清く正しく美しく○幸せ発電所→BE●移動祝祭日↑
BE●苺1BE●苺2
 ■小さいけれど、大きく育つヒント。
運命向上委員会→BEは幸せ発電所○★★
見せかけだけの癒やしより心のDNAで運命を科学する
○清く正しく美しく//著名人を誉めたり貶したりしつつ自分を磨く☆
2 0 1 4 年(木午)●04月 山辰 // 移 動 祝 祭 日
 
04月分一覧 (2014年目次)
沢村凛通り雨は世界をまたいで旅をするの美しさ(2014_0401)
周木律五覚堂の殺人にある異様な工夫と恐怖(2014_0407)
澤田瞳子日輪の賦の清新な源(2014_0409)
松久淳中級作家入門と中級作家たる所以(2014_0412)
池澤春菜乙女の読者道は父も祖父も超えぬ道(2014_0414)
川瀬七緒桃ノ木坂互助会の陰と陽の危機一髪(2014_0416)
徳永圭その名もエスペランサを美化するな(2014_0421)
若竹七海暗い越流のねじれた毒(2014_0426)
 
■2014年04月01日(火)海寅
沢村凛通り雨は世界をまたいで旅をするの美しさ
沢村凛//通り雨は世界をまたいで旅をする○BE沢村凛//ぼくは<眠りの町>から旅に出た○BE
○91年(宝未)にフレイン
第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、
92年(海申)の守護神的年に、同作で作家デビューし、
98年(山寅)の条件あり天冲殺に
ヤンいた島で、
第10回
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した
沢村凛(63-0705/畑酉)の最新刊で、
SF作品の
通り雨は<世界>をまたいで旅をする
ファンタジー作品の
ぼくは<眠りの町>から旅に出たが、
01月30日(宝丑)のDNA「鳳」の半会日に同時上梓された。

どうしても手にとってほしいので、ネタバラシを怖れずに紹介すれば、
通り雨』は、近未来の世界が四つに分割され、
人々は
自分の住む世界を自由に選べるが、
世界間の移動は18歳以上の者のみに許され、
その
権利を行使できるのは、五年に一度である。
また、
15歳までは他の世界の存在を知らされず
15歳から3年間で、
他の世界のことなどを学ぶシステムになっている。
だから、
他の世界に行って生きづらくても、五年間は移動できず
唯一
制約がないのは最新技術を駆使する医療チームと、
犯罪者を取り締まる警察チームと、
(アメ=アーティスト・メッセンジャー)と呼ばれる職業の者だけ。
雨は世界によっては、
死に神と怖れられ照る照る坊主で防御されているかと思えば、
ある世界では
福音として、ありがたがられている。
彼が見た、ある世界の心温まる話で、四つの世界とは
機械化が行われる以前の世界」「テレビ放送が始まる前の世界
インターネットの普及すなわち情報化革命以前の世界
人類の進歩のありのままの姿の世界」で、その境界を厳しく保ち、
それぞれの世界に持ちこんではいけないもの、
存在してはならないものを詳細に定めて厳守している。
本作の
舞台は「機械化が行われる以前の世界」であり、
牧歌的な美しい風景を忠実にあらわした
このうえなく素晴らしい文章である。
一方
眠りの町は、一人の少年が
大切な言葉を少しずつ取り戻しながら、
箱庭のような世界から飛び出すため旅の仲間を求めるストーリーで、
通り雨同様、透明感のある清楚さのあるものだが、
実際は幽体離脱の過程を描いたもの
人間の魂は、死後ある場所を通過して、ふたたび別の肉体をかりながら、
この世に
再生されてくる直前までの行程を教えてくれるものである。
独創的ながら、嫌味な癖のない小野塚綾子のイラストも秀逸で、
久しぶりに気分の良い本に出会ったと感じるはずである。

広島県広島市中区生まれ。鳥取大学農学部獣医学科を卒業後、
タウン誌の編集を経て、この世界に入った沢村は、DNA「
」主導で、
庶民的な熱い情熱の持ち主で、独特な精神世界を構築する。
才能も主導する「」で、ひとたび着火すれば稼働しやすい創造力
ありえない夢のような世界を一気に、そして優しい気持ちで表現する。
「龍+車」は、
ひらめきが泉のように湧き出す特性。
「龍+鳳」は、
内面の葛藤は激しいが、新たな世界観をいとも容易く造る
「龍+禄」は、
教養と慈愛に冒険心を兼ね備える
「龍+石」は、
天性の文章力を経済観念を意識しないところで発揮する。
「畑+龍+午月」は、行動力より精神力で、
嫌味のない疑念を抱くことから、
堅実な文章力を活かしていく。
「卯」年生まれ「畑酉」は、
孤独
一人でいることが救いなので、作家には向く。

宿命の特長は、仲夏正午の小川の流れる山間の集落
あるいは
昼間から霧に覆われた隠れ里
または
整然としている畑なのだが、高価な果樹は地形的に期待できず
よほどの努力をしないと
雑穀程度の収穫しかない。
また、
生年冲殺らしく、庶民的な働き者の村だが、貴人の類はおらず庶民的
総エネルギー144点と、さほどの力量はないものの、
自身の土性は69点と強く、相応の存在感あり。
年支「卯」月支「午」日支「酉」の
四正格は、
何か
ひとつのことに集中すれば、とてつもない働きをするもので、
」が揃えば入格するので、毎年年末には相応の動きあり。
年干支「雨卯」は、時間をかけて積み重ねていくのが得意な
常識的模範生
責任感があったり几帳面であったりするが、迫力はなくどこか貴族のような趣。
月干支「山午」は、感情を表に出さず、
切り替えの早さは抜群。
そして、日干支「畑酉」は
表面加工が得意で、美しく華やかなものに憧れる
欲はそこまで強くなく、
淡々とした人生を送る。
特に母親に影響されるので、実際の母親も相当な読書家で、
良き影響を受けてきたことがしのばれる。
着実だが、組織や家の根幹を揺るがすような白蟻の例えもあり。
干支番号構成は、40-55-46で西方北方領域で、
得意不得意ははっきりしている。

初旬「1歳畑未」は、月干「山」に年干「雨」が干合されると、
年干支「雨卯」は「灯卯」に変化するので、
大半会的になり成功運型(初旬のみ灯と畑は同格)。
DNA「
」は、宿命にはないものの頑固さが付加され、地力強化
また、
50歳まではターボ運(子丑天冲殺廻り)で、
何をやっても目立つ。あるいは、
環境が派手になる。
沢村の場合は、両親特に母親が読書家、
それも和製ミステリ大好きであり、家中が本で占領されていたそうで、
まさに本の山に囲まれているのは、宿命どおり。
干合年干「灯」も干合月干「陽」も、まさに学びであり、
書物という情報の宝庫だったのだ。
2旬「11歳鉄申」は、DNA「
調」の極端さ。
女性的感性が強くなるが、自分で本を買うようになり、
次第にSFの面白さに、はまっていった時期だ。
3旬「21歳宝酉」は、DNA「
」の伝達本能強化
タウン誌編集部に就職するという、およそ専門と異なる方向性は、
おぼろげながら若き頃から、作家を目指していたこともあろう。
専業ではなかろうが、デビューはこの10年運である。
4旬「31歳海戌」は、DNA「
」の害。
ただし、夏生まれのため、宿命には存在しないという、
ありえない守護神的扱いで、ありがた迷惑というより、
生活苦もありながら、専業に徹しきれぬもどかしさか。
あるいは、家庭内波乱など、何らかのブレーキはあり。
事実、この10年に単行本化されたのは、僅か二冊でしかないが、
そこは
生年冲殺の救いで、98年(山寅)には見事に、
日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞したわけだ。
5旬「41歳雨亥」は、DNA「
」。月干「山」の干合で方向性の変化。
腹をくくって、進みゆく方向をチェンジして、
守護神強化の推進力で、じょじょに作品も増えてきた。
今年(14年/木午)のDNA「牽」の干合年から始まる
6旬「51歳木子」は、ターボ運こそ終了したが、
宿命にない陽の木性のDNA「」の名誉で、さらに四正格入格
となれば、多作ではなく寡作であろうと、後世に残る作品が評価される10年。
この後の7旬「61歳草丑」は、DNA「
」の半会で多忙につぐ多忙。
職人的になるといっても過言ではない。
8旬「71歳陽寅」は、DNA「
」の10年運天冲殺。
9旬「81歳灯卯」は、DNA「
」の10年運天冲殺。
一転寡作でも濃い作品を提供してくれるはずだ。

ぼくは<眠りの町>から旅に出たは、
一度でも孤独を感じたことのある方に
読んでいただけたらと思って書きました
」だそうだが、
孤独とは心の通い合う人が周囲にいないこと。
夏生まれで、周囲には厳しいものはないはずなのに、
孤立無援を理解できる沢村だからこその言葉だが、
魂はそういう孤独な小さなものが集まって形成しているもの。
ものは感じようである。
一方、
通り雨は<世界>をまたいで旅をする
今生きている現代の社会に息苦しさを
感じたことのあるという方に読んでいただけたら、
もしかしたら気に入ってもらえるくだりがあるのではないかと思います

とのことで、これだって、一度もそんな気持ちを味わった人は、
真っ当な生き方をしていたら、皆無に違いない。
人間は過去を少しだけ思いだすことで、幸せな気分を見出したり、
辛い体験から成長したことを確認する。
あえていえば、そこは沢村節という語り口で、
いわゆるSFらしからぬ風情の
通り雨のほうが、深いが愉しめる
本人は夏生まれで、
実際は緩さがあるから「」なのであろうが、
作品はきらきら光る水彩画のような美しさをたたえており、
とても
幸せな気分になるハーブティーのような印象だ。
さすがに、
見てくれも裏切らない「畑酉」の作品としておこう☆
沢村凛○63-0705
山雨雨
酉午卯+1
禄石鳳龍車(龍主導)
木性(21)火性(24)土性(69)金性(16)水性(14)/総合144
寅卯生年冲殺/天冲殺(71歳陽寅/81歳灯卯)
初旬条件あり(宿命内干合年干支と大半会的)
ターボ運(〜50歳)/主導DNA(81歳灯卯)
四正格/干合四正入格(51歳木子)/年干支VS日干支天剋地冲
木性脆弱/火性脆弱/土性過多/金性脆弱/水性脆弱
+1歳畑未/11歳鉄申/21歳宝酉/31歳海戌/41歳雨亥/51歳木子/61歳草丑/71歳陽寅〜
06(畑)BE●
 
