念は体調不良あたりだろうか。 26年(陽午)と27年(灯未)が守護神条件なし天冲殺で、 最後のお試しみたいなものだが強欲では乗り切れんなあ〜☆ |
■2024年12月09日(月)灯未 |
山口未桜○禁忌の子のおぞましいお気楽 |
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○本格的に小説に手をそめたのは高校時代。 誘われて文芸部に入部し、年4回のペースで創作誌を発行。 初寄稿は「日常の謎」と呼ばれるタイプの短編ミステリー。 周囲の評価は芳しく「小説を書くのは楽しいな」と感じたが、 大学受験以降は小説を書くばかりか読書すらしなかったが、 転機となったのは新型コロナウイルスの感染拡大と、自身の出産。 コロナ禍で学会の開催が中止になり、また子供が産まれ、 それまで時間をかけて行っていた研究を続けるのが困難になり、 21年(宝丑)のDNA「玉」年に「論文よりも小説を書きたい」と、 不意に創作願望が蘇えり、読書も再開し小説を書き、 22年(海寅)の納音年に、有栖川有栖創作塾へ作品を持参。 24年(木辰)のDNA「鳳」の半会年に『禁忌の子』で、 第34回鮎川哲也賞(24-0402/陽申)を受賞。 現役医師として基幹病院に勤務しながら執筆活動を行う 山口未桜(87-1119/海申)の受賞作が、 「木」重なり天冲殺月(木戌)の10月11日(山申)のDNA「車」日に上梓された。 救急医・武田航の元に搬送されてきた、一体の溺死体。 浅黒い肌。一重瞼に、角張った顎。太めの眉。鼻根のしっかりとした高い鼻。 今年三十三になる、ちょっと疲れた顔、 その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つ。 彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか! 武田は謎解き名人と誉れが高く、べらぼうに男前で 「僕は優しいんじゃなくて、優しいふりをしているんだよ」と嘯き 感情が乱れるという概念が存在しない 旧友で消化器内科医師の城崎響介と共に調査を始める。 しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、 相手が密室内で死体となって発見されてしまう。 自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。 過去と現在が交錯する、彼はなぜ死んだのか、なぜ同じ顔をしているのか。 旧友といいながら突然の名探偵ぶりには少々戸惑うばかりか バディものの対比を明確にする意図か、 主人公があまりにも情けなくうつるのが気になるが、 作品を通じて感じる猛毒は読者を欺すには充分だが、 倫理的には看過できない危うい問題を現役医師が世に問うのは如何なものか。 最も怪しくないのが、犯人だったりするのお約束なのだが、 親とは何なのか、子とは何なのか。 自然界の領域をあっけなくくつがえしてしまうようで、 読み手によっては人権や倫理的な問題で 唾棄すべき感想をもってしまうのかもしれない。 (恐らく城崎の下につく消化器内科専門医の立花梨花が作者の分身) 兵庫県神戸市出身で、中高一貫校から神戸大学を卒業。 現在は一般消化器内科医(神戸市立医療センター中央市民病院?)で 胆膵分野(肝臓、胆嚢、胆管、膵臓などの消化器系臓器)の専門医として、 年下の大学院生の夫(90-1018/陽辰)に支えられながら 家事代行を頼み、博士号を取らず、医局に入らず同じ病院にいるという山口は、 DNA「鳳」冲殺主導で、他者とは異なる発信力で、冷静なのは仕事面だけで、 私的面は息抜きがないと体調不良になりかねないので、 当初はSNSで憂さ晴らしから始まって、今や堂々自信みなぎり開き直る。 「鳳冲+調」は、一見繊細も中身曖昧で煙に巻く。 「鳳冲+貫」は、波に乗りやすく、スピード狂。 「鳳冲+司」は、堪えることなく、好む方向にやりたい放題。 「鳳冲+玉」は、その場限りではない先を読む親心のようなもの。 才能はこの「玉」で、学びと応用。 「海+鳳冲+亥月」は、不用心な破壊力で際立つ批判力。 「卯」年生まれ「海申」は、自己矛盾なし。 生き方を表す伴星は「貫」で、波乱好みは趣味で仕事は手堅い。 物事の始めの洩星は「玉」で、身内の助けと学びの心。 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で決める。 宿命の特長は、初冬午後十時頃の特別な役割を担った燈台に照らされた海で、 総エネルギー168点は、軽やかだが、自身の水性は66点と身強扱い。 表向きの年支「卯」VS月支「亥」の半会は、やる気充分でノリが良く、 仕事熱心に見えるが、自己発揮禁止の生月冲殺らしく、 医師としてのルールのもとに、管理されているようなものなので問題はないが、 延長線上で書かれた作品は趣味の範疇で、たまたまそれが当たったとはいえ、 周囲に趣味として認知させたので、その気はないだろうが、 専業作家を目指すのは、ネタの収集も臨場感もなくなるので、ありえない。 とはいえ、常に何かを犠牲にせねばならないのが生月冲殺なので、 その環境には感謝しかないだろうが、湯水のように家族ために、 稼いだものをつぎこんでの綱渡りで、 蓄積がないのは、月支「亥」VS日支「申」の害持ちが理由で、 いまのところは収支が悪かったり、夫に生活力がないことでクリアしているが、 娘に「売れるといいね」と言わせて一財産築こうなんて考えだしたら、 通俗的どころか面白いものが書けなくなり、売れなくもなるので、 小説書きはあくまでも趣味の延長で、感謝や奉仕の精神がないと辛い。 現状の毒は私生活の不安定と読者を作品で裏切る作為で消化しているが、 経年と共に体調不良になるのは回避出来ず、 特に皮膚疾患はつきものだということは覚えておきたい。 なお、伝達本能と習得本能は共に38点でバランスがとれているが、 引力本能の火性(夫も示す)は14点と弱く売れ線は狙わず、 闘争本能の土性も12点しかないので、 栄誉や争議は好まずの欲得のないほどよさが望まれるだろう。 年干支の「灯卯」は、観察力あり。その気になるまで時間がかかるが、 始めたら没頭して、凄まじい速度を体感でき、燻るお香のような妙な魅力あり。 月干支の「宝亥」は、天性の第六感と無から創造する優れた勘と感の持ち主。 そして日干支の「海申」は、自意識過剰で直球勝負の分かり易い気楽な面あり。 干支番号構成は、04-48-09で、東方2点に北方1点と冷徹な未来。 行動範囲は広いようで狭いので、医療以外には手をだせない。 後天運は、初旬「6歳海子」が、日干支「海申」を大半会するため、 生月冲殺でもあり、社会にでれば成功運型も、 害持ちなので何かを犠牲にすることが必要で、 DNA「貫」は、頑固な自己発揮自己保全ではなく、 あけっぴろげで適当で、それこそ流れ任せになる。 2旬「16歳雨丑」は、DNA「石」の妥協と人間関係の構築。 いわゆる修業と屈辱の時期か。 3旬「26歳木寅」は、DNA「鳳」の害切れ対冲で、 ターボ運(子丑天冲殺廻り)も始まり、何をやっても目立ち、 豊かな表現力を磨きをかけるところで、結婚と出産も経験。 現在の4旬「36歳草卯」は、DNA「調」の繊細さ強調で独創性。 冲殺月支「亥」の半会もあり、自信満々で毛色違いに挑戦。 今後は5旬「46歳陽辰」が、DNA「禄」の守護神半会。 進み行く方向の変化や目下の変節で特別意識は薄れるばかりか、 年支「卯」の害は気になるところだが、結果に拘れば侮れない。 6旬「56歳灯巳」は、DNA「司」の守護神干合支合で、 立場の変更と、害切れもあり、自己の変化と次元上昇があれば、 スイッチがはいって再び上昇の余地があり。 7旬「66歳山午」は、DNA「車」の危険。 冬生まれだけに稼働力があがる見込みも、 体力気力が残っているか否かで決まるも、条件は稀薄。 8旬「76歳畑未」は、DNA「牽」。 年支「卯」VS月支「亥」の三合会局で、世界は拡がる。 それまでの集大成みたいな役割発揮もあろうが、 生き方に曇りあれば、不名誉にもなりかねない。 さて、山口はその気になれば何でもありの調子の良い生月冲殺。 ただし、流れに乗り、自己制御をかけず、 病院のしきたりに従いながらも、編集者にある意味操られる必要あり。 その先は深く考えずという条件付きで、ただし、この時に家族の存在は苦痛。 夫が感謝もなく下手に妻を自慢をしたり、 あれこれ注文をだすようになったらお仕舞いで、 せいぜい苦手なGブリ退治などに精を出し献身できるか。 ただし、冬生まれの水性にとって強力な火性の夫(90-1018/陽辰)は、 守護神方向には違いないが、共通干がないなかりか、 目上剋しの子丑天冲殺で、年上をダメにするか自分に災禍が訪れるか。 いい歳をして妻を徹底的に働かせて、自分はキャリアアップのために邁進。 「申」年生まれ「陽辰」が、正直者だけあって、呑気なものだし、 そんな状況で誕生した娘は現実最優先の辰巳天冲殺で、 夫と娘は大半会があろうと、あまり良い手本ではない。 母親が売れてその恩恵に預かろうなんていうのは、 ただの「鳳」主導の遊び人だし、宿命を眺めても強欲さは気になる。 しかも、この娘の条件なし天冲殺の夢の中で売れているのが妙。 抜けたら、ただの想い出になりかねない。 特に年下と結婚せねばならない理由のない山口が、 年干に配偶者成分がある為研修で訪れた相手を都合良く手懐けたのだろうが、 娘の誕生時期から判断しても、出会いや結婚は生月冲殺らしく、 18年(山戌)や19年(畑亥)あたりになるが、害持ちを考えれば、 「鳳」冲殺主導らしく、似合わぬ相手に害毒年でその気にさせられたからで、 のちのち致命的な失速を招かないか心配だ。論文を書くのは諦めたしね! 作家ではなく一般人なら何をするのも自由だが、 読者は作家の成長に期待しているのだから少々罪作り! 笑えるのは、最初の被害者「キュウキュウ十二」の生年月日に、 実の夫の生年月日を流用するなんて、潜在的に何らかの意志が働いたか、 本当は「鳳」冲殺主導らしく、偏った冷酷な何か抱いているのかもしれない。 いずれにしても、不妊治療がテーマのひとつの本作だが、 例外を除いて、不妊治療をせねば出産をできぬのは、 このように、気づかぬうちに、すべきではない結婚 (天冲殺や害結婚、子丑が年上と或いは午未が年下と結婚した場合) を不幸にしてしてしまった場合であり、子供には期待できないので、 依存して引きこもりになるか、年老いても子に頼れなかったり、 手におえない粗暴になったりするもので、 実際「キュウキュウ十二」もそうだったし、 禁忌の子(23-0830/鉄申)も子丑で、親は苦労しそうではないか〜☆ |
第一子女児○20-0823 |
山木鉄灯 戌申子-5 鳳車貫鳳司(鳳主導) 木性(14)火性(14)土性(36)金性(73)水性(52)/総合189 辰巳天冲殺/天冲殺(25歳宝巳/35歳鉄辰) 主導DNA三合会局(35歳鉄辰)/大半会(55歳山寅) 木性脆弱/火性脆弱/金性過多/水性過多 -5歳雨未/15歳海午/25歳宝巳/35歳鉄辰/45歳畑卯/55歳山寅/65歳灯丑/75歳陽子〜 |
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夫○90-1018 |
陽陽鉄海 辰戌申+7 禄貫玉司調(司主導) 木性(24)火性(104)土性(79)金性(40)水性(15)/総合262 子丑天冲殺/天冲殺(17歳山子/27歳畑丑) 三合会局(17歳山子)/干合支害(47歳宝卯)/月干支VS日干支納音 木性脆弱/火性過多/土性過多/水性脆弱 +7歳灯亥/17歳山子/27歳畑丑/37歳鉄寅/47歳宝卯/57歳海辰/67歳雨巳/77歳木午〜 |
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■2024年12月11日(水)畑酉 |
坂上泉○インビジブルの嘲笑と伶俐 |