■2014年04月07日(月)山申
周木律五覚堂の殺人にある異様な工夫と恐怖
周木律//五覚堂の殺人○BE
○一年半の間に九作をメフィスト賞に応募し、
13年(雨巳)の守護神年に、「
眼球堂の殺人The Book〜」で
第47回
メフィスト賞を受賞してデビューした、
周木律(74-0528/畑巳)の五覚堂のが、
02月05日(灯未)のDNA「龍」の改良改革日に上梓された。

同書は、年支「丑」VS日支「午」の害持ちで表裏人間の生月冲殺の
天才数学者
ポール・エルデシュ(1913-0326/陽午)を
モデルにしている
放浪の数学者「十和田只人」が、
超越者「善知烏神」に導かれ、雪の残る東北山中の館へ向かい、
そこでごく最近起こった
哲学者を父に持つ一族にまつわる、
連続密室殺人事件の一部始終を記録媒体から知ることになる。
そこには、今や盟友ともなった警視庁の「宮司司警視正」の
妹の「宮司百合子」まで関係しているのだから、
シスコンの警視は、
裏ルートを使って居場所をつきとめ
1977年01月(陽辰年宝丑月)の忌まわしい事件が
関係するというタレコミをもとに、その背景を調べ、現場へ急行し、
十和田主導で
事件の核心を暴く舞台を堪能するという話だ。
小難しい数学の小ネタが各種にちりばめられているが、
実際の事件は、少々ひねりすぎながら、
動機も構造も単純で、
核心の種明かしは、映像化出来ないという、
読者を端から欺いたもので、それさえ抜かせば、
手慣れた読者なら、おおよその
犯人は簡単に推測できてしまう。
大仰な仕掛けには感心するが、感激はないのかもしれない。

東京都出身で、東京大学または東京工業大学建築学科卒で、
専門職ではないようで、建築関連のゼネコンか周辺大企業総合職の
兼業作家
今年(14年/木午)は、年干支「木寅」の大半会を伴うDNA「牽」年で、
この03月(灯卯)はDNA「龍」の改良改革月でもあるので、
異動転居の準備等々によりしばらくの間定期ツイートを控えますので、
よろしくお願いいたします
」などと言いながら、ヒントは
ホタテの美味しい場所からホタルイカの美味しい場所へ」と漏らし、
青森から富山に転勤になることを洩らしているが、
このような企業に
該当するのは「クボタ」のみであるという
絶好のヒントを与えてくれた
周木はDNA「」主導で、田舎が似合う
ひとつのテーマをじっくり掘りさげていくのが得意で、気分転換は不得手
とはいえ
専門の知識は深く、それが彼の場合は建築であり数学なのであろう。
「玉+牽」は、
伝統を重んじながらオリジナルの味付けをする。
用心深い冒険心というか、どこか
頼りない冒険心は主人公の歩みに通じる。
「玉+玉」は、無理はしないはずだが、
不器用で頑固
とりあえず、
仕事は真面目に縦社会人間として、そつなく行う。
「玉+貫」は、未来を語るのは困難でも歴史には強く、
過去につちかわれた知恵で急場しのぎをするのは、得意であろう。
「畑+玉+巳月」は、
つかみ所のない爆発力で、無言の強味
twitterは無用の産物であろう。
また「寅」年生まれ「畑巳」は、
落ちて上昇
上昇するには、挫折が必要
一年半に9作品も投稿したのも、そんなところだろう。

宿命の特長は、初夏午前十時頃の高地の「」。
または、
一点豪華主義の名所旧跡みたいなものがある高原。
水性ゼロ(DNA禄/司なし)の野人のため、夏の避暑地にはならず
人々は
水筒など持参で訪れないと熱に負けてしまうので、覚悟が必要。
感謝や奉仕の欠片は微塵もなく妻帯者のようだが、
釣った魚には餌をやらないタイプで、
配偶者成分は当初は立派で、美しかろうと育たない恐れ
月干と日干が同一なので、
ライバルとしのぎを削って結婚した形跡もあるが、
いざ、結婚してしまえば、「木」「畑」は干合して、
「山」は動きのないものになるし、
干合土性天干一気は、
一家としては
迫力はあるが、いずれ一体化してしまえば感動はなくなったり
「木」であったのに、はるかそびえる「山」では
妥協の二文字がちらつく
年干支「木寅」VS日干支「畑巳」(月干支も)の
干合支害は、
究極の表裏人間で、朝令暮改の典型
女性ならば、専業主婦という手もあるが、男性ならば
勤め人をしながら
作家もやっているというような日常がなければ
もたぬのだろうが、
質が良いとはいえない
メフィスト賞に応募したきっかけは、
編集者からひとことコメントをもらえることらしいが、
その一言を取り込むのが、
究極の表裏人間であり、
うまく言質を引きだして、立場を強固にしていくものだろうし、
持続力はないので、募集のスパンが4か月と短いことは助かっただろうし、
気分転換を作家稼業で行えれば、屈折人間としては精神衛生上好ましい
地支が害、現実が害なので、
身体全体も病的になりやすく
その一環として、
腹廻りの恰幅も良いに違いない
しかし、
仕事も配偶者も真っ直ぐには育たないので、
この人の
上役や配偶者は、常日頃から振りまわされてばかりだが、
パターンを知ってしまえば存外扱いやすく
複雑だからこそ仕掛けをしてきても、
中身は単純なことに気づくのだろう。
ちなみに、子供はいないようで、妻は「どうぶつの森」にハマっており、
自身は「モンスターハンター」好き。
二人の関係を周木は「弱肉強食」と言っており、
彼女が不在だと彼は外食するしかないそうで、まさに干合支害
面白い人なのだろうが、あまり仲良くはなりたくないタイプには違いない。
年干支の「木寅」は、気の良い仲介者にもなるが、
人を育てない我が物顔。
裏の顔のほうが、頑丈そうだ。
そして月干支と日干支の「畑巳」は、どっしりとした重火器。
外見は穏やかでも、内面は
気弱さと不安定さが同居して
自己矛盾を抱える
し、強かろうと威圧感はなく、
庶民的な強力パワーで、
田舎の実力者
落ちて落ちて上昇するが、せいぜい元居た場所では洒落にはならぬ
努力が必要なタイプだが、あまり集中すると組織の中心人物を
時間をかけて倒す白蟻のような存在で、恐怖はあり。
干支番号構成は、51-06の北方と東方の狭い地域を
直線で結ぶもので、作品には
ワンパターンから脱することはなく、
ある意味の安心は存在する。

後天運は、初旬「3歳鉄午」はDNA「調」の反抗期。
年支「寅」の半会はあっても、特別稼働条件はなし。
反体制的ながら、学びが基本にある、ませた子供であったろう。
親にしては育てずらく、祖母などの干渉があったかも知れぬ。
初小説は、小学生時代の国語の授業で84年(木子)の干合年。
孤独で、ませていたので、表裏人間には気づいていたのであろう。
2旬「13歳宝未」は、DNA「
」のゆとり。
ここは、趣味に生きたり、豊かな知恵を磨いたりの季節も平穏。
3旬「23歳海申」は、塩水ながら突如訪れた水分と、
害切れを伴ったので、DNA「」は森羅万象何でもありの、
陰の引力本能で結婚でもしたか・・・。
そして現在の4旬「33歳雨酉」は、DNA「
」の半会。
ありえない水性が廻った
水性重なりの13年(雨巳)の「巳」重なりに
デビューになった。
今後は5旬「43歳木戌」がDNA「
」の10年運天冲殺
出世なのか、はたまた賞をとれるような作品を、
書くかであるが、
感謝と奉仕が稀薄な人なので、
無限大に使って
社会還元がないと相当痛めつけられるに違いなし。
6旬「55歳草亥」は、DNA「
」の10年運天冲殺
害も切れて、真っ当な忙しさだが、これも流れに乗れての話。
7旬「63歳陽子」は主導DNA「
」の自己確立
ただし、くどいようだが感謝と奉仕が無限大にないと、
ただのウルサイ年寄りが完成。
8旬「73歳灯丑」は、DNA「
」の改良改革。
生き方が偏っていれば、今生の別れも早い。

さて、繰り返すが野人が、その宿命にない成分の年に栄華を極めても、
感謝と奉仕が無限大でないと、失速は早い
実際の仕事は見えないが、作家作業はワンパターンになりやすいので、
それをいかに数学で修飾していくかなのだろうが、
読者がどこまでついてきてくれるかは、
水気の爽やかさに優しさも皆無なので未知数
面白い面白くないはともかく、仕掛けは単純なのだし、
小難しい数学の話を、的確に料理すれば、2時間ドラマくらいにはなりそうだ。
それ以上を望むのは、同学年同日干支の
山本太郎(74-1124/畑巳)に、
即座に総理大臣になってくれというようなもので無理。
周木は周木のワンパターンだって良いのだから。
さて、この生年月日は
笑い飯西田幸治と同一。
お笑いとして通用するということは、
毒の要素もいいが、お笑いの要素くらいつけ加える度量があれば
楽しい作品も生み出せるに違いないと考える。
四月一日(海寅)のDNA「司」の守護神的害日のtweetが
ハワイに転勤になりました」では地味すぎて寂しい
周木律74-0528
畑木雨
巳巳寅※+3
牽貫玉玉牽(玉主導)
木性(38)火性(93)土性(145)金性(38)水性(00)/総合314
戌亥天冲殺/天冲殺(43歳木戌/53歳草亥)
主導DNA(63歳陽子)/干合土性天干一気
年干支VS月干支+日干支干合支害(究極の表裏)
害切れ(23歳海申/53歳草亥)
木性脆弱/火性過多/土性過多/金性脆弱/水性ゼロ(野人)
+3歳鉄午/13歳宝未/23歳海申/33歳雨酉/43歳木戌/53歳草亥/63歳陽子/73歳灯丑〜
06(畑)BE●
 
■2014年04月09日(水)鉄戌
澤田瞳子日輪の賦の清新な源
澤田瞳子//日輪の賦○BE
○時代小説のアンソロジー編纂などを行い、
08年(山子)のDNA「禄」年に、第2回小説宝石新人賞最終候補。
10年(鉄寅)のDNA「車」年に、
の天で作家デビュー。
11年(宝卯)の主導DNA「牽」年に、同作で第17回
中山義秀文学賞を最年少受賞。
12年(海辰)のDNA「龍」年に、
満つる月の 仏師・定朝」で、
第2回
本屋が選ぶ時代小説大賞、第32回新田次郎文学賞受賞した
澤田瞳子(77-0914/木戌)が、
昨年(13年/雨巳)のDNA「玉」年の03月20日(草酉)の、
DNA「石」の条件あり天冲殺害日に上梓した
小説第三作
日輪を取りあげる。

同作は、七世紀末、亡き夫=大海人大王の遺志を継ぎ、
律令を整備し中央集権制を我が国に確立しようとする
讃良大王(
持統天皇)が孤軍奮闘する姿を描いた歴史長篇。
そしてもう一人の主人公は、
異母兄の事故死により藤原京に上り舎人となった青年
耀くばかりの都と思っていた京が、
実は
権力者の側にいる者たちは横暴・暴虐の限りを尽くし
下層の民達はただ耐え忍んでいるのみという現実を知る
兄はそんな中で、何故命を落としたのか。
兄が情を交わしていた、男勝りの女性にも助けられながら、
そんな状況を正すためには何が必要なのか模索していく。
律令を整備し上に立つ者も下民も皆が同じく法の定めに従う
そして他国の脅威に対抗するため、
各地の豪族が好き勝手に振る舞うことを正し、
中央集権国家制により国を統一する。
何故執拗に讃良大王は豪族たちとの権力争いを続けるのか。
その理由を漸く青年は京の現実を目にして知ることになる。
そして、物語の主体となるのは讃良大王と、
彼女の改革を支えて実現させようと奮闘する様々な階層の者たちの姿で、
彼らが粉骨砕身の努力を重ね、「
大宝律令」は成立させていく。
大王と舎人、二人の主人公を置くことによって、
上からの目線と下からの目線により
物語は立体的な展開をさせることに成功した。
どんな時代にも悪人もいれば真っ当な者もいる
陰陽の対比が明かだからこそ、
千三百年前の話でも、抵抗なく読めるのは歓迎したい。

クイーンのヴォーカリストの
フレディ・マーキュリーと同一生年月日の母親は、
愛知県半田市生まれで愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)卒業後、
高校教師、西陣織工等の勤めを経て、73年(雨丑)に作家デビューし、
75年(草卯)に
「石で第24回小説現代新人賞を受賞、
82年(海戌)に
陸奥冑記」「
第3回
吉川英治文学新人賞を受賞し、
京都市在住で共通干のない
澤田ふじ子(46-0905/海午)で、
本人は、京都府生まれで、同志社大学文学部文化史学専攻卒業、
同大学院修士課程修了で
専門は奈良仏教史という澤田は、
DNA「
」冲殺主導で、中傷される可能性があろうと、
誤解されている人物を再評価し、陽をあてていく作業をすることを、
己の役割に徹していく、一風変わった自尊心の持ち主
「牽冲+車」は、
大義のためには小を捨て、志を実現しやすい。
「牽冲+牽」は、目標を決めて突っ走らぬと、
無為無策になりやすい
「牽冲+調」は、
気品はあるが大胆な行動も好む。
才能はこの「調」であり、ありきたりではない独創的解釈
「牽冲+司」は、
感動を抑え込みながら、粛々と過ごす
「木+牽冲+酉月」は、
他人の謗りをかわしながら機敏に動くが、
目的は
時間の経過と共に変質していく可能性あり。
「巳」年生まれ「木戌」は、
スケールは大きい

宿命の特長は、仲秋午後六時頃の街中のお役所の出張所
あるいは、
湿気を避けたい希有な物品を保管する場所
恐らく駅前にあり、休日も営業しているが、
万全のサービスを提供できるわけでもなく苦情を受けやすい場所。
年支「巳」VS月支「酉」の半会は開放的だが、
月支「酉」VS日支「戌」の
は、こじらせるもとだし、
屈折しているばかりか、日干支は言わずと知れたさげ●●なので、
原理原則で訪れる人を縛りながら正論を主張するばかりか、
生月冲殺なので、責任はもてなくなり、深く関わると
深傷を負いかねない
表面的な姿は、頼りになる照明が街を照らしており、
見てくれの良い風景だが、本人のみ異質なので、
遠くから眺める限りはことさら問題は感じない。
ただし、
水性ゼロ(DNA龍/玉なし)には、潤いはなく
清掃された気配も皆無で、老化も早そうだ
単なる施設ととらえればそれまでだが、一般的な
作家に不可欠な想像力はなし
とはいえ、
素材さえあれば無限大に使用できるので、
自分の
生息地である畿内の歴史に題材を求めるのは不自然ではないが、
さすがに本物ではない(水性ゼロ)「木戌」は隠せず、
コミック好きなのは、読者にはそのギャップを
好意的に受け入れられる可能性大
だが、
本質的には自慢すべき事柄ではないだろう。
また、
宿命には母親の存在がないのに、同じような生業には疑問を覚えるし、
同時に母親がいないのだから、父親もいないという矛盾もある。
なのに、月干支「畑酉」VS日干支「木戌」の
干合支害持ちは、
妙な異性に騙されたりろくでもない質の良くない男の存在を意味するが、
仮に
相手がまともならば一緒になることで相手を廃人並みにしかねない
どうやら、
配偶者の存在は感じるが入り婿的な存在で、
稼働力が感じられず制御も不能な印象あり。
いずれにしろ、総エネルギー223点の「木戌」にしては、
害持ち病気持ちなのに男の影もあり
自身の木性は13点しかないので、
冒険はできない体質であろう。
年干支の「灯巳」は、何でも自分でやりたがるが、広い場所は苦手。
月干支の「畑酉」は、開拓者だが表面を飾る傾向あり。
そして日干支の「木戌」は、教育者の質だが、
ただでさえがんじがらめな印象なのに、水性がないので、
乾ききっている
そこに、年支「巳」VS月支「酉」の半会と、雑気ながら秋の土性の「戌」で、
地支は金性の一気格的にもなり、目下を猛烈に鼓吹しながら、
己も徹底的な働き者にもなるので、
強力な火力が近づけば炎上する可能性もあり。
干支番号構成は、54-46-11で北方と東方領域で、
華やかさであったり、ゆとりある風情は微塵もない。

後天運は、初旬「8歳鉄戌」が、DNA「」の危険で活発。
危機的だったか、男子のように
元気だったのか不明も決め手なし。
売りは異様な「木戌」の
生月冲殺の害持ちのみ。
2旬「18歳宝亥」は、年干支「灯巳」の天剋地冲を伴う
主導DNA」の自己確立
進み行く世界が180度変化があり、自分らしさとは何かを悟った。
現在の3旬「28歳海子」は、
宿命にない水性のDNA「」で新たな挑戦
とは言っても「木」なので、
だいそれた冒険をするわけではないが、
秋生まれで守護神とは言えぬが、
宿命にない水性が押し寄せ
創作意欲が湧き出してきて、準ターボ運の応援もあり
デビューする。
来年(15年/草未)から始まる、DNA「石」の人付き合い年から始まる
4旬「38歳雨丑」は、年支「巳」と月支「酉」が
からむ外向きの三合会局で、同じく宿命にない水性でも真水で、
澤田らしいDNA「
」の世界が大きく拡大。
内側さえ犠牲にするなど私的面にこだわらずに仕事に生きれば
大きく社会に認められる可能性大で、主導する「牽」も活きるはずだが、
ありえないことも少なくないので戸惑ったり、
内側世界の充実にさえ傾かねば、作家として深くなっていけるに違いない。
その後の5旬「48歳木寅」は、DNA「
」の大半会。
少々
融通が効かなくなる恐れも、今後の生きざまを左右させるような、
大きな仕事をやりとげる可能性大
6旬「58歳草卯」は、DNA「
」の支合で、
月干支の天剋地冲と日支の支合という害切れ。
政治力を発揮して、思い切った気持ちにならないと、屈辱や妥協もあり。
7旬「68歳陽辰」は、同じく害切れで、守護神陽光のDNA「
」は、
ゆとりある発言と、嫌なものとの別離まであり。
8旬「78歳灯巳」は、DNA「
調」で、才能がキラリと光る時期。
生き方にさえ過ちがなければ、晩年でも良き仕事が出来るはず。

渋い傾向のある「木戌」ばかりか生月冲殺の作家としては、
全く似合わないtwitterの利用は賛成できかねるが、
肝心な内側世界の秘密は明かしてくれない(笑)。
配偶者の存在も見えるが自慢したくもないのだろうし、
あるいは口には出せない可能性もあり。
単に兼業主婦作家を名乗り、母校でアルバイトをしているという。
女子校の出身才能調」としては当然も、
36歳にして
喘息デビューは、水性のない人が、
10年運と年運で水性に押し寄せられたため。
気にしても仕方ないが、
湿気は大敵であることを自覚してもらいたい
「雨」を抑えるのは土性の存在。植木鉢に植えられた
毒性の強い「木」とて、
感謝や奉仕がなければ、もたないということであろう。
耳管開放症になったのも同様に水に流されているためで、
本来なら、
母親との関わりは共通干もないばかりか、
宿命にない忌み神の「海」のため、
接触を極力避けたい
それだけでも、
水が身体に与える辛さは軽減できるはずである。