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○大学時代にはアスキーアートによる創作に熱中し、 別名義でインターネット掲示板での活動も行う。 アスキーアート創作時のキャラクターの描き方やプロットの立て方は 小説の執筆にも生かされているという。 大学卒業後、全国展開する大手一般企業に勤務するかたわら、 19年(畑亥)のDNA「禄」の半会年に「明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記」 で、第26回松本清張賞(19-0413/鉄辰)を受賞。 同作を改題した「へぼ侍」でデビューした坂上泉(90-0420/草卯)の 2作目となる「インビジブル」が、第164回直木三十五賞候補に、 同作は、第23回大藪春彦賞(21-0122/鉄午)と、 第74回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門(21-0422/鉄子)を受賞、 同作が23年(雨卯)の07月10日(畑巳)に文庫化されてる。 昭和29年(1954年/木午)、大阪城付近で政治家秘書ほか3名が、 頭に麻袋を被せられた刺殺体となって見つかった。 大阪市警視庁が騒然とするなか、 中卒の若手刑事・新城は初めての殺人事件捜査に意気込むが、 上層部の思惑で、国警から出向してきた帝大卒のエリート・守屋と組むことに。 全てが正反対の二人は衝突を繰り返しながら、大阪に広がる巨大な闇に迫る。 果たして、執念の捜査の果てに、彼らが行き着いた「真実」とは――。 人々は、その気にさせられて満州へ行った。 一時はとんでもない収入が手に入ったが、敗戦と共に置き去りにされた 一般人には語り尽くせない残酷な光景がひろがった。 生き抜いた男の復讐と追いつめる刑事に情実の入りこむすきはない。 安月給の叩き上げ刑事の成長と鼻持ちならない帝大出エリートの対比が、 鮮やかに嫌味無く描かれており、歴史を身近に感じさせられ 闇にも光をあてれば、あの頃の人々の生活が浮き彫りにされた! 兵庫県三田市に誕生。00年(鉄辰)の干合支害年に、兵庫県姫路市に転居。 大学進学時に上京、東京都豊島区池袋近辺に長く居住。 東京大学文学部を卒業。日本史学研究室で日本近現代史を専攻。 15年(草未)まで東京勤務で、以降19年(畑亥)まで関西地区で再度東京勤務。 23年(雨卯)に東京都練馬区に、現在は兵庫県三田市在住と思われる坂上は、 DNA「司」主導で、堅実で真面目で律儀。 「司+禄」は、現実最優先。 「司+貫」は、焦らぬ強い意志の持ち主。 才能はこの「貫」で、頑固だが分かり易い守備本能。 「司+牽」は、保身術優秀。 「牽+牽」は、時に無益な暴走もあり。 「草+司+辰月」は、評論家的冷静志向。 「午」年生まれ「草卯」は、仲介者的。 生き方を表す伴星は「貫」で、波の少ない人生。 物事の始めの洩星は「司」で、努力の積み重ね。 締めにあたる導星は「牽」で、名前を残す。 宿命の特長は、晩春午前十時頃の工場群を緑化する花園。 同化すると(干合すると)、特別意識の強い守備本能になるほど集中力のある 総エネルギー213点の子丑天冲殺で、自身の木性は90点と身強で、 月支「辰」にも日支「辰」にも、「草」の根っ子があるので相当しぶとく、 たとえ干合金性天干一気になろうと、地道な性分は崩れない。 月干支「鉄辰」VS日干支「草卯」の干合支害も、 その気にならねば良い訳で、本業で立派な仕事をになっていれば、 息抜きや趣味みたいなもので、文学賞は飾りのようなものだろう。 とはいえ「司」主導で家庭をもてば、 趣味ドップリともいかないのが難点で、胃も傷む。 伝達本能の火性は23点なので寡作。 引力本能の土性は52点で不満は残るものの、こんなもの。 栄誉の金性は目だとうと、32点で鼻にはつかず。 問題は習得本能の水性で16点では、取材や準備不足になりかねない。 年干支の「鉄午」は、鍛えれば粗暴さはなくなり稼働力抜群。 月干支の「鉄辰」は、前進するのみの単独行程組織。 そして日干支の「草卯」は、品行方正も、そこはかとない鈍さが憎めない。 干支番号構成は、07-17-52で東方南方に北方で、西方欠けで理知性追求。 後天運は、初旬「5歳宝巳」が、DNA「車」の元気な少年時代。 またまた危険極まりない少年時代のいずれか。 月支「辰」VS日支「卯」の害緩和になる春の方三位成立で、 賑やかしく、さすがに不透明な群像劇を書くには適している。 また月支「辰」VS年支「午」の狭間も埋める変則方三位まで完成し、 危ういながらも衆目からは認められる完成形をみているので、 干合金性天干一気強化で、勉学も闘争行為の一翼と担ったもの。 2旬「15歳海午」は、DNA「玉」のありえない本流の習得本能強化で、 王道の教育現場と恐らく恵まれた就職先を得た模様で、信用を勝ち取る。 3旬「25歳雨未」は、DNA「龍」の半会で、庶民的な習得本能強化。 仕事面であちこちの持ち場を動いたはずであろう。 現在の4旬「35歳木申」は、DNA「石」の協調性和合性で妥協で狡猾。 社会生活にも慣れ、デビューはするし、結婚もした。 今後は5旬「45歳草酉」が、DNA「貫」の納音で独立独歩。 年干と月干(共に鉄)の干合で、仕事面も進み行く方向も大きく変化。 過去を壊す宿命害切れは、子孫繁栄なのか、新世界へと堂々と踏みだすか。 6旬「55歳陽戌」は、DNA「調」の害切れで、繊細にして極端。 守護神にして、ここから30年の変剋律は苦悩しながらも才能強化。 7旬「65歳灯亥」は、DNA「鳳」の半会で、豊かな発信力。 8旬「75歳山子」は、DNA「司」の主導DNAで自己確立にして、 超晩年の10年運天冲殺は、地道さ真面目さが仇になる模様。 さて、坂上は18年(山戌)の主導DNA「司」の害切れ年に 同郷の女性と何らかの縁があり、19年(畑亥)のDNA「禄」年に結婚している。 干合支害持ちに婚姻は原則向かないものだが、余程の融合条件があるのか、 悪妻であれば、今後も仕事世界の成功ばかりか、 文学の世界でも頂点にいけるのだが、期待してやまない〜☆ |
■2024年12月13日(木)宝亥 |
岡崎京子○東京初期衝動のあの娘になりたかったとpink |
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○03月(灯卯)のアメリカ・テキサス州オースティンで行なわれた 「SXSW 2024」(South by Southwest/サウス・バイ・サウスウェスト)の 「TOKYO CALLING showcase supported by The Orchard Japan」や、 07月(宝未)の「FUJI ROCK FESTIVAL‘24」へ出演を果たすなど、 パフォーマンスが注目されている4人組バンドの東京初期衝動が、 12月25日(雨亥)に新曲「岡崎京子のあの娘になりたかった」を デジタル・リリースし、01月08日(灯丑)にEP「pink II」のリリースと、 ジャケット・ヴィジュアルを発表した。 「pink II」は、03月にリリースした前作「pink」に続く第2弾。 「LSD」「岡崎京子のあの娘になりたかった」「猫」 「おたくの犬が騒がしい」「次に生まれてくるときは」の収録曲5曲のなかから、 クリスマスに「岡崎京子のあの娘になりたかった」を先行デジタル・リリース。 また、前作同様、漫画家・岡崎京子の漫画に登場する ワンシーンがあしらわれたジャケット・ヴィジュアルも公開している。 東京初期衝動は、12月23日(宝酉)の東京・下北沢SHELTERでの 年末企画フライングライヴを開催する。 東京初期衝動は18年(山戌)結成、19年(畑亥)デビューの 4人編成のガールズバンドだが詳細不明のため、 彼女達がリスペクトする岡崎京子(63-1213/鉄寅)について解説する。 東京都世田谷区北沢の理髪店の娘として誕生。 跡見学園女子大学短期大学部在学中に見いだされ 80年代から90年代にかけて、優れた作品を発表、 時代を代表する漫画家として知られたが、 96年(陽子)のDNA「車」年に交通事故で重傷を負い、 後遺症で作家生命を事実上絶たれたが、 休筆後20年以上を経てもなお、過去作品が断続的に復刊され、 また映画化されている岡崎は、DNA「調」主導で尖った人。 才能も「調」で、少女趣味の極み。 「調+司」は、負けず嫌い。 「調+龍」は、向上心の塊。 「調+調」は、哲学的。 「調+禄」は、奇抜な発想。 「鉄+調+子月」は、直感と風流。 「卯」年生まれ「鉄寅」は、孤立しやすい。 生き方を表す伴星は「龍」で、常に変化を求める庶民性。 物事の始めの洩星は「調」で、別れから始まる。 締めにあたる導星は「司」で、自分の意志で終わる。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の木々に囲まれた川に浮かぶボート。 総エネルギー185点の身弱で自身の金性は僅か6点なので、 ペラペラの勤続は木性に依存して渡し船になるが、 深夜では利用客もいないので、せっせとメンテナンス状態。 問題なのは自身の金性に比して引力本能の土性が87点もあり、 なんでもかんでも引きよせてしまうこと(飲酒運転の車も)。 よほどの感謝と奉仕がなければ潰れかねない。 年干支の「雨卯」は、貴族のような風雅さで原則いい人。 月干支の「木子」は、寂しがり屋で打たれ弱く若年の隠居。 そして日干支の「鉄寅」は、邪悪にも純粋無垢にもなれる二面性。 干支番号構成は、40-01-27で、西方東方南方で北方欠け。 後天運は、初旬「8歳草丑」は、DNA「司」の木性強化で、 月支の「子」から日支の「寅」と年支の「卯」の狭間を埋める変則方三位で、 小学校入学時ほどから、将来への布石がおぼろげながら出来上がる。 2旬「18歳陽寅」は、DNA「車」の守護神で多忙。 3旬「28歳灯卯」は、DNA「牽」の守護神で名誉と不名誉。 96年(陽子)05月19日(陽辰)は、雨巳月で主導DNA害月の DNA「車」の危険な方三位日だったが、寸前で命まではとられなかった。 4旬「38歳山辰」は、年干干合の守護神化のDNA「龍」で新たな役割。 5旬「48歳畑巳」は、DNA「玉」の害で、月干干合で進み行く方向の変化。 月干は「山」になるので年干「雨」と二次干合すれば、 月干は「陽」に年干は「灯」になるので再注目に多忙で、ありがた迷惑。 現在の6旬「58歳鉄午」は、DNA「貫」の大半会10年運天冲殺で、 自動運転で流れに乗ればさらなる評価。 今後は7旬「68歳宝未」は、DNA「石」の仲間と何かありの10年運天冲殺。 8旬「78歳海申」は、DNA「鳳」の対冲でさすがに息切れ。 さて、岡崎は何故事故にあったか。 いつ結婚した不明な元夫はライターで写真家の朱雀正道(59-1104/鉄寅)。 律音同士の結婚(月干も共通干)なんて鏡を見ているようで推奨出来ぬものだが、 それ以上に目上運ありきの午未天冲殺同士婚だから、どちらかが犠牲になる。 酒酔い運転の車に轢かれたそうだが、当然身弱が犠牲になる。 そして岡崎には売れていたのに感謝と奉仕が足りずに、 ある意味調子に乗りすぎていたことへの自然界からの警告だろう。 そんな夫とは98年(鉄寅)の律音年に離婚している。 人生の折返し地点だったわけだが、その後の評価は揺るがないことからも、 夫の非道を避難することはお門違いで、正しい決断だったろう〜☆ |
岡崎京子○63-1213 |
鉄木雨陽 寅子卯+8 調禄龍調司(調主導) 木性(87)火性(19)土性(19)金性(06)水性(54)/総合185 午未天冲殺/天冲殺(58歳鉄午/68歳宝未) 変則方三位(8歳草丑)/方三位(38歳山辰)/大半会(58歳鉄午) 木性過多/火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱 +8歳草丑/18歳陽寅/28歳灯卯/38歳山辰/48歳畑巳/58歳鉄午/68歳宝未/78歳海申〜 |
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■2024年12月16日(月)木寅 |
青木理○時代の反逆者たちを受け取る姿勢 |