さて日輪はデビュー三作目としては、
大変読みやすい文体であるし、
好感の持てる内容であることは間違いない。
個人的には、主人公の
舎人の行く末の暗示と、
行方不明になった
雑戸職人の娘のその後くらいは、
ほのめかしてもらいたかった
そういう
暖かみがあるのが、守護神の方向なのだから☆
澤田瞳子77-0914
畑灯灯
戌酉巳+8
調司牽牽車(牽冲殺主導)
木性(13)火性(72)土性(63)金性(75)水性(00)/総合223
申酉日座生月冲殺/主導DNA(18歳宝亥)
ターボ運(準を含む・28歳〜)/三合会局(38歳雨丑)/大半会(48歳木寅)
月干支VS日干支干合支害/害切れ(58歳草卯/68歳陽辰)
地支半会金性一気格的/木性脆弱/火性過多/金性過多/水性ゼロ
+8歳鉄戌/18歳宝亥/28歳海子/38歳雨丑/48歳木寅/58歳草卯/68歳陽辰/78歳灯巳〜
01(木)BE●
澤田ふじ子○46-0905
陽陽陽
午申戌-9
禄禄司龍車(龍冲殺主導)
木性(00)火性(90)土性(66)金性(52)水性(44)/総合252
申酉生月冲殺/生日冲殺/三合会局主導DNA(59歳鉄寅)
木性ゼロ/火性過多/土性過多/金性過多
-9歳草未/19歳木午/29歳雨巳/39歳海辰/49歳宝卯/59歳鉄寅/69歳畑丑/79歳山子〜
09(海)BE●
 
■2014年04月12日(土)雨丑
松久淳中級作家入門と中級作家たる所以
松久淳//中級作家入門○BE
○構成ライター出身で、単著デビューは95年(草亥)の
DNA「龍」の半会年の「吹替映画大事典」。
電通勤務の
田中渉(67-0320/雨未)に唆されて、
田中が原案をだし、本人がまとめたベストセラーになり映画にもなった
天国本屋の00年(鉄辰)が、単行本実質デビューの
こっぱ作家(本人談)の松久淳(68-1223/灯卯)が、
雑誌「野性時代」に12年(海辰)から連載していた
自虐エッセイ
中級家入門が、
01月31日(海寅)のDNA「牽」日に上梓された。

同書は、ベストセラーも映画化作品もある著者だが、
自分は
現役作家ランキングでいえば100位から200位くらいだという。
そんな「
中級作家」が、印税の計算方法や
驚くほど少ない映画の原作使用料といった懐事情編集者とのつきあい方
頼が来る経緯などの仕事の裏側までを、自虐ネタを交えて赤裸々に告白した、
冗談満載(注釈付)のノンストップ書き流しで、下手なお笑いなんかを見るより、
抱腹絶倒の作家の妄想と日常が興味深い。
印税生活を夢見る作家志望の人は、
その内容に衝撃を受けるので、読まないほうが無難だが、
中途半端だが同年代のサラリーマンと同程度の稼ぎで世を渡り、
友達の少ない作家のよく出来た昭和感を満喫できる書は楽しい。

東京都葛飾区生まれで、上智大学文学部新聞学科卒業。
10年(鉄寅)のDNA「司」に、「第13回
みうらじゅん賞」を受賞した松久は、
DNA「
」主導で、ともかく仕事が早い
ライターとして対談を構成する仕事をして、現場の後に飲みに行っても
翌朝には確認原稿を仕上げてしまうばかりか、
連載開始時には、ほぼ全文注釈付きで書き上げてしまったり、
著作も書き上げてから、編集者に持ち込むため、
スピード感あり
フットワークもある誤解されかねないインドア派
実際の行動はともかく、
口では知性の裏付けある危ないことばかりを発言する。
また、本人曰く片付け&整理整頓はしっかり行き届いていたりもするわけで、
センスなし」+「片付け済み」がどうなるかというと、
この足し算の解答は、「
殺風景」だそうである。
「車+司」は、仕事が早く一見堅実なので、
利用されやすい
「車+龍」は、
一瞬のひらめきは抜群で、駄洒落は飲酒時に発揮されるそうで、
それを携帯メールで、
自分のPCに送信して貯めこむ(笑)。
酷評さゆり」「還付金パイ」「代案レイン
徐々に不思議な冒険」「別居哲也」「座椅子和夫」等々_____。
「車+調」は、
常に仕事をしていないと安心できないタイプ。
落ち着きはないが、だからといって愚にもつかないSNSを利用せずは、秀逸
本人も「
身の程知らずの迂闊な者はtwitterやるな」と断言。
すなわち「
迂闊」だからという言い訳もしている。
才能は「調」で、細やかな技術で、かゆいところに手が届くほどの言い訳。
繊細で独創的で、華やかな女性的感性であろう。
女性誌の連載も少なくなかったが、極端でもあるため、
禁煙で10キロ体重を増やす始末
DNA「
」年(09年/畑丑)に、実行するからだね(笑)。
「車+玉」は、考えた通りに書き記すわかりやすい人で、
嘘偽りはなし
「灯+車+子月」は、大物ではない
こっぱ者の諍いであり喧嘩で騒々しいだけ
「申」年生まれ「灯卯」は、
上がって落ちる。
著作が
ベストセラーになったり、映画化なんかされて調子に乗っていると、
そこから、
突き落とされる始末。

宿命の特長は、仲冬深夜零時の悪酔いしそうなお酒
飲み手の体調次第で、味も変化するので、つかみ所ないが、
つまみによっては、極上酒にもなるので、侮れない
年支「申」VS月支「子」の半会で水性強化は、
前向き
月支「子」VS日支「卯」の刑は、
他人にかみつきやすい
総エネルギー139点の弱火だが、その分
覚醒したときの行動力抜群
自身の火性は僅か12点で根っこもない、あるいは
根に持たない潔さだが、
守護神木性は38点であろうと、自身火性の三倍、
これに水性45点の稼働力がついてくるのだから、まずまず。
月干に立派な守護神「木」があり、これは夢や子供。
年干の「山」の極端さは、それこそかなり
高く積み上がるが、
才能なので、取り崩して使用することも可能なので、そこそこ恵まれている。
だからこそ
上級ではなくても低級にならず中級でいられるのだ。
年干支の「山申」は鉄壁の守り。
待ち運で、敵の攻撃に持ち堪えれば、援軍も現れる。
月干支の「木子」は、初心の意で、孤独感ある隠居的思考。
そして日干支の「灯卯」は、
いつもぐたぐたしているが、
その気になると一瞬で花火のような美しく香しい、恵まれた人
干支番号構成は、45-01-04で北方東方でやや限定された領域も、
創造力成分もあり、時代整合性ある冬生まれなので相応の姿。

後天運は、初旬「4歳草丑」は、DNA「」の改良改革。
庶民的な守護神の強化だが、これといった稼働条件がないが、
好奇心旺盛な、
比較的恵まれた少年時代を送ったことであろう。
2旬「14歳陽寅」は、DNA「
」の人間関係だが、
現実的な落ち込みはないものの、どこか
割り切れなかった妥協の時期
就職もしたのか、
なし崩しにライターになったか不明だが、
どっちつかずでもあり、
不明瞭
3旬「24歳灯卯」は、DNA「
」の律音で、見かけ以上の仕事が可能で、
鎧甲をまとったように、
地力強化が行われ、自著も出版。
それなりに売れてしまって、
中級作家のはしくれとなった。
4旬「34歳山辰」は、年支「申」と月支「子」のからむ三合会局と、
DNA「
調」の害で、仕事が拡がるように見えて、表向きだけ。
誤解されたり、
パクられたり安く見られたりと散々
特にここで、
上がれば落とされる体験を嫌という程した
とはいえ、この時期の苦渋があったこそ、本書の完成もあったのだから、
一概に否定することも出来ず、通過点と理解するしかない。
むろんDNA「
調」は才能だから、才能開花してこその裏切り
映画化されても、その女優には原作者扱いされないなど(笑)。
現在の5旬「44歳畑巳」は、DNA「
」の夢や進み行く方向の変化。
あるいは中級作家としての覚悟。
頼りの息子に「
おとうも直木賞とかとれば教科書にも載る」等と言われる。
前旬とは異なり、気持ちにはゆとりがでてきているので、
客観的になって、中級作家なりこっぱ作家を愉しむ。
この後は、6旬「54歳鉄午」は守護神月干支「木子」の天剋地冲で、
過去のことやネタ元について、あたふたしたり、
子供との付き合い方の変化などで、老化も気になり出すが、
DNA「
」の地道な努力を重ねて行く。
7旬「64歳宝未」は、月支の害はあろうと
DNA「
」の引力本能大強化で、安堵。
8旬「74歳海申」は、DNA「
」の干合で
中級作家なりの名誉を戴冠して、引き際へと進むか_____。

中級作家を自認する松久だが、問題点はいくつかある。
まず、その一は作家としての
パートナーの田中が
主導DNA方向とは言え忌み神

なのに、松久の日干支「灯卯」が田中の年干支「灯未」を大半会し、
田中には守護神にあたる松久は、ついつい仕事を組んで尽くしてしまう
もうひとつは、この
コンビの始まりが、
10年運害突入前の00年(鉄辰)の
害年という、
年支「申」VS月支「子」の三合会局を伴う節目であろうと、
堅実さには縁のないDNA「
」の害年だったということ。
そして、もうひとつは宿命は自慢できても、
後天運に稼働条件なり、魅力的な輝きがないこと。
つまり、
上級作家になる器ではないということだ。
しかし、
中級には中級なりの役割があり
それを
忠実に実行している松久は立派だと記しておきたい。
ファンは多くはなかろうと、面白い部分があるのは、美徳だからね☆
松久淳68-1223
木山木
卯子申+4
調玉龍車司(車主導)
木性(38)火性(12)土性(28)金性(16)水性(45)/総合139
戌亥天冲殺/生日冲殺
律音(24歳灯卯)/三合会局害(34歳山辰)
火性脆弱/土性脆弱/金性脆弱/水性過多
+4歳草丑/14歳陽寅/24歳灯卯/34歳山辰/44歳畑巳/54歳鉄午/64歳宝未/74歳海申〜
04(灯)BE
 