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○一般社団法人共同通信社記者を経て、フリーに。 死刑存廃問題を取材した「死刑執行 絞首台の現実」を「月刊現代」で連載。 これを09年(畑丑)のDNA「石」の天冲殺害年に「絞首刑」として出版し、 第32回講談社ノンフィクション賞の候補作に挙がる。 筋萎縮性側索硬化症を患った徳田虎雄(38-0217/鉄辰)を取材して、 11年4月から「週刊ポスト」で8回連載。 単行本「トラオ 徳田虎雄 不随の病院王」が、 再び講談社ノンフィクション賞の候補作。 第19回新聞労連ジャーナリズム大賞、第9回疋田桂一郎賞選考委員。 11年(宝卯)のDNA「調」年から21年(宝丑)のDNA「調」の天冲殺害年まで、 テレビ朝日「モーニングバード」のコメンテーターとしてレギュラー出演。 「ニュース探究ラジオ Dig」で木曜担当のラジオパーソナリティを務める。 今年(24年/木辰)のありえない危険極まりないDNA「車」年に、 YouTube「ポリタスTV」の生配信番組「報道ヨミトキFRIDAY#170」にて、 「人々はなぜ自民党に入れ続けるのか?」という設問に対し、 「一言で終わりそうじゃない。劣等民族だから。」と発言して炎上、 謝罪すると共に現在は発動自粛中の青木理(66-1026/山午)が、 15年(草未)のありえない木性の名誉年から「スタジオジブリ」発行の 月刊誌「熱風」で長期連載している対談連載「日本人と戦後70年」より 抜粋した9篇をまとめた『時代の反逆者』を、 02月18日(海子)のありえない水性のDNA「禄」の天冲殺日に上梓している。 戦闘的なジャーナリスト・青木理が、 各界で先鋭的に活躍する識者や活動家と対話を重ね、 破滅に突き進むこの国の暗部を問う。未来を探るための必読書が売り。 マイノリティ、戦争、歴史、芸能、文学、ジャーナリズム・・・ 最前線で闘うプロフェッショナルに訊いたもので、 李琴峰(89-1226/鉄申)、中島岳志(75-0216/海辰)、 松尾貴史(60-0511/畑亥)、国谷裕子(57-0203/陽午)、 指宿昭一(61-XXXX)、奈倉有里(82-1206/雨亥)、 斎藤幸平(87-0131/鉄辰)、栗原俊雄(67-XXXX)、 金英丸(72-XXXX)の順に掲載されているのだが、内容はひとまずおいて、 この順番で取りあげる意味が理解できなかった。 特にこれまで多くの媒体でとりあげらている芥川賞作家の李の話を トップに持ってくる意図は不明で、目新しさは感じられなかったが、 中島の新しい安倍晋三感や保守本流の提議、 つかみということでは、目下夢の中の松尾の芸能界の知られざる部分、 特に米国と違い政治風刺の出来ないTVへの提言、 国谷のクロ現降板理由、名倉の文学が世界に足りない論、 栗原の硫黄島遺骨収拾の裏側や真の保守がとりくむべきことなど 興味深い話が満載で、それを思うと専門外なのか、 とりあえず話題のLGPTQやマイノリティにふれておけばよいのかであり、 青木自身の得意分野でないことでもあり、恐ろしく薄っぺらなのが残念だが、 それ以外は読みでがあり、いい仕事をしている感あり。 栗原の話は目から鱗が落ちるような読む価値ありだろう。 長野県小諸市生まれ。父は元小学校教員。 長野県野沢北高等学校、慶應義塾大学文学部を卒業し、 「午」重なりだった90年(鉄午)に共同通信社入社。 大阪社会部、成田支局を経て東京社会部で警視庁の警備公安部門などを担当。 オウム真理教事件、阪神淡路大震災、種々の公安事件や経済事件を取材。 97年(灯丑)のDNA「玉」の天冲殺害年より1年間、 韓国の延世大学校韓国語学堂に留学し、外信部勤務を経て。 02年(海午)のありえないDNA「禄」の「午」重なりから 06年(陽戌)のDNA「龍」の半会年までソウル特派員を務め同年同社を退社。 日本版『オーマイニュース』創刊に参加し、副編集長に就任した経緯のある 青木は、DNA「貫」主導で頑な。好き嫌いあり。 「貫+石」は、独善的だが組織や集団内のアウトローを決め込む。 あえて才能を探せば「石」で、やや威圧的だが他人を取り込む。 「貫+貫」は、利己的で懲りない。 「石+石」は、集団の中の変わり者。 「貫+龍」は、忍耐力あり、短時間の和合は困難。 「山+貫+戌月」は、人生を急変させると厳しい。 「午」年生まれ「山午」は、待ち運。 生き方を表す伴星は「調」で、感性を活かす奇異な人生。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。 締めにあたる導星は「龍」で、移り気なので次を模索。 宿命の特長は、晩秋午後八時頃の陽光が沈みきらない山脈で、 総エネルギー274点の最強の子丑天冲殺で、 守備本能の自身の土性は143点もある身強で、 習得本能の火性も113点もあり情報源も豊かで地頭も良い。 ただし伝達本能の金性はわずか18点しかなく 尖っているため誤解を招きやすいが、特別意識もあり重宝はされる。 そして闘争本能の木性ゼロ(DNA車/牽なし)は、原則争わず、 名誉も不名誉もないので、異端であろうと組織に属して好き勝手が楽。 引力本能の水性ゼロ(DNA禄/司なし)は、感謝に奉仕さらに愛想もなければ、 熱い存在感があるわりには醒めており、非家庭的で謙虚さなし。 見合った評価がないと不満を持ちがちで、ならばフリーは向かない。 年支と日支同一は、表裏なし。管理されぬと、つい本音をだしてしまう。 また、年支と日支の「午」と月支の「戌」が半会すると火性強化で、 地支は火性一気格となるので、常に炎上する要素をはらみ足元が落ち着かない。 年干支の「陽午」は、他人を利用他者の運を喰う。なのでインタビューは天職。 月干支の「山戌」は、見た目とは別に内面繊細。異常な凝り性で、制約が多い。 そこから逃れようと苦労するが、もがく。 そして日干支の「山午」は、お山の大将で、決断力あり。 ただし、粘っても見込みがないと思えば諦めも早い。 個人の利益より集団の利益を重んじるが、独善さが勝ればその限りではない。 干支番号構成は、43-35-55で西方2点北方1点偏りで、相容れない世界はあり。 後天運は、初旬「4歳畑亥」が、DNA「石」の社交性。 賢く上手に振る舞う所作を強化されて、人と人の関わりが強くなる。 仲間作りの妙で、悪がきがつるんで子供なりの冒険。 2旬「14歳鉄子」は、DNA「鳳」のありえない冷静さ中庸精神が、 付加された10年運天冲殺対冲で、上京し大学で学んだ。 3旬「24歳宝丑」は、DNA「調」の偏り激しい10年運天冲殺害で、 社会参加当初、鍛えられあれこれ使われたが、気に食わないこともあったろう。 4旬「34歳海寅」は、DNA「禄」のありえない水性の到来で、 年支と日支(共に午)と月支「戌」のからむ三合会局で、 気持ちが大きくなって社会が拓かれたような錯覚と 10年運天冲殺と害明けの疲労困憊消化や勢いから退社。 5旬「44歳雨卯」は、DNA「司」のありえない堅実さも、 月支と日支の干合で、進み行く方向と自己の変化。 「山」は「陽」に変化するので、年干「陽」をふくめて、 干合火性天干一気が成立し、そもそも日支と月支で地支火性一気格的なので、 全身火の玉のように目立つことになり、露出も最大で味を占める。 現在の6旬「54歳木辰」は、DNA「車」のありえない攻撃力。 月干支の「山戌」の天剋地冲もあり、安泰ではないが、 10年運天冲殺や火性一気格でちやほやされることには慣れているので、 先鋭化して攻撃的になるあまり、失敗もあり。 今後は7旬「64歳草巳」は、DNA「牽」のありえない権威。 名誉もあれば不名誉もあるので、注意力散漫だと危うい。 8旬「74歳陽午」は、午重なりのDNA「龍」で改良改革だが、 火性強化で持病などが悪化して厳しい状態になりかねない。 さて、青木は既婚者であり、夫人は共同通信社に勤務。 現在のポジションは管理職クラスで、職場結婚のようだが、 家庭的なものや堅実さ皆無の青木なので、夫人が稼働しても不思議にあらず。 ましては最強の子丑天冲殺なので尽くされて当然という発想にもなる。 だから、会社をやめて好き勝手なこともできるわけだが、 たとえ害の10年運だろうと10年運天冲殺で社会参加した仕事は、 自己都合で退社してはならない、馘首にでもなれば別だが、 明らかにそれはなさそうなので、自由になりたくて一歩踏みだした格好。 本来はそんな青木を使いこなせる態勢が会社にあれば、 青木も会社に籍をおきながら、偉そうにふるまえたろうが残念である。 そこらが、妥協であり政治力に転換できなかった由縁だが、 このまま力が衰えていくのは、いかにももったいない。 誰か青木をそそのかしたり担いで、何かを始めたり、政治家にでもして、 一悶着起こしてもらうのも、傍から見たら楽しそうだが(笑)〜☆ |
■2024年12月18日(水)陽辰 |
吉田悠軌○中央線怪談の発熱しない恐怖 |
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○大学卒業後も就職戦線に恵まれぬDNA「鳳」の05年(草酉)に、 高校時代の友人と行った稲川淳二(47-0821/海申)の怪談ライブに影響され 「怪談サークル とうもろこしの会」を結成。 その後、雑誌のライターや「オカルトスポットマガジン 怪処」編集長、 クレイジージャーニー出演など、主に怪談・オカルトの分野で活動。 DNA「龍」の半会年だった11年(宝卯)には、 初単著「放課後怪談部」を刊行し精力的に活動をしている 吉田悠軌(80-1216/雨亥)が、主導DNA「貫」の大半会年だった 昨年(23年/雨卯)の07月06日(草丑)のDNA「鳳」の木性強化天冲殺日に 『中央線怪談』を刊行している。 怪談といえば郷土史で、個人的な怪異ばかりか、 その土地や建物に隠された未解決の過去から発生する不可解な状況体験。 東京~高尾間。中央線沿線の街に埋もれた尋常ならざる恐怖体験談! 高円寺にある怪奇現象多発アパート/凶事が相次ぐ東中野の忌み地店舗 吉祥寺・井の頭公園に現れる首無し女/異世界に転移する西国分寺~国立の辻 窓に張り付いて覗き込む八王子の怪女 都心と多摩地区を東西に結び、 新宿駅や立川駅など大型ターミナル駅も持つJR中央線。 この都内区間である東京~高尾間の街に埋もれた怪異を、 沿線住民の著者が鮮やかに記録した実話怪談集で、 「内見せずに入ったアパートの部屋には前の人の家財道具が置かれたままで」 という「野方の蒸発アパート」や 「実際に目撃された怪人の恐怖 井の頭公園の首無し女」や 「有名大学での奇妙な出来事 四谷のソフィア稲荷と泣く女」に 「とある怪物件の恐ろしい調査記録 杉並のタイラ荘」など 沿線の怪談33話を収録しているが、 全駅を網羅しているわけでなく、東京駅までありというご愛嬌。 とはいえ体験した人には脅威だろうが、 そうでない者には単なる傍観者的感想しか持ち得ない。 東京都八王子市長房町出身で、東京都八王子市高尾町育ち。 05年(草丑)のDNA「鳳」の天冲殺年に、東京都新宿区高田馬場、 15年(草未)のDNA「鳳」の半会年に、東京都新宿区百人町、 時期不明も東京都杉並区高円寺や東京都杉並区阿佐谷周辺や、 東京都中野区中野を経て、23年(雨卯)の主導DNA「貫」の半会年に、 中央線と京王線のほぼ中間に位置する東京都府中市新町に 居宅を構えた吉田は、中央大学附属高等学校を卒業し、 早稲田大学第一文学部演劇映像学科を卒業し、弱小出版社を半年で馘首され、 15年(草未)のDNA「鳳」の半会年迄はアルバイト生活を送っていたのは、 目上剋しの子丑生月冲殺で「貫」冲殺主導は、 内側の充実を図れば自己のペースを乱し、他人に脚を引っ張られやすい。 「貫冲+牽」は、粗雑さが目立つが、主義主張はない観察者の権威。 「貫冲+調」は、集団行動不得手で、他者の恩を受けず自己も同様。 「貫冲+玉」は、先読みは難しいわりには、目の前にはあるものは可視。 「牽+牽」は、その場限りの対応は確かだが、確実性はなし。 「雨+貫冲+子月」は、用心深さはまるでなく隙だらけも、苦難は幸も呼ぶ。 「申」年生まれ「雨亥」は、非現実性の極み。 生き方を表す伴星は「鳳」で、趣味みたいな人生。 物事の始めの洩星は「牽」で、目上なり著名人の引き立て。 締めにあたる導星は「調」で、自己中心で口うるさくなる。 宿命の特長は、仲冬深夜零時頃のひっそりとした丘の上にある 工場群を打ちつける土砂降りの雨で、 総エネルギー181点中水性114点の身強の生月冲殺で、 自己制御不能ながら、不安定な役割発揮を強いられるもので、 闘争本能の土性は僅か16点しかなく流されやすい。 金性34点と情報収集は庶民的にあちこちから募る。 ネットであったり口コミであったり足で稼ぐなど 年支「申」VS月支「子」の半会で、怖いものしらずで、やる気満々。 発信力の木性17点は、もったいぶるのか、限定趣向の人々へのサービス。 とはいえ、守護神火性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人は、 冷徹で温かみがないため、無限大の感謝や奉仕の気持ちがないと、 活動を支えねばならない糧にも苦労するありさまだが、 寸暇を惜しんで世のため人のためという気持ちがあれば、 叶わぬものではないが、軋轢には目をつむり組織に所属するのが、 生きて行くには安定はすることを念頭においておきたい。 