■2014年04月14日(月)草卯
池澤春菜乙女の読者道は父も祖父も超えぬ道
池澤春菜//乙女の読者道○BE
○祖父は作家で詩人でフランス文学者で
モスラの産みの親でもある
武彦(1918-0319/草丑)で、
父親は祖父が同人仲間の
あき子(1923-0309/宝巳)と
結婚して(後に離婚)誕生した芥川賞作家の
池澤(45-0707/灯丑)で、
母親はギリシャ料理家で、オリーブオイルソムリエの
池澤ショーンバウム直美(50-0317/宝亥)。
とはいえ、離婚遺伝を避けられず、両親も離婚した経緯がある
春菜(75-1215/草未)が、条件なし天冲殺の最後の最後の
14年01月20日(宝卯)のDNA「車」の半会日に、
(13年/雨巳の主導DNA天冲殺最終年の納音月の草丑)
それまで「本の雑誌」や「週刊プレイボーイ」などに連載した書評に
父親との対談まで大サービスして掲載された、名刺代わり本
乙女読者道を上梓した。
同書は、とにかく
活字中毒で、小学生の頃からおびただしい本を読み
今でも、
日に一〜二冊は軽く読破する池澤の記録だが、
内容は
父や祖父を意識しつつも、あれもこれも際限なく読みました感満載で、
私にとって読書は世界そのもの」と
本への愛情がたっぷり詰まった一冊というしかない。

ギリシャ・アテネ生まれ、東京都世田谷区育ち。
成城学園大学中退で、94年(木戌)のDNA「」年に声優デビュー。
「ケロロ軍曹」西澤桃華役、「マリア様が見てる」島津由乃役、
「ゲゲゲの鬼太郎」アマビエ役、
「とっとこハム太郎」の春名ヒロ子/ロコちゃんなど話題作に出演し、
02年(海午)からオスカープロモーションに所属していたが、
条件なし天冲殺一年目の12年11月21日(陽戌)のtwitterで
事務所の後輩の
彩芽(92-0827/草亥)が、
月9「
ビブリア古書の事件手帖」の主役に決まったことに触れ、
イメージが違う」とか「アニメなら自分がヒロインだ」のような
難癖をつけたと誤解されたあげく確執が生じ(本書でも改めて自説を強調)、
条件なし天冲殺と主導DNA年だった
昨年(13年/雨巳)12月31日(宝未)のDNA「車」日に放りだされて、
現在全くのフリー状態という体たらく
読書、海外SFとFTを偏愛。黒パグクーちゃんを溺愛で、
台湾と中国茶に片思い、きのこまみれ。料理とガンプラ、作るもの全般。
趣味だらけの人生を謳歌中とtwitterで語る池澤は、
DNA「
」主導で、庶民的な落ち着きのない性癖のため、
常に何かに没頭したがる。
新たな試みを企てるばかりか、裏読みをしたり、放浪したり満足知らず
「龍+貫」は、意志が強そうに見えるが、表向きほどの
派手さなし
「龍+鳳」は、内面の葛藤は激しく、さして
穏やかではない
「龍+司」は、
心深くテリトリー内でしか我が物顔出来ず
「草+龍+子月」は、直感力あり
懐古趣味も否定できず。
「卯」年生まれ「草未」は、
狭視で視野が狭く異性理解不能
読書量は半端でなかろうと、
本人の血肉になっているかは別問題
男の気持ちもわからぬのだから、わかってもらうしかあるまい

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃の派手さは抑えめの草花
年干支「草卯」VS日干支「草未」の大半会は、
あれこれ悔やまずに一気に行えば、
両天秤で何でもそこそこの成果はだすが、
月支「子」VS日支「未」の害持ちは、
最終結果はそれこそ華にならず
表向きの「草」と裏側の「草」は、不安定ながら「山」に隔てられているのに、
そこまで異質な活動を並行しているとも思えず。
とはいえ、タイに留学していた学生時代に、
山岳部で観光に行った際に山賊に誘拐されかけたが、
一緒にいたガイドが「
彼女は日本の政府高官の娘で
彼女に何かあれば日本から報復されるぞ
」などと
嘘を言いまくったので助かったという体験は
害持ちらしい危ない愛嬌か(笑)。
金性ゼロ(DNA車/牽なし)は、しゃかりきになって働かないうえに、
プライドも役割意識もなく、だから後輩を擁護するでもなく
自己の都合で大人げない発言をtwitterばかりか書物にまで残してしまう
深夜の山間にはびこっているさまで、凝視してもなかなかわかりづらい
自信家というよりは義理も人情もないのかもしれない。
配偶者成分も皆無で、内側害持ちでは、相手も退くであろう。
えと、結婚てなんて読むんですかね?
私の辞書に載ってなくて……おかしいな、落丁かな

守護霊達の導きで仕事人間に・・・と、貪欲に結婚考えてええんやで(白目)
というtweetを本年03月08日(山寅)の
DNA「司」日にしているが、
焦りはあるのだろう
今年(14年/木午)は、
宿命害切れとはいえ、
DNA「石」の妥
協でも良しと考えているのであろうな。
また、
体調をコントロール出来ず女性特有の病にもかかりやすく
定期的に絶食したりと、ブレブレ(笑)。
総エネルギー157点は、
いじらしいが毒持ちなので、花も歪
とはいえ、木性84点の過多は、
自分が一番可愛いのであろう。
年干支の「草卯」は、どこかで異性を軽んじており、鈍重。
月干支の「山子」は、叩かれも
底から這い上がる
大人に混じり、枝葉をはびこらせ、加工する名人。
そして日干支の「草未」は、
堅実で敵も少なく
人に可愛がられ
るが、個性的でも何でもない
文士の末裔であろうと、親に頼る部分が大きいと、ただのドラ娘
干支番号構成は、52-25-32で北方南方西方にまたがるが、
視野の問題もあり、
実力が追いつかない模様だ。

後天運は、初旬「7歳畑丑」はDNA「」の強い引力本能と、
月支「子」VS日支「未」の害切れを伴う日干支「草未」の
天剋地冲で、
初旬条件になるので、流れに乗れば
成功運型
権力権勢の発揮でもあり、小学校卒業時までに、
図書館の本は全て読んだとか、駅前の本屋で閉店時間まで立ち読みで
本を読んでいたとかの武勇伝
あり。
2旬「17歳鉄寅」は、干合で宿命にない強い金性のDNA「
」でデビュー。
とはいえ金性ゼロなので、
学業に拘りを見せずに中退
3旬「27歳宝卯」は、同じく宿命にない金性もDNA「
」の多忙。
ともかく、
声優としては徹底的に働いたのであろう。
現在の4旬「37歳海辰」は、DNA「
」の10年運天冲殺で、
先祖の功績をなぞるように、自らも文筆を極めようとするが、
」主導なのに普段着は着物みたいな部分もあり、微妙かも知れぬ。
引き替えに金性はなくなったので、
この後は、5旬「47歳雨巳」は
主導DNA」の10年運天冲殺
本当に自分の極める道を発見し、それを極める予定である。
6旬「57歳木午」は、DNA「
」の妥協・屈辱の支合と害切れ。
寄らば大樹の陰を痛感しながらも、存在感は見せる。
7旬「67歳草未」は、DNA「
」の律音で、頑固一徹強欲で何かに専念。
8旬「77歳陽申」は、DNA「
調」。決め手はなくも守護神陽光の到来と、
「申」内金性の恩恵を最晩年であろうと、受けるはずであろう。

祖父は、年支「午」VS日支「丑」の害持ちで表裏あり
望む望まずは別に、先妻死別後に
再婚。さらに、離婚
父親は、初旬干合支害真っ当な家庭に縁なしと思ったら、
共通干支のない春菜の母親と結婚し、あえなく離婚
そういう因縁は末代までついてまわるものだが、
春菜は配偶者成分皆無で、相手を間違えやすく、
かえって結婚しづらい宿命を与えられて、
試されている
09年(畑丑)には、ファンを名乗る男より
ストーカー被害を受けており、
そのあたりは
害持ち配偶者成分皆無を如実に表している。
好意を寄せる相手には振り向いてもらえず、
望まぬ異性には、つきまとわれる典型的宿命なのも興味深い。
また、実の
プリティッシュコロンビア大学計量経済学科卒業で、
ドイツ銀行グローバル・マーケッツ本部
OTC デリバティブトレーディングを
馘首され
職場のストレスにより退職させられた」と会社を告訴し、
賠償金までせしめているような、父親とは共通干支なし
母親とは共通干支のある子丑天冲殺でズル賢く
凄まじい宿命の
池澤摩耶(80-0411/木寅)がいるようだが、
既婚で
男児(08-0520/鉄申)も出産しているようだ。
この息子は
生年冲殺木性ゼロ(DNA禄/司なし)で、
配偶者成分皆無で、血は争えず
子丑が子丑を産むなんていったいどんな結婚しているのだか_____。
それはともかく
順番の法則からも姉の慶事は、さらに遠のく可能性大

巻末には、親子の対談があるのだが、年干支は納音月干支は干合支害
日支は対冲と融合する面がなくどこか余所余所しく、
腫れ物にさわるような父親
は、声優としては需要が減ってきた春菜に、
文筆家として成功できるようにエールを送るが、それこそ愛嬌のレベルだ。
また、あとがきでは、本書は自分の名刺だと断言。
呆れるくらい、完璧に私だ」そうで、ファンは喜ぶだろう。
しかし、
戌亥の祖父が始めた仕事も、
父親は生年冲殺でも申酉で作家となったが、
何の条件もない辰巳の春菜には重荷もいいところだ。
いつか書くのかな」なんて軽く囁いているが、
はみ出し運らしく、業界内でも別の道を実現させるのが、
この人の成功への使命のはずだ☆
池澤春菜○75-1215
山草灯
未子卯+7
貫司鳳龍貫(龍主導)
木性(84)火性(15)土性(33)金性(00)水性(25)/総合157
辰巳天冲殺/天冲殺(37歳海辰/47歳雨巳)
初旬条件あり(日干支を天剋地冲)
月支VS日支害/害切れ(7歳畑丑/57歳木午)/主導DNA(47歳雨巳)
異性理解不能
木性過多/火性脆弱/金性ゼロ(配偶者成分皆無)/水性脆弱
+7歳畑丑/17歳鉄寅/27歳宝卯/37歳海辰/47歳雨巳/57歳木午/67歳草未/77歳陽申〜
02(草)●BE
池澤夏樹○45-0707
雨草海
丑未酉※-1
龍車車貫禄(貫主導)
木性(30)火性(48)土性(48)金性(50)水性(38)/総合214
申酉生年冲殺/天冲殺(71歳草亥/81歳木戌/91歳雨酉/101歳海申)
変則方三位干合支害(1歳海午)/主導DNA律音(51歳灯丑)
月干支VS日干支天剋地冲/木性脆弱/金性過多
-1歳海午/11歳宝巳/21歳鉄辰/31歳畑卯/41歳山寅/51歳灯丑/61歳陽子/71歳草亥〜
04(灯)BE
池澤ショーエンバウム直美○50-0317
畑鉄海
亥卯寅-4
石龍司禄牽(禄冲殺主導)
木性(89)火性(17)土性(26)金性(19)水性(17)/総合168
寅卯生年生月冲殺/天冲殺(4歳山寅/34歳草亥/44歳木戌)
主導DNA(34歳草亥)/害(64歳海申)/三合会局(74歳宝未)
地支半会支合木性一気格/木性過多/火性脆弱/金性脆弱/水性脆弱
-4歳山寅/14歳灯丑/24歳陽子/34歳草亥/44歳木戌/54歳雨酉/64歳海申/74歳宝未〜
08(宝)●BE
福永武彦○18-0319
草山灯
丑卯午+6
司貫禄貫禄(貫主導)
木性(84)火性(20)土性(65)金性(11)水性(20)/総合200
戌亥天冲殺/生日冲殺/天冲殺(66歳海戌/76歳雨亥)/ターボ運(〜85歳)
年支VS日支害(表裏)/害切れ(36歳畑未/86歳木子)
木性過多/火性脆弱/金性脆弱/水性脆弱
+6歳陽辰/16歳灯巳/26歳山午/36歳畑未/46歳鉄申/56歳宝酉/66歳海戌/76歳雨亥〜
02(草)●BE
 
■2014年04月16日(水)灯巳
川瀬七緒桃ノ木坂互助会の陰と陽の危機一髪
川瀬七緒//桃ノ木坂互助会○BE
○11年(宝卯)のDNA「禄」の守護神年に、
よろずのとに気をつけよで、
第57回
江戸川乱歩賞を受賞した川瀬七緒(70-0428/灯丑※)の
木坂互助会が、02月28日(鉄午)の守護神的害日に上梓された。

同作は、著者本人が居住する神奈川県横浜市港北区にある
最寄り駅が東急電鉄「
大倉山」駅という「桃ノ木坂」町が舞台で、
互助会会長を始めとする
高齢者の精鋭グループが、
古き良き町を取り戻す活動の一環として、
地域の和を乱す不届き者を追い出す作戦を展開中に、
その男に怖ろしいめにあった女性が、
医師免許を所持する復讐代行業者の怪しい女性に、
男の殲滅を依頼したがために、
ターゲットがバッテイングしてしまい、不都合が生じてしまう。
仲間が重傷を負わされても、
警察が非協力的であったり、
内通者がいるのか、男側に感づかれたり、(男の)排除が困難になりかける。
元海自曹長互助会会長と復讐業者の奇妙な駆け引きは、
最後の最後に衝撃的などんでん返しを見せてくれる。
話としては
陰陽の対比もあり、仕掛けも無理がないのだが、
例え悪者であろうと、
掟破りの犯罪的手法を使用して良いのだろうか。
最終的な
後味はそこまで酷くはないのだが、
こんな発想でいては、
人間としての次元は上がらんばかりで、
最後は良い死に方はしないであろうなあという感想も持つ。
面白くないとは言わないが、
誉められた行為とは言えない事を強調しておく。

福島県白河市出身で、実家は写真館を営み、
文化服装学院服装科デザイン専攻科を卒業後の
91年(宝未)の
守護神四土入格年に、
服飾デザイン会社に就職し、子供服のデザイナーとなる。
その後、福井県出身の車好きの男性との結婚を機にフリーとなり、
上京以来住んでいた東京都内から、
夫のかつての居住地であった
神奈川県横浜市港北区に転居した川瀬は、
DNA「
調」主導で、他人と同じ考えや生き方を好まぬ性癖で、
歪んだ部分もあるので、妄想の上では、大義さえあれば復讐も良しとする。
「調+調」は、時に
哲学的な常識を超えた熱い発想
実行にうつすか否かは別にして、とてつもない
反逆的な考えの持ち主。
「調+鳳」は、
面倒なことは曖昧にしたり、誤魔化したりする。
「調+司」は、根気あり。
堪え忍ぶのは得意で、それを美徳とする。
「灯+調+辰月」は、
運命的方向に物事が進む
「戌」年生まれ「灯丑」は、
王道を好む

宿命の特長は、晩春午前八時頃の暖房装置
未だ余寒がある、さまざまなものが置かれた
倉庫を保温する。
もうなくてもいいのに、無理に働いている状態で、
総エネルギー250点中、
守護神金性は80点と相応にあるものの
肝心の
燃料源の木性は40点しかないため、近くによらぬとわからずヌルイ
燃料は僅かなので、執筆する時は一気に仕上げる
消し忘れの感もあるのだが、加減するスイッチ(海)も見当たらず
配偶者はいるようだが本物の関係になれているかは未知数
年支「戌」月支「辰」日支「丑」の四土格は、
何でもありの雑気で、
意識とは別に、
色々な事件が本人及び周囲で起きている
また、年支「鉄戌」VS月支「鉄辰」の納音持ちは、
表面的な秘密主義者
だから
受賞までは、ごく一部の人しか執筆活動をしていたのは知らず
そのわりには、
真面目な部分もあるので、ついつい地域の
港北区地域力発見プロジェクト」あたりにも協力したりもする。
実家が写真館なのに写真嫌いなのは、この納音ゆえのことだ。
年干支の「鉄戌」は、退路を確保した戦い。
月干支の「鉄辰」は、機を見るに敏な進撃上手。
そして日干支の「灯丑」は、先祖の恩恵を受けながら、
何らかの
意図のある善意を演出する。
干支番号構成は、47-17-14で北方・東方・南方をカバーするが、
そこまで領域は広いとは言えず、創作にも限度あり。

後天運は、初旬「7歳畑卯」はDNA「」の工夫する心が強化されるも、
これといった稼働条件はなく、ごく普通の子供であったはず。
2旬「17歳山寅」は、年支「戌」の半会を伴う
主導DNA調」で自己確立
祖父が生物の教師で、
昆虫に興味があったそうだが、
喰えないので止めろ」と言われ、大好きな服飾の世界へ。
機能重視ではなく、デザインを考慮した子供服を作ったそうだ。
3旬「27歳灯丑」は、DNA「
」の律音宿命に厚みがでて、
生き抜く力強化で、独立独歩
結婚もしたろうし、同時にフリーとなって仕事も続けた。
現在の4旬「37歳陽子」は、月支「辰」の半会で
自信もみなぎるうえに、日支「丑」の支合もあるDNA「
」で、
協調性和合性の
人間力強化
この10年運に入った途端に、突如創作意欲が湧いたそうだが、
一気にデビューまでこぎつけたのは、
仕事大好き申酉天冲殺なのだろう。
また、この後は5旬「47歳草亥」が、DNA「
」。
6旬「57歳木戌」が、DNA「
」の木性強化
特別条件付10年運天冲殺がやってきて、
創造力には、大幅な厚みがやってくるだろうし、
7旬「67歳雨酉」は、DNA「
」の多忙。
8旬「77歳海申」は、DNA「
」の名誉。
晩年なのに稼働力があがる
10年運天冲殺を迎える。
これから40年間の大きなうねりに突入するわけだが、
作家としては頼もしい限りで、大変な成長や変貌を遂げていくだろうが、
それを実にしていくためには、
相応のお返しが可能か否か
初旬条件がないので、深い感謝がなければ潰れていく可能性もあり。
お試しに応えていくためには、自己の偏りを活かしながらも、
あまりも
反社会的な刺激に走らぬ方が、
身を傷めるようなことにならぬはずだ。

正直な感想は、日常的だがどこか西部劇の結末を思いださせる
最後の最後の小粋なラストシーン
がなければ、気分の良い題材ではなかった。
「調」主導の孤独な暗さ全開の切り口は、現実にもありえそうだが、
人を恨んだり、暴力に訴える破壊活動は、少々時代遅れ
信頼していた人の秘密も、老人は実は若い時から感じていた。
それを確信しただけでも良かったし、敵と感じて遠ざけていた人が、
実は真っ当な神経だったとか、
それなりのドンデン返しも、
気がつけば計算されたもので、納得する。
これを切実な作品と思わず、
実は
どたばたコメディだと思って読めば許せるのだ☆
川瀬七緒○70-0428※午前四時前生まれ
鉄鉄宝
丑辰戌-7
司司鳳調調(調主導)
木性(23)火性(38)土性(61)金性(80)水性(48)/総合250
申酉天冲殺/天冲殺(47歳草亥/57歳木戌/67歳雨酉/77歳海申)
主導DNA(17歳山寅)/律音(27歳灯丑)
四土格/年干支VS月干支納音
木性脆弱/火性脆弱/土性過多/金性過多
-7歳畑卯/17歳山寅/27歳灯丑/37歳陽子/47歳草亥/57歳木戌/67歳雨酉/77歳海申〜
04(灯)BE
 