特殊な事案に向き合うのは、火性皆無の野人で、気配を消せることと、 年支「申」VS日支「亥」の害持ちで、表裏ありの性情が、 妙なものを惹きつけるという厄介な存在。 年干支の「鉄申」は、まるで役人のようにマニュアルどおりで、 妥協をしないそら恐ろし定見。 月干支の「山子」は、情報を加工して枝葉をつけて魅力的にする習性。 そして日干支の「雨亥」は、自己の領域になんでも引きこんで勝負をする。 賑やかな場所ではなく、人気の無いところで本領発揮。 忍耐強く用心深く、本質は小心者だが、それは内側の話。 干支番号構成は。57-25-60で、北方2点と南方1点の鋭角領域で、 限定された得意分野で濃厚な活動。 後天運は、初旬「7歳畑丑」は、DNA「車」の危険な孤軍奮闘。 10年運天冲殺のため、一気に単独で危ういものに惹かれる。 また、日支「亥」月支「子」を外向きに拡げる 晩冬の土性の完成で、冷ややかな一風変わった行動をとる。 実際、高校時代の「演劇愛好会」は単独だし、「映画研究部」も少数精鋭。 2旬「17歳鉄寅」は、DNA「玉」の宿命害切れ支合。 年干支「鉄申」の納音は、親世界の崩壊を伴っているので、 スイッチが入った状態は、子丑天冲殺らしく、親に頼れぬ状況で、生活苦。 自己の未来も閉ざされているので、就職も困難。 子丑の表裏ありの野人では雇うほうも不安になったか半年で馘首。 3旬「27歳宝卯」は、DNA「龍」の改良改革の放浪ではアルバイト生活。 あらたな挑戦なので、結婚もした模様。 現在の4旬「37歳海辰」は、DNA「石」のなんでもあり。 年支「申」VS月支「子」に加えての三合会局の成立で、 仲間も顧客も増えるばかりか、ひとまずの我が世の春。 今後は、5旬「47歳雨巳」が、主導DNA「貫」の自己確立の納音。 害切れもあり、進み行く方向の変化で、過去を壊す。 年支「申」は刑と支合で、衝突あってもまとまる訳だし、 干合月干はありえない火性の「陽」に、10年運が「灯」となり、 変化さえすれば仮想でも火性の恩恵を受けられるので絶好調。 6旬「57歳木午」は、DNA「調」の木性強化の月干支の天剋地冲で、 立て直しなのか立場代わりか、「午」内火性も使用可能だろう。 7旬「67歳草未」は、DNA「鳳」の半会で、豊かな発信力。 「未」内火性も使用出来るばかりか。木性強化は流れが良くなる。 8旬「77歳陽申」は、DNA「司」の害で、ありえない火性の毒は、 原則ありがた迷惑になるが、バランスの良くない形の中では、 さすがに年齢も年齢だけに、思わぬ疾病の襲来。 結婚しているが相手の詳細は不明も、「雨」の配偶者成分の「山」が、 月干にあるので、冲殺されているので、頼りになるかはともかく、 近しい存在で同好の士あたりか、そして年支「申」とは半会になっているので、 吉田を剋しながらも支えている状態と思えるが、 その結婚も13年(雨巳)の害切れ納音年というもので、 さすが害持ちらしく、結婚パーティをしたレストランは、 翌日に倒産するという笑えないエピソードはらしくて良い〜☆ |
■2024年12月21日(土)畑未 |
寺尾紗穂○日本人が移民だったころのありえない健闘と難儀 |
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○シンガー・ソングライター、文筆家。 07年(灯亥)のありえないDNA「龍」年にアルバム 「御身 onmi」でメジャー・デビュー。 故.大林宣彦(38-0109/宝丑)監督の「転校生 さよならあなた」、 安藤モモ子(82-0319/宝丑)監督の「0.5 ミリ」の主題歌の提供や CM 楽曲制作((KDDI、JA 共済、PGF 生命ほか)ほか執筆活動も行い、 著書に「原発労働者」「あのころのパラオをさがして」「彗星の孤独」など。 21年(宝丑)のDNA「鳳」年に「こほろぎ舎」を設立。 18年(山戌)のDNA「石」年から20年(鉄子)まで朝日新聞書評委員。 21年(宝丑)のDNA「鳳」年から週刊金曜日書評委員。 22年(海寅)のDNA「司」年から信濃毎日新聞書評委員。 同年NHKドキュメンタリー「Dear にっぽん」のテーマ曲に 「魔法みたいに」が選ばれ、 教科書「高校生の音楽 I」にも同曲が掲載された 寺尾紗穂(81-1107/畑丑)が「スローニュース」に、 21年(宝丑)のDNA「鳳」年に掲載していた 『日本人が移民だったころ』が、 22年(海寅)の07月30日(木申)の主導DNA「牽」の干合日に刊行されている。 「移民」は、アジアやアフリカ、中東などから日本へやってくる人々が イメージされ、日本社会への移民受け入れの是非をめぐる意見や、 いかに共生が可能か、といった議論が交わされている。 時に無知や差別意識に満ちた意見もみられるが、 こうした日本人の「移民」イメージをのぞいてみると、 移民はどこまでも「他者」であり、 まるで日本人は移民になることなどないような錯覚にとらわれる。 しかし、明治から戦後のある時期まで、 日本は確かに国策として移民を推奨する「移民送り出し国」であった。 著者が南米移民に共感をもったのは、 リーマンショク後に、少なくない戦後の日系二世や三世が、 トヨタなどの工場や原発労働者として流れてきたこと。 日系人はピザなども比較的取得しやすく、 みかけは日本人のようなので、採用されやすい背景があったと思われた。 かつての植民地パラオに渡った移民たちの「戦後」をたどる、 聞き書きルポは淡々とした事実を伝えてくれる貴重な資料だ! かつて国策として移民となり海外へ出かけた人々たちのなかには、 戦後の一時期、日本へ戻ってきたが、故郷に居場所がなく、 荒地の開拓を強いられ、再び南米などに再移住を余儀なくされる者も多かった。 札幌、沖縄、パラグアイ。移民たちが戦後にたどり着いた場所を 著者が自らの足で訪ね、それぞれの家族の激動の旅路を追う。 密林を開墾していく苦難。生糸生産で財を成したり、農薬で命を落とした者。 経済的なことばかりではなく、より生きやすい場所をもとめて、 それでも、移民二世は国内に落ち着ける場所はなく、 満州や樺太を経て、一度引き揚げてから再び移民にでたりと 戦争中の軍属として働きながら、戦後に保証が無かったり、 移民地から戦争へ行って死亡保障もない人々。 