■2014年04月21日(月)海戌
徳永圭その名もエスペランサを美化するな
徳永圭//その名もエスペランサ○BE
○11年(宝卯)のDNA」の支合年の02月21日(灯未)の、
忌み神年干と月干(共に海)が干合し共に「木」化し、
木性天干一気が成立した守護神日に、
初めて書いた長篇小説
をとめ模様、スパイ日和で、
第12回
ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビューを飾り、
翌年(12年/海辰)には、
片桐酒の副業を発表し、
昨年(13年/雨巳)の主導DNA「
」年を執筆にあてた
徳永圭(82-1217/木戌)のその名もエペランサが、
03月20日(鉄寅)のDNA「車」の半会日に上梓された。

同書は、黒ぶち眼鏡生真面目独り暮らし日課は通い猫の煮干しやり
目指すは時代整合性なき三十年くらいは遅れている発想
派遣のプロ」だったが、新たに向かった派遣先は_____。
あまりにも話が違う。
パワハラで辞した前職場で受けた心の傷が癒えぬまま
向かった先は何と徒歩十分という
近場だけが取り柄
今度もハズレ濃厚で、
英文事務のはずが、
作業服(きな粉おはぎ色)の部品係兼務だった。
なぜか
トラブルを喜ぶチャラ男枯れてない仙人いびりの鬼に囲まれ、
初の海外プロジェクトの一員にされてしまう。
こんな工場から果たして「
希望(エスペランサ)」は生まれるのか?
仕事をしている限り、ちょっとしたトラブルはつきものだが、
失敗できない重要な仕事を派遣に任せて誰が責任をとるのか
派遣元の了解も得ずに徹夜仕事なんか引き受けていいのか
しかも、高速道路走行の助手席で翻訳したり_____。
最後の最後のオチは、派遣経験が染みついた
徳永の実体験ではないかと思わせる
が、何せ本人は黙して語らずなので不明。
文章力はさすがと唸らせるものはあるが、
読んでスッキリするような
爽快感もなければ主人公に感情移入できるほど
立派な逸話でもない
のが、とても残念。
もう、
搾取されるだけ派遣社員の時代ではないのだ。

愛知県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、
メーカー等の勤務を経て、トラブル後にユーターン。
派遣社員をドップリ経験し趣味は旅行にカフェ巡りと通俗的で、
ぎっくり腰の再発に怯えつつ、ヨガに通う日々。
何故か、
既婚者なのに、ひた隠す徳永は、DNA「」主導で、
ある体験をすると、そこから抜けだすのが不得手で、
気分転換も思いっきり苦手な、静かなオバさん体質
環境も変化させられないので、京都へ出ても愛知に戻る
高校時代、一番好きな教科は古典だったようで、
とくに時代によって単語の意味が変化していくあたりに興味を引かれ、
大学に入ったら日本語研究の道へ進みたいとも思っていた
」は、
いかにもな」である。
「玉+調」は、大人びているが、
いわゆる博学の世間知らずで、
得意分野以外では、期待出来ず。
だから、本書では近くに住む両親の車を車検にだすくだりがあるが、
さすが
愛知県自動車王国であろうと、車検が30分で終わるわけもないのに、
それでは、
ただの定期点検ではないのか_____。
おそらく車の免許をもっていなかったり、
免許はあろうと車には縁がないのではないか。
こんな単純なミスは編集者が気づくべきであろう
そして、何でも
過剰反応しやすいため、腰も痛める
才能は「調」で、独創的少女性で、
女性でも男性に互角に渡りあえると思い込む。
伴星にもなっているのに、
他人とは違う生き方が似合う
「玉+龍」は、周囲と歩調をとりづらく、
誤解されやすいのに、
スカイプで「語学交換」をやったり無茶苦茶(笑)。
「調」×2に「龍」×2で、頑固さもあり。
「木+調+子月」は、変わった勝負事にも通じ、
実家では麻雀卓を囲む
「戌」年生まれ「木戌」は、
孤立しやすい
困ったら動かないのだが、今年の01月19日(鉄寅)から28日(畑亥)まで、
十日間も外出しないなど、理解不能の部分もあり。

宿命の特長は、仲冬深夜零時頃真っ暗な海辺の防風林も、
総エネルギー220点中、自身の
木性は僅か19点とひょろひょろと細身。
(防風林とは名ばかりの)
柳みたいなものであろう。
安定感がないので、
精神的放浪はすれど現実的に動き回るのは実は不得手
とかいっても、
さげ●●日座冲殺で、
特に原理原則を優先し、意図的か否かは別にして、
異性を真綿のようなもので絞め殺す性分は備わる。
弱いながら、年支も「戌」なので、
異常性は際立つし、文才もあり。
年支VS日支同一なのだが、そこは「木戌」なので、
実家の支援は存分に受けているうえに、
実家近くに暮らすのは、本書の主人公とも同じ
なので
派遣の経験ばかりか、おそらく結婚の経緯も本書と同様と推測される。
創造力の水性は相応の91点に、名誉と稼働力の金性も58点ながら、
自身が19点という
矛盾が、この人の原動力
サイン会では、迂闊にもそれとわかってしまうのに、
既婚者の主婦作家を公表しないのは「木戌」の負い目に違いない
年干支の「海戌」は、
旧家に生まれて新たなことをする挑戦者
月干支の「海子」は、
怒らすと怖いが運気も落とす知恵者。
そして日干支の「木戌」は、
人を育てたり教えたりの才気ありで、
塾講師を短期間やっていた経緯もあり。
また、配偶者に不運をもたらすのに、どこか魅力的な人である。
干支番号構成は、59-49-11で北方東方領域で時代整合性あり。

後天運は、初旬「3歳宝亥」は、DNA「」の役割意識を強化されたが、
これといった動きなし。
2旬「13歳鉄戌」は、DNA「
」の危険
自身二つ所有する「戌」重なりで、本領発揮。
現在の3旬「23歳畑酉」は、
干合支害10年運天冲殺
その気になれば騙され裏切られるもので、
就職はしたもののトラブルあって派遣となり
その先で
ロクでもない男と出会って結婚したというところか
まるで、本書の主人公そのまま。とはいえ、そこは転んだままではない
「木戌」の10年運天冲殺で、DNA「
」の積み重ねは、作品を産みだした。
これこそが、一般的な
仕事での失敗結婚の反動であり、副産物
来年(15年/草未)から始まる4旬「33歳山申」は、DNA「
」の10年運天冲殺
奉仕と感謝がなければ、前旬を
清算せざるをえない状況
あるいは、害で始めた地味な生活の反転。
計算尽くで生きてしまうと、思わぬ挫折も否めない。
5旬「43歳灯未」は、
守護神で才能でもあるDNA「調」。
周囲の大変化に戸惑いながらも、方向転換。
この時、年干も月干も(共に海)も干合され「木」になるので、
日干「木」を入れて、
木性天干一気が成立するが、
目上を縛り付けたり、同化させることで、自己を大きく見せるようになる。
6旬「53歳陽午」は、宿命にはない
守護神火性のDNA「」。
偏りが是正され、豊かな感性となっていき、
善し悪しはともかくバランスがとられていくのである。
7旬「63歳草巳」は、DNA「
」の屈辱に妥協。
8旬「73歳木辰」は、DNA「
」の納音で全破壊へと向かう。

さしてヘビーではないが、濃い私的面を明かさない
twitterを始めたのは、11年04月24日(畑酉)の
干合支害天冲殺日
ツイートの2〜3割は
腰痛ネタで、情け無い
本書の主人公も、米の大袋を買っただけで、
ぎっくり腰になっているが、
こと細かに説明するほど野暮ではないが、
これは、
さして強くはない木戌」が結婚した弊害
とはいえ「玉」主導で
懲りぬので気づかない(笑)。
だからこそ、
いまどき恥ずかしくもなく主人公
派遣のプロを目指しています」と言わせてしまう。涼子か(笑)。
大半会を持ち合う天剋地冲関係の
(56-0630/山辰)には書評で
けなげでキュートな物語だ。たかが、というと失礼だが、
エンジンを組み立てるための部品を調達する、
それだけの仕事が、スリルとサスペンスに満ちた話になっていく。
なにしろ専門用語を知らない主人公が
英訳するスペインからのオーダーひとつで巨大な工場が動き、
綱渡りでサプライヤー(下請け)に発注した部品が滞れば、
工場のラインはストップし、毎日の納期に、
あるいはプロジェクトの試作品を運ぶ船便に間に合わなくなるのだ。
彼女は教えてくれる。どんな仕事にも、働く誰にでもドラマはあるのだと。
自分の仕事に前向きでひたむきでさえあれば。
仕事って面倒臭い。時につらい。できれば怠けたい。
おまけに職場の人間関係はなにかとわずらわしい。
だけど、大人になったら働くことは避けて通れない。
だったら、どうせ働くなら、自分でドラマをつくってしまえばいい
」と
持ちあげられているが、
派遣には責任はないそれを忘れてはいけない
自分の運命を動かしているのではなく
悪魔に魂を売り渡している時間の切り売りでしかない
派遣の陰の部分に蓋をして乙女の奮闘記みたいに仕立て上げ
美談みたいにすることが文学の使命なのだろうか。それは違う筈だ
この話は、派遣という設定でなくても成りたつのに、
あえて派遣だという時代遅れ感をだしたのは「玉」主導らしいが、
この
脱力感いっぱいの笑える結末にしたのであるならば、
今の時代の流れを気づいているのだろう。でも
鈍い読者は気づかない
否、徳永にしても机上の物語だから、無責任なのかもしれぬからいいのか(苦)。
出版社の売りは「
文章から滲み出る苦味と渋み、
読後の清涼感は新人作家とは思えぬハードボイルド
」と
評判を呼んだ大型女性作家の渾身作、いよいよ登場!
仕事小説を超えた
生き方小説とは笑わせるなあ生き方悪いよ(爆)
ちなみに、この生年月日は、徳永のtweetより割り出したものであり、
実際には18日午前四時前生まれかも知れないし、確証はない。
男女の差はあるが、
いきのがかり
良樹と同一であることを付け加えておく☆
徳永圭82-1217
海海灯
戌子戌-3
龍龍調玉調(玉主導)
木性(19)火性(26)土性(26)金性(58)水性(91)/総合220
申酉日座冲殺/天冲殺(23歳畑酉/33歳山申)
変則方三位(3歳宝亥)/干合支害(23歳畑酉)
干合木性天干一気(43歳灯未)/納音(73歳木辰)
木性脆弱/火性脆弱/土性脆弱/水性過多
-3歳宝亥/13歳鉄戌/23歳畑酉/33歳山申/43歳灯未/53歳陽午/63歳草巳/73歳木辰〜
01(木)BE●
 
■2014年04月26日(土)灯卯
若竹七海暗い越流のねじれた毒
若竹七海//暗い越流○BE
○大学在学中はミステリクラブに所属して、
木智みはる名義で創元推理文庫の折り込み冊子「紙魚の手帳」で
女子大生はチャターボックス」という書評コーナーを担当。
卒業後には、業界紙の編集部などに勤務し、91年(宝未)の干合年に
ぼくのミテリな日常でデビューし、
本格推理小説、ハードボイルド、コージー・ミステリ、
ホラー、パニック小説、歴史ミステリーと多彩な作風を展開するも、
その中で一貫して、
人の心の中に潜む悪意を描く
若竹七海(63-0712/陽辰)が、13年(雨巳)のDNA「牽」年に、
第66回
日本推理作家協会賞(13-0426/海戌)の
守護神天剋地冲日に短編部門で受賞となった
暗いが、03月20日(鉄寅)の方三位日に上梓された。

同書は、通りかかった犬に吠えられ飼い主と口論になった末に逆上し車で暴走、
死者5名、重軽傷者23名という事件を引き起こした
最低の死刑囚にファンレターが届き、
その
女性差出人の素性を調べるよう依頼された「編集者の私」は、
彼女が5年前の
嵐の晩に失踪し、行方が知れないことをつきとめた。
そして、彼女の家を訪ねると、
死刑囚と失踪者の家が目と鼻の先であることに気づく。
折しも超大型台風の上陸が迫っていたが、
事件を解明させたあと、「
編集者の私」は、ある計画を思い立つ_____。
表題作をふくむ、どれも
戦慄の毒満載に、
清々しさは一切ないが、「やられた」と感じるはずだ。

東京都生まれで、立教大学文学部史学科を卒業。
夫は評論家(バカミスの提唱)で、日本テレビ勤務の
小山正(63-XXXX)で、
本名は
小山ひとみの若竹は、DNA「」主導で、
熱き心のなかに、異質の熱さを隠し持ち両者を妥協させたような感覚で、
一癖も二癖もある思考回路計算高い交遊は、冷徹な印象すら与える。
「石+玉」は、
理論理屈最優先で、メッセージ性の強い暗い賢さ。
「石+牽」は、
懐疑的かと思えば、気配り上等の打算も大ありで流れに乗る。
「石+調」は、
自尊心はないことはないが、格別な対象にのみに発揮され、
地位や栄誉にはさほどこだわらないという顔をしているが、本心ではない
才能は「調」で、少女趣味などという可愛いものではなく、
ひねりを利かせた悪意に、ひねくれ根性丸出しの独創的ひがみである。
「陽+石+未月」は、若かろうと
派手さをあえて抑え
隠居老人的渋い魅力は、著者のつくりだしたキャラクターの一人であり、
本書の別短編にも登場する「
葉村晶」を思い浮かべれば間違いなし。
「卯」年生まれ「陽辰」は、積極的に何かを始めるのではなく、
執筆の依頼であろうと、きっかけはすべからく
受け身
何か
妙なものをもっているので、相手が近づいてくるわけだ。
同学年で趣味趣向が同一方向だった
夫も
騙されて踏みこみすぎたに違いない(笑)。

宿命の特長は、晩夏午後二時頃の陽光で、ぎらぎらとクドい
とはいえ、
押し出しの強い子丑天冲殺でも、
総エネルギー237点中、自身の火性47点より、
救いや創造力の木性が81点もあるので、
息切れは一切なし
本来の守護神「海」の存在がなくとも、
砂漠地帯なのに、天空から距離があり、
オアシスの池なり川もそこかしこにあるので、
ひと目で嫌気を感じる訳ではないのが救いといえよう。
ただし、この宿命の最大級の難関は、
子丑天冲殺でも癖のある「陽辰」ばかりか、
年支「卯」VS日支「辰」の
害持ちで、表裏ありということ。
これは年支「卯」VS月支「未」で、
せっかちながら目一杯煽っておいて、最後には落とすという、
質の悪い
美しさが微塵もない薄汚れた根性(笑)。
むろん、それは褒め称えるという意味でのことで、
一般人なら単なる鼻つまみ者なだけで、周囲から人が去って行くのだが、
作家として才気を活かしているばかりか、
害であろうと、
器の中身が同じ「」という構造が
特性を活かしやすくしているはずだ。
しかも「雨」→「陽」の剋線は、
DNA「牽」の見事なスタイルを構築しており、
技巧的ですらある。
とはいえ
悪者には変わりなくみんなの不幸」なんていう作品もあるくらいで、
根性は真っ直ぐではないとしかいいようがない。
また「
トシをとるということは、疲労回復用の精力剤と、
入浴剤と、湿布への出費が増大するということだ
」なんていうが、
それは、この年齢では早すぎで、
害持ちなりの不摂生だろう。
年干支の「雨卯」は、霧のように軽いが真面目な貴族的タイプ。
月干支の「畑未」は、開拓者だが
他人を無意識に利用するじゃじゃ馬
そして日干支の「陽辰」は、若い頃
苦労があり段階的に上昇するが、
表向きは温厚で愉しいが、
奥底は辛辣で自己中心
干支番号構成は、40-56-54で西方北方領域だが、
存外狭い領域なので、シリーズ物や短編が似合うのだろう。
何と言っても、
自分が主人公みたいな作品でデビューしてしまうのだから。

後天運は、初旬「9歳鉄申」がターボ運(子丑天冲殺回り)付の
DNA「
」の引力本能半会で、遅咲きながら、何となく存在感が重厚になり、
いるだけで目立つという少女時代。
2旬「19歳宝酉」は、DNA「
」の干合で、宿命の害切れ
ここでは夫にも出会っているだろうし、
当然のように「宝」重なりには、デビューもしてる。
3旬「29歳海戌」は、宿命にないDNA「
」の守護神天剋地冲
問題作を発表したり意欲的に、輝いた。
4旬「39歳雨亥」は、DNA「
」の役目役割。それなりに格好はつけた。
現在の5旬「49歳木子」は、DNA「
」の半会の10年運天冲殺
これまでの中途半端が嘘のように感じるほどの
エネルギーが充実する完成期に入り、ようやく念願の賞も受賞し
次元が上がったわけだが、初旬条件があるわけでもなく、
これを自分の
実力と勘違して謙虚さがなかったり、感謝がないと
おそらく
宿命内害毒が増殖して死期が早まることになる
さらに6旬「59歳草丑」は、DNA「
」の10年運天冲殺
立場が大きく変化する事に、抵抗することなく従うか否かで決まるが、
所有していなかった前旬の「木」と異なり、
「草」は総エネルギー237点中81点という想像力の源。
受け入れ態勢はあるだけに、調子に乗るだけ乗って、
前旬ばかりか、ここでも何も出来ないと、ここは抜けられない可能性も大。
7旬「69歳陽寅」は、DNA「
」の守備本能。
方三位もあって、緊張感もなくなり惚ける。
8旬「79歳灯卯」は、
主導DNA」の自己確立も、
もあって、かつての栄華は色褪せるはずである。

第66回日本推理作家協会賞受賞時には、
読むのも書くのも長いおはなしより短編が大好き」とコメントした。
これは、
害持ちの特有なので、その通りですと申し上げる。
また「
わたしの思い描く理想のミステリ短編には、三つの必須条件があります。
五十枚から七十枚ほどの長さに最低でも二回のツイスト&ターン、
読者にはそれと気づかれないけれども印象的な伏線、
そして、世界がひっくり返るほどの強烈なフィニッシング・ストローク。
ただし、この理想をすべて満たすミステリ短編は、
まだ、受賞作を含めて、書けたためしがありません。
ですが、今回の受賞で、死ぬまでに、
そんな理想のミステリ短編が書けるかもしれないよ、
と背中を押されたような気がしています。ありがとうございました
」と
決意表明をしているが、これからは冬の時代が終わり、春の時代を迎える。
そういう
時代背景を損なうことのない表現さえできれば可能であろう。
それが
10年運天冲殺の流れに背かないことだが、
ただでさえ
謙虚さに乏しい子丑天冲殺の害持ちが、
薄汚い毒をそのまま吐くのではなく
一段階
次元をあげたひねりを期待したい。
じりじり熱いのは宿命だが、
爽やかさで毒を包めば絶好調になる☆
若竹七海63-0712
畑雨海
辰未卯※+9
牽調玉石玉(石主導)
木性(81)火性(47)土性(69)金性(00)水性(40)/総合237
子丑天冲殺/生日冲殺/天冲殺(49歳木子/59歳草丑)
ターボ運(〜48歳)/天剋地冲(29歳海戌)/三合会局(39歳雨亥)
方三位(69歳陽寅)/主導DNA害(79歳灯卯)
年支VS日支害(表裏)/害切れ(19歳宝酉/29歳海戌)
木性過多/土性過多/金性ゼロ(配偶者成分皆無)
+9歳鉄申/19歳宝酉/29歳海戌/39歳雨亥/49歳木子/59歳草丑/69歳陽寅/79歳灯卯〜
03(陽)●BE
 
 
移 動 祝 祭 日● 2 0 1 4 年// 木 午
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コラム総合目次/茶房会館(1 9 9 6 年〜)
さ く い ん
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