パラグアイで成功して最後は日本大使までになった人の証言など。 移民になるのであったら、その国の情勢を理解して、 融合していく気持ちがないと成功者にはなれぬのであろう。 東京都武蔵野市御殿山出身。 桐朋女子中学校・高等学校音楽科(合唱部に在籍)を経て、 東京都立大学人文学部文学科中国文学専攻を卒業後、 04年の主導DNA「牽」年に、東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻比較文学比較文化コース修士課程に入学。 同時に中央大学付属杉並高校で3年間中国語の教鞭をとる。 07年(灯亥)のありえないDNA「龍」年に、 「評伝 川島芳子」で修士号取得。 父は元シュガー・ベイブのベーシストで、 解散後はフランス映画の字幕翻訳家として活動した 故.寺尾次郎(55-0611/雨卯)。 幼い頃に父は家を出て仕事場を持ち、そこで暮らし始め、たまに会う人。 15年(草丑)から実家で生活、ありえないDNA「龍」年の17年(灯酉)ごろから、 東京都世田谷区南烏山付近に居住する寺尾は、 DNA「牽」主導は、権威と形に終始する。 「牽+鳳」は、誠実だが何らかのムードに弱い。 「牽+禄」は、折り目正しく好印象を与えるがスピード感なし。 「牽+貫」は、これといった主張はもたずに自然体だが、雑は否めない。 「鳳+鳳」は、繊細だが気さく。 「畑+牽+亥月」は、機敏だが持続力に欠ける。 「酉」年生まれ「畑丑」は、仲介能力。 生き方を表す伴星は「玉」で、無理をしてでも生涯学習。 物事の始めの洩星は「貫」で、単独行動。 締めにあたる導星は「牽」で、名を残す。 宿命の特長は、晩冬午後十時頃の休耕畑や、地中の作物貯蔵庫。 表面には見栄えだけは良い蓋をしてあり 貯蔵室も特別な器があつらえられ格別。 あるいは住民全員が息をひそめて寝ている街であり、 非現代的で、夜間は特別活動をせず店も何もかも閉まった昭和。 総エネルギー197点は身軽の部類だが、自身の土性は52点とまずまずだが、 金性72点は特別意識の強い発信力で、 自身の手には負えないかもしれないが、巧みにに売りにつなげる。 どちかというと土性が特殊なものに覆われている印象。 闘争本能で主導DNA方向の木性は僅か22点で、 いざとなったら土性に同化されるが、 引力本能水性の52点を攻めあげれば生活は成りたつ模様。 とはいっても、習得本能の火性ゼロ(DNA龍/玉なし)の野人は、 学習能力万全とは言えず、本能には負けやすく、 とはいっても目的さえもてば、無限大の学びだけは利用可能で、 親縁目上運を稀薄にしており、冬生まれらしく温かみは全くない。 年干支の「宝酉」は、特別意識高いうえに毒にも薬にもならないような博識。 月干支の「畑亥」は、一か八かの勝負師で、常に再建を視野。 そして日干支の「畑丑」は、他者とは差別化を図るも、 自然体で不思議に何かを集める。 干支番号構成は、58-36-26で北方西方南方とそれなりの範囲だが、 東方欠如で、過去は偲んでも未来に向かって建設的な拡大は縁なし。 後天運は、初旬「10歳鉄子」は、DNA「調」の支合。 独創的反抗的少女趣味的な特別意識の強い感性が形成されるが、 月支「亥」と日支「丑」の狭間を埋める「子」の出現で、 冬の方三位が完成して、冷静な成果に格別な気持ちを持つ。 遅咲きなので、午未天冲殺であろうと、本格化するのはやや遅い。 2旬「20歳宝丑」は、DNA「鳳」の発信力強化。 年干支「宝酉」の大半会があるので社会の窓口は大きく開かれデビュー。 3旬「30歳海寅」は、DNA「司」で地道な家庭回帰で実家に戻る。 引力本能が強化され仕事を貪るように行う。 現在の4旬「40歳雨卯」は、DNA「禄」の引力本能抜群。 年支「酉」の対冲を打ち消すように、月支「亥」の半会は自信満々。 今後は5旬「50歳木辰」が、進み行く方向も自身も変化で稼働力上昇。 主導DNA「牽」の自己確立で、名誉も形になるもので、絶好調。 6旬「60歳草巳」は、DNA「車」の多忙なばかりか、 月支「亥」VS日支「丑」のからむ三合会局もあり、とてつもない成果。 7旬「70歳陽午」は、DNA「玉」の害で、守護神10年運天冲殺まであり、 身体さえ万全ならば、ありえないありがた迷惑みたいな権威に翻弄される。 8旬「80歳灯未」は、DNA「龍」の対冲で、ありえない逆転の10年運天冲殺。 老いても稼働できれば、さらなる権威だが、それは象徴的なものだろう。 さて午未天冲殺であろうと火性の目上運のない寺尾は、 両親の別居を経験するが、貪欲な野人のあまり、 大学在学中に出会った相手と婚姻し08年(山子)に長女を出産。 未婚のまま、次女と三女を出産した相手とは12年(海辰)に結婚するも、 15年(草未)のDNA「車」の条件なし天冲殺対冲年に離婚。 持続力がないのに堪え性がなく、異性の誘惑に弱いので愛欲に溺れるが、 形にはしづらく自尊心優先で生きるので、家庭運まで稀薄。 そこは親のたどった道をなぞっていくのだが、 子供は格別な存在なので、手に負えないほどの大物に化ける可能性あり。 娘も自身の作品なのだろう〜☆ |
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移 動 祝 祭 日○ 2 0 2 4 年/ 木 辰 |
24年01月分● 24年02月分● 24年03月分● 24年04月分● 24年05月分● 24年06月分● 24年07月分● 24年08月分● 24年09月分● 24年10月分● 24年11月分● 24年12月分● |
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コラム総合○目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜) |
さ く い ん ○ |
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清く正しく美しく○BEハレ幸せ発電所→運命向上委員会 